快適なものより、遊び心のあるアイテムをあえて使ってみたくなるときがあります。
万能でないからこそ何かに特化していたり、限られたシーンでしか使えないことでその場所を探したり、より愛着が沸いたり……。
そんな気分にさせてくれるユニークなテントを見つけました。
木と一緒に過ごすテント
DOD 「トゥリーラブ」 13,200円(税込)
DODの「トゥリーラブ」は木をメインポールにして建てるテント。
木がないと建てられないという不便さはあるけど、ピッタリの木が見つかればより自然と一体感を感じられるユニークなテントです。
テントの他にペグとテント上部の空間を広くするためのサブポールのみで構成されているので、重量も約1.5kgと持ち出しやすくなっています。
細くても太くても巻ける
木に巻きつけるところは木の太さによって調整できるようになっているので、ある程度の太さがあれば設置できないということはありません。直径30センチくらいまでの太さが設置しやすいと思います。
どちらかというとできるだけ真っ直ぐに伸びていて、枝分かれしていない木を選ぶ方が重要かも。
細い木の場合は、サブポールをテント上部に取り付けてやることで空間を広く保ってくれます。ヒノキの木に設置できたらいい匂いがしてきそうですね……。
ビクビクしてしまうポール
テント上部の空間を広げてくれるサブポールは、ジョイントすると円形になります。円になるポールは初めてだったので、挿しこむときも抜くときも四苦八苦したんですよね。
地面にグッと押し付けながらやるのが手っ取り早いんですが、ポールが折れてしまわないかビクビクしながら作業してました。
まったりするなら十分
最大2.5m×2.5mの広さになるので、大人一人が足を延ばして横になることは可能です。
なので、場所さえ確保できればソロキャンプにも使えると思います。僕はテント泊で使うよりは、日帰りでマッタリしたいときに「トゥリーラブ」を使っています。頑丈な居住性よりも、まずはある程度の空間を確保できれば十分なので。
また、ペグは8本打てるので、好みによって八角形や四角形に建てることもできますよ。常用テントとして使うのは難しいですが、「トゥリーラブ」が似合いそうな場所を見つけたら、木と一緒にひと味違った時間を過ごしてみてください。
トゥリーラブ[DOD]
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