セーターに温かさを求めると、つい厚いものを選びがち。
けれども、いざ温かさを手に入れても、今度はアウターの中でごわつく感じが気になって気になって……。
薄くてもしっかり温かいセーターとなると、もうあの素材しかないでしょ!
デイリーなカシミヤセーター
UNIQLO 「カシミヤクルーネックセーター MENS」 ¥9,990(税込)
毎日使いのセーターとして、たどり着いたのがカシミヤ素材。
ブランドによっては数万円する品もありますが、ユニクロなら定価で約10,000円。大感謝祭や新年のセール時期を狙うともっとお安く手に入れることができます。
袖を通してみるとわかりますが、この値段でこのクオリティを届けてくれるなんでさすがユニクロさま。
現在クローゼットにあるユニクロのカシミヤセーターは5枚。
右上から時計回りに、こんな感じ。
・MENS JW ANDERSON カシミヤクルーネックセーター M(ベージュ)
・WOMENS カシミヤコクーンカーディガン S(ベージュ)
・MENS カシミヤクルーネックセーター S(ブラック)
・MENS カシミヤクルーネックセーター M(ダークグレー)
去年購入した3枚に加えて今年は定番のクルーネックとJW ANDERSONコラボのクルーネック、ゆったりとしたシルエットがトレンドということもありどちらもMENSのMを買い足しました。
きっと来年も買い足してしまう予感……。
そんな素敵がつまったユニクロのカシミヤセーターの魅力をご紹介します。
繊細なようでガシガシ使える品質
カシミヤの魅力はなんと言ってもこのとろけるような肌触りです。
わたしはニットのチクチクがかゆくなってしまうので感触は最重要課題。
まったくもってノーストレスなのでついこのカシミヤセーターに手が伸びてしまい、ローテーションしながらほぼ毎日着ています。
カシミヤは繊細な印象ですが、愛用してみると思ったよりもタフだということに気がつきます。
子どもと公園で遊ぶときや家で家事をするときも着ているので、汚れてしまうことも。
そのため、洗濯も頻繁。
おしゃれ着洗いモードで洗濯し、形を整えて干しているだけですが、ふんわりとした肌触りをキープしています。
ただし表示ではドライクリーニングを推奨しているため、心配な方、長持ちさせたい方は、ドライクリーニングを。
それと脱いだらブラッシングする習慣をつくると、軽い汚れも落ち毛並みも保てます。
MENSとWOMENSの違いは?
今年購入したMENSのMサイズ(ダークグレー)と去年購入したWOMENSのMサイズ(オフホワイト)を重ねてみるとこんな感じ。
これくらいの大きさの違いなら、小柄な女性がMENSを選んでも“着られている感”はありません。
そして主観ですが、WOMENSとMENSの違いはサイズ感だけではない模様。
たとえばネックのつまり加減は、MENSのほうが狭く、WOMENSのほうが広め。
また生地もMENSのほうが少ししっかりしているような気がします。
メンズライクなスタイルが好きな方、ゆったりめが好きな方はMENSがおすすめです。
家着にもお仕事着にも
この冬は家で仕事をする時間も多く、お出かけの機会も少ないですよね。
カシミヤセーターはベーシックなデザインなので、そんなふだん着コーデにもぴったり。
ちょっとそこまでの外出時もコートの下はあたたか。薄手で着膨れしないのもうれしいですよね。
もちろん、もともと上質なニットですからきちんとしたボトムスを合わせれば仕事着にも。
JW ANDERSONコラボのカラーブロックデザインが、さりげなく効いています。
好みにもよりますが、仕事着用ならゆったりめよりジャストサイズを選んでもよいかもしれません。
とっても軽いので長時間のPC作業でも肩などに負担がかかりません。
残念なところ:乾燥機に要注意
ニットにタンブラー乾燥が御法度なのは基本中の基本。
気をつけていたのですが、去年なんと他の洗濯物と一緒に乾燥までかけてしまったんです……。
それがこちら、MENSのSサイズ。
縮みに加え毛質にも一気にダメージが。かなり着古したような雰囲気になってしまいました。
それでもカシミヤの暖かさはそのまま。
幸いもともと大きめのMENSのSだったため、縮んでもギリギリセーフ。
完全に家にこもるときのルームウェアとして着ています。
カシミヤを普段使いしてQOLが上がった
定価で約10,000円。セール時期ならもっとお安くなるとはいえ、ユニクロ商品の中では高額なカシミヤセーター。
もっとお手頃なセーターに目がいってしまうかもしれませんが、外であまりお金を使わない今だからこそ、カシミヤを試してみるのもアリかもしれません。
きっと来年もまた、買い足してしまうと思いますよ。
カシミヤクルーネックセーター(長袖)[UNIQLO]
Text and Photographed by sato
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