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我が家は47㎡の中古リノベーションマンションです。

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押入れやクローゼットがないため、極端に収納が少なく、最初はとても苦労しました。しかし、その経験の中で狭小住宅でも実践できる“見せる収納”のコツを発見! 今回はその方法をご紹介していきます。

■記事で紹介する4つのポイント

  • モノの整理で大切なこと
  • 収納するものを決める
  • “見せる収納”の配置場所を決める
  • 収納の色や素材にこだわる
  • まずはモノの整理が大事!

    普段、私はルームスタイリスト、整理収納アドバイザーとして活動しているのですが、お客様からのご相談の中でトップクラスに多い悩みの1つに“見せる収納”があります。

    備え付けの収納だけでは足りないから“見せる収納”を増やそう! と思ってもどのようなモノを選べばいいか迷うし、難しいですよね。

    物を整理している様子

    そんな時に一番大事なのは“モノの整理”です。整理という言葉には、不要なモノを手放すという意味があります。

    まずは、自分や家族がこれからの人生で使っていきたいモノ、気に入って使っているモノを選び取り、不要なモノを手放してみましょう

    引き出しからモノを取り出す様子

    モノを手放すときは、どれくらい使用していないのか振り返ることが大切。たとえば、一年間全く使っていなくて、一度も思い出さなかったモノはこれから先に使うことはあるでしょうか?

    季節用品や旅行用品など頻度の低いものは別として、日用品の場合は使う可能性は低いかもしれません。整理のときの目安にしてみてくださいね!

    何を入れるか決める

    トタンボックスが収納された状態

    整理をして不要なモノを手放した後は、いよいよ“見せる収納選び”。

    今回選ぶのは、いつも見える場所にある収納。それだけに数はなるべく少なくしたいですよね。

    よくある失敗パターンとして、「何を入れるか決めないで収納ケースを購入してしまう」といったことがあります。

    そうすると、いざ部屋で使い始めるときに入れるものがなく収納用具が余ってしまったり、逆に足りなかったり……ということが起きてしまいます。

    トタンボックスの中身

    そういった問題を防ぐために、まずは何をどのくらい入れるか決めましょう! そして入れるモノが入る大きさの収納を選びましょう。

    引き出しの中身

    たとえば、文房具などの細々したものは、使用頻度が高いものは取り出しやすい位置の引き出しに、頻度が少ないものはまとめて収納しておけるボックスにいれます。

    我が家の場合は、引き出しにペン類やテープ、のり類の使用頻度が高い文房具、ボックスには頻度が低い紙物やバインダー等を収納しています。頻度別で収納場所を分けることによってより使いやすい仕組みができあがりますよ。

    どこに置くか決める

    次の段階は、お部屋のどこに“見せる収納”を配置するかを決めます。

    収納自体のサイズ感はもちろんですが、“見せる収納”を設置した後のお部屋の景色を想像していきます。

    入り口から見た部屋

    ルームスタイリングするときに私が特に気をつけているのは人の目線です。人は部屋に入った瞬間、対角になる方向を見た後、左から右へと視線を動かし、部屋を見渡していきます

    部屋に入った瞬間にその空間の印象が決まると言っても過言ではありません。

    入り口から見て対角

    入り口から見て対角や左側にはお気に入りの家具や雑貨、植物などを置くのが最適。見た目が大好きな収納の場合はOKですが、入り口から見て対角や左側になる場所に収納を置くのは避けたほうが良いでしょう。

    色や素材にこだわる

    入り口から見えない場所に収納を配置したとしても、普段くつろいでいるスペースからは丸見えですよね。どんなものを選べば、お部屋で浮いたり、気になったりしないのでしょうか?

    まずは色にこだわってみましょう!

    お部屋には、ベースカラー(床や壁、天井の素材の色)、アソートカラー(家具やラグなど)、アクセントカラー(クッションや雑貨、装飾など)などの色があります。

    使用している収納ボックス

    収納は存在を目立たせたくないので、ベースカラー(床や壁と同じ色)を選び、上手に空間に溶け込ませることが重要です。

    中身がよく見えるクリアな収納は、中に何が入っているか探しやすいので、押入れやクローゼット内には最適な反面、常に視界に入る棚などに収める“見せる収納”には不向きと言えるでしょう。

    また、素材も重要。ヴィンテージ感のあるお部屋にはツルツルした光沢のある素材の収納は合いませんし、ポップなお部屋には古木を使った味のある雰囲気の収納は合いません。

    自分のお部屋のイメージにあった素材の収納を選んでみましょう!

    我が家の場合…

    我が家の場合、ベースカラーは床材や備え付けの棚の木の色、コンクリート壁の色、漆喰の白い壁の3色があります。

    収納もその色に合わせて、ライトグレーやトタンボックスなどを選んでいます。

    押入れなどの備え付け収納はありませんが、その分モノを厳選し、ベースカラーを使った“見せる収納”を選ぶことによって、すっきりとした印象に見せています。

    部屋全体

    無印良品やIKEAの収納は買い足しができますし、洗練されたデザインのモノが多いのでオススメです。

    こだわりの“見せる収納”を取り入れてお気に入りのお部屋を作ってみませんか?

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