サロンで染めた髪色はなるべく長い間楽しみたいもの。でもピンク系カラーはどうしてもすぐに色が抜けてしまいがち。そんなお悩みにこたえてくれるのがカラーシャンプー。ムラシャンに続いて、今回はピンクシャンプーをご紹介します。


ほんのりと髪を染める効果のあるピンクシャンプーは、ピンク系カラーの色持ちをよくしたい人におすすめです。

カラーリングのしくみや、ピンクシャンプーを使うのに向いている髪色、ブリーチなしの髪に効果的なのか、髪色をキープするために日常生活で気をつけたいことなど、ヘアメイクアーティスト・美容師のプロを育成している東京モード学園の教師でもある浅見慶さんに教えていただきました。

ピンクシャンプーの選び方やおすすめ商品についても紹介します。

◾️ ピンクシャンプーはこんな人におすすめ
・ピンク系、赤系、赤紫系のヘアカラーをキープしたい人
・ハイトーンのブリーチをしている人が、ほんのりピンクに色付けをして、印象を変えたいとき

赤やピンクといった色味は落ちやすいので、ブリーチをしていない、明るめのピンク系の髪色の人が使っても効果がわかりやすいでしょう。

◆プロフィール

東京モード学園 教師
浅見 慶 

表参道・青山・銀座・赤坂エリアのサロンで美容師として勤務し、ヘアメイクアーティストとしてブライダルヘアメイクやウェブCM、PV撮影にも携わる。自身も普段から5種類以上のシャンプーを使い分ける髪とカラーケアの専門家。東京モード学園の美容学科にはヘアカラーリスト専攻があり、豊富に揃ったカラー剤を使用し、カラーリングの基礎知識から実際の現場で使われている技術やケアなどを実践的に学ぶことができる。

東京モード学園webサイトはこちら

ピンクシャンプーってどんなもの? ピンクシャンプーの効果的な使い方

ピンクシャンプーは髪にピンクの色味を足すことで、色落ちを防いでくれるカラーシャンプーです。でも、そもそもなぜカラーリング後に色落ちしてしまうのでしょうか。

ピンク系カラーは色落ちしやすい? カラーリングのしくみ

サロンで染めたピンク系カラーの色持ちをよくしてくれるピンクシャンプー。どんな髪色の人におすすめなのか、ブリーチをしていない髪にも効果的なのか、使用時の注意点などを美容師さんに聞きました。おすすめのピンクシャンプーも紹介します。

黄色人種の黒い髪をピンクや赤系の色にしたい場合、そのままの髪色をベースにピンクや赤色を入れようとすると、色が沈んでしまったり、そもそもピンクや赤に見えなかったりします。

そのため、まずはブリーチで茶色や黄色といった明るい髪色にしてからピンクや赤といった色を入れていく必要があります。

ブリーチは脱色とも言われるように、髪のメラミン色素を分解し、色味を抜く作用があり、ブリーチを繰り返すると、髪色は「黒→オレンジ→黄色→白」といった順に変化していきます。

ブリーチをすると表面のキューティクルが失われてしまうので、ブリーチ後に入れたピンク系カラーはどうしても髪にとどまりづらくなってしまいます

それに加えて、ピンク系や赤系の染料はその性質的にどうしても色落ちしやすいので、きれいなピンク系カラーを長くキープすることは難しいのです。

「ブリーチをした髪にはカラーが入りやすいのですが、その分抜けやすくなってしまうのです」

ピンクシャンプーはこんな人におすすめ!

ピンクシャンプーはこんな人におすすめ!

Image: Shutterstock


ムラシャンは補色の関係にある黄色を抑える効果がありましたが、ピンクの補色は緑色。緑の髪色を抑えるためというよりは、基本的にはピンクの色みを足していくようなイメージで使用します。

ピンク系や赤系、赤紫系といったヘアカラーの人の髪色を長持ちさせるために使うと効果的です。

白っぽいハイトーンの髪色の人が、印象を変えて全体にピンクっぽくしたいときに使うのもよいでしょう。

ピンクシャンプーの効果的な使い方

カラーシャンンプーは頭皮を洗浄するためのものというよりは、髪の毛をケアするためのもの。そのため、洗浄効果は低いものが多いです。

頭皮をさっぱりさせたいときや、オイルやワックスなどを使用している場合は、通常のシャンプーで軽く洗ってからカラーシャンプーを使用してください。

「ヘアオイルが髪にたくさんついていると、髪がコーティングされた状態になり、カラーシャンプーの効果を実感しづらくなってしまいます」

水分が垂れない程度にタオルなどで髪の水気を切り、カラーシャンプーを揉み込むように髪全体に塗布して5〜10分ほど放置し、洗い流します。

だいたい週に2回、しっかり色をつけたい人は週に3回程度使用するのがよいでしょう。
商品に適切な放置時間や使用頻度が記載されていることもあるので、その場合はその指示にしたがってください。

カラーシャンプーの後は通常のトリートメントなどで髪を整えます。

「髪に浸透するタイプのヘアパックは髪の内側の色を押し出して流してしまうことがあります。薬剤の影響で髪が不安定なカラー後2〜3日は浸透するヘアパックなどは避けましょう」

使うときの注意点

ピンクシャンプーは色味が強いものが多いので、色素が髪に残ったままにならないように、美容院へ行く前、少なくとも3〜5日前はカラーシャンプーの使用は避けるようにしてください。

ピンクシャンプーの選び方

ピンクシャンプーの選び方を探しているピンクの髪色の女性

穏やかな洗浄力のものを

カラーシャンプーは全体的にしっとりとした仕上がりになるものが多いのですが、ブリーチやカラーリングで傷んだ髪や地肌をいたわるためにも、洗浄力が強すぎるものは避け、髪や肌にやさしい成分のものを選ぶようにしましょう。

染色効果・コストパフォーマンス

ピンクシャンプーはカラーシャンプーの中でも色がつきやすい傾向にありますが、染まりやすさや、どんなピンクの色味になるかはメーカーによって異なります。

メーカーサイトのビフォーアフターを参考にしたり、好みの香りのものを試してみたりするのもよいでしょう。

髪の長さやどれだけの期間使いたいかによって、必要な容量も変わってきます。価格だけでなく容量や容器の使いやすさも忘れずに確認を。

「カラーシャンプーの中でも色持ちをメインにしているものと、カラー後の髪のPH調整をメインにしているものがあります。迷ったら担当の美容師さんに聞いてみてください!」

おすすめピンクシャンプー10選

たくさんの種類があるピンクシャンプー。選ぶときは、以下の点を参考にしてみましょう。

・カラーリングで傷んだ髪や地肌をいたわるために、やさしい成分のものを選びましょう。
・しっかりした色づきを求めるのか、使い続けて褪色を防ぎたいのか、目的に合わせて選びましょう。
・髪の長さによっても使用するシャンプーの量は違ってきます。コストパフォーマンスのよしあしも判断材料に。

※各商品の★数は編集部独自の調査によるものです。
※色づきや使用感は個人の感想に基づくもので、確実な効果や効能を示すものではありません。

ルコ カラーシャンプー ピンク(500mL)

ルコ カラーシャンプー ピンク(500mL)
ピンクの色素が濃いピンクシャンプー。天然由来の植物エキスやアルガンオイルを配合し、きしみを抑えて髪をケアしながら洗います。泡立ちがよく、コスパも◎。天然精油のオレンジの香り。

色づき ☆☆☆☆☆
使用感 ☆☆☆☆☆☆
コスパ ☆☆☆☆☆☆

エブリ カラーシャンプー ピンク・レッド(300mL)

エブリ カラーシャンプー ピンク・レッド(300mL)
アミノ酸洗浄成分配合なので、やさしい洗い上がり。アルガンオイル、月見草エキスなど4つの天然由来成分を配合。

髪のダメージをケアし、色落ちを防いで滑らかな髪へ導いてくれます。

色づき ☆☆☆☆
使用感 ☆☆☆☆
コスパ ☆☆☆☆☆☆

ソマルカ カラーシャンプー ピンク(150mL)

ソマルカ カラーシャンプー ピンク(150mL)
アルカリ性に傾きがちな髪のpHバランスが地肌と同じ弱酸性に近づくよう、ヘアカラー後の髪をいたわり、コンディションを整えてくれるカラーシャンプー。

贅沢な泡立ちと泡持ちのよさが特徴。爪が染まりにくい処方もうれしい。フローラル系のベースにフルーツやムスクを加えた香り。

色づき ☆☆☆☆☆☆
使用感 ☆☆☆☆
コスパ ☆☆

クオルシア カラーシャンプー ピンク(250mL)

クオルシア カラーシャンプー ピンク(250mL)
痛みがちなカラーリング後の髪と頭皮をアミノ酸系の洗浄処方でやさしく洗い上げるカラーシャンプー。赤やピンクなどの暖色系カラーの褪色を防ぎ、鮮やかな色味を長持ちさせます。13種類の植物エキスに加え、ダメージケア成分(加水分解ケラチン〈羊毛〉)を配合。甘すぎない、さわやかなシトラスフローラルの香り。

色づき ☆☆☆☆☆☆
使用感 ☆☆
コスパ ☆☆☆☆

ロイド カラーシャンプー ピンク(300mL)

ロイド カラーシャンプー ピンク(300mL)
ホホバオイル、マカデミアナッツオイルをはじめとした20種類の天然植物由来の保湿成分を豊富に配合。カラーリング等でダメージを受けやすい髪をしっとりと洗い上げます。フルーティでトロピカルな香り。

色づき ☆☆☆☆
使用感 ☆☆
コスパ ☆☆☆☆☆☆

N. カラーシャンプー Pi(ピンク)(320mL)

N. カラーシャンプー Pi(ピンク)(320mL)
ティントロックポリマー配合で色素流出を抑え、サロンで染めた髪色の褪色を穏やかにしてカラーキープしてくれるシャンプーです。

シア脂油、ブロッコリー種子油、加水分解シルクなど天然由来の保湿成分も配合。色が濃く入りすぎず、ハイトーンの髪にほんのり色づく効果があので、ピンクや赤系の髪色の人に。ホワイトフローラルの香り。

色づき ☆☆
使用感 ☆☆☆☆☆☆
コスパ ☆☆☆

エンシェールズ カラーシャンプー ホットピンク(200mL)

エンシェールズカラーシャンプー ホットピンクシャンプー 200ml 200ミリリットル
ピンク系や赤系のカラーキープに。

発色が強めなので、メーカーサイトによるとブリーチをしていなくてもある程度明るいブラウンヘアであればふんわりとピンクブラウンに色づくようです。ヒアルロン酸配合でしっとりとした洗い上がりに。

色づき ☆☆☆☆☆
使用感 ☆☆☆
コスパ ☆☆

アレスカラー ピンクシャンプー(200mL)

アレスカラー ピンクシャンプー(200mL)
髪のきしみを抑えてしなやかに洗い上げるカラーシャンプーです。

ヒアルロン酸の約2倍の保湿力をもつリピジュア配合でブリーチやカラーでダメージを受けた髪に優しいのもうれしい。ハイトーンの赤系やピンク系カラーの褪色を防いで髪色を長持ちさせたい人に。

色づき ☆☆☆
使用感 ☆☆☆☆☆
コスパ ☆☆

カラタスシャンプー ヒートケア Pk(250mL)

カラタスシャンプー ヒートケア Pk(250mL)
保湿成分のフルボ酸(フムスエキス)配合で髪や頭皮に潤いを与え、洗い上がりのきしみも抑えてくれるカラーシャンプー。

ドライヤーなどの熱に反応してブリーチで傷んだ髪を補修保護してくれるヒートケア処方。赤系やピンク系カラーの髪色を長持ちさせ、色落ちを防ぎます。ホワイトジャスミンの香り。

色づき ☆☆
使用感 ☆☆☆☆
コスパ ☆☆☆

ALIVE カラーキープシャンプー ベリーピンク(200mL)

ALIVE カラーキープシャンプー ベリーピンク(200mL)
カラーに特化したサロンのカラースペシャリストによる独自配合のカラーケアシャンプー。

すっきりと洗い上げながらしっとりした仕上がりを追求し、ヒアルロン酸Na、クエン酸、ハチミツ、ツバキ種子油など髪にやさしい成分も配合されています。赤やピンク、オレンジなど暖色系カラーの人に。

色づき ☆☆
使用感 ☆☆
コスパ ☆☆☆

まとめ

気軽で手軽なホームケアで新鮮な髪色を手に入れる

ピンク系ヘアカラーを鮮やかにキープ!おすすめピンクシャンプーを美容師が厳選
ピンクシャンプーはピンク系カラーの褪色を抑えることができるほか、ハイトーンの白っぽい髪色の人が使うとほんのりとしたピンク色に髪色を変えることもできます。

ホームケアの選択肢が豊富な今、髪色をできるだけ長持ちさせたり、印象を変えたりしたいときにカラーシャンプーを取り入れて、新鮮な髪色を楽しんでみましょう。

ムラサキシャンプーの記事はこちら

Ranking