ロボット掃除機といえば、パッと思い浮かぶのが「ルンバ」。とても有名な掃除機ですが、その価格はピンキリ。
一番リーズナブルな機種だと約3万円ほどで、最上位機種だとなんと20万円弱!
最上位機種を買っておけば(金額以外の面では)間違いないと思いつつも、まずはエントリーモデルを購入してみたところ、わが家では十分活躍してくれたんです。
スマートさには欠けるけど、無骨に頑張るにくいやつ
私が購入したのは「ルンバ692」という、Amazon限定で昨年から販売されているモデル。
上位機種ではカメラを使ったセンサーを搭載していたり、更には自動でゴミ捨てまで実施してくれるモデルもありますが、「ルンバ692」にはそれらの機能はなく、ひたすら部屋の中を走りまくって掃除を進める1台です。
使い始めるまでは、ちゃんと掃除してくれるのかな……と半信半疑でしたが、そんな不安は無用でした!
上の写真は約10分ほど動かしたときの軌跡を撮影したものですが、若干ムラはありますが数分の間で部屋中を動き回っていることが分かるかと思います。
もちろんこの細い線の上だけを掃除しているわけではなく、この線上をある程度の幅を持って掃除してくれています。
カメラを搭載したモデルの場合は部屋の形を認識しつつ掃除していくようで、スマートに掃除をしてくれます。それと比べたら、力技で掃除!って感じだなぁと。
最大90分程度稼働するようなので、これを繰り返す内に部屋中がキレイになっていくというわけです。
ちなみに一晩でこのくらいのゴミを集めてくれるので、毎日驚かされます。
これだけ掃除してくれるのであれば、私としては十分です!
ゴミは手動で捨てなければいけないのですが、パーツも簡単に外れるようになっているため、手軽に捨てられます。
裏側はどうなっているの?
ルンバ本体の掃除する面には、幅広のブラシが搭載。
本体の端についている回転ブラシでゴミを掻き出しながら進んでくれるので、壁際などもきれいになります。
メインブラシは2種類のブラシでできていて、それぞれが逆向きに回転しながら進みます。
ちなみに上位機種だと、ホコリや髪の毛が絡みづらいゴム製のブラシが搭載されているみたいです。ルンバ本体の手入れストレスを軽減するなら、最初から上位機種を選んでおくのもいいかもしれません。
ロボット掃除機あるあるですが、紐やケーブルなどが出ていると、ブラシに絡んで進めなくなってしまうことも。
ルンバを動かす前に、障害物は取り除いてあげましょう。
残念なところ:センサーに引っかからないと、そこそこの勢いでぶつかる
本体にはセンサーがついており、障害物があるとスピードを落としてゆっくり優しくぶつかるのが基本的な動き。
しかし、下が少し空いているような家具だとセンサーで検知できないらしく、結構なスピードでぶつかってしまうことも……。
家具が傷つかないか心配ですが、一応バンパーにもセンサーがついており、ぶつかった瞬間に方向転換してくれます。なので、今のところはまだ実際に傷はついていません。
クッションマットは余裕で乗り越える
わが家は子供がフローリングに転んでも怪我をしないように、厚めのクッションマットを敷いています。
ちゃんと乗り越えてくれるか不安でしたが、タイヤにしっかりしたサスペンションが付いているためか、問題なく乗り越えてくれます!
ちなみに、Wi-Fiにも接続できるようになっています。
スマホのアプリ経由でスケジュール設定ができたり、アレクサ経由で掃除を開始したりもできるんです。抜かりなし。
ただ、「ルンバ692」は、部屋の間取りと自分の位置をきちんと把握することができません。そのため、複数の部屋がある家では家中隅々までキレイ……とはならないかもしれませんが、わが家1階部分(LDK+バスルーム)では、床の大部分がキレイな状態でキープされていますよ。
はじめてのロボット掃除機としても、おすすめしたい1台です!
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