かいサポ

ステイホーム生活が続いて、自宅でワインを飲む機会が増えたという人や、改めてワインに魅了されたという人も多いかのではないでしょうか。

自宅にいる時間が長くなって、ネットのまとめ買いやセールで安く買うはいいけれど消費が追いつかず、気がつけば家にワインやのストックがいっぱい…なんてこともあると思います。

そんな時、悩ましいのはワインの保存方法。思い切って、家庭用のワインセラーを購入しようか迷っている人もいるはず。この記事では、ワインの保存方法やワインセラーを選ぶときのポイント、おすすめ人気商品をワインのプロであるソムリエがご紹介していきます。

YURIさん

YURIさん
ワインとチーズが好きすぎて、ソムリエとチーズプロフェッショナル(チーズの資格)を取得。現在は、フリーランスのソムリエ・チーズプロフェッショナルとして活動中。『もっと楽しく、もっと気軽に、もっとおいしく!』をモットーに、ワイン・チーズの教室やブログ、ライターにてワインやチーズ・マリアージュなどの楽しみ方をお伝えしています。 blogTwitterInstagram

自宅にワインセラーを置くなら?

Image: Amazon.co.jp

 ・ワイン保存の基礎知識

ワインの保存で大事な点は、以下3つです。

  1. 1. 適切な温度湿度管理
  2. 2. 日光や紫外線などの光を避ける
  3. 3. 振動を与えない

ワインをよく飲むフランスでは、地下室を完備している家庭が多く、地下室で常温保存することで、上記の3つのポイントを押さえています。しかし日本で同じことをすると、気候の違いからワインが劣化してしまうことが多いです。

簡単な保存方法としては、ワインを新聞紙でグルグル巻にして冷蔵庫の野菜室に入れるというやり方があります。

しかしデメリットとして、野菜室の匂いがコルクを通じてワインに移ってしまうことや、野菜室を開け閉めするときにワインへ振動伝わることなどがあげられます。

したがって、安心してワインを飲むためにもワインセラーを購入することをおすすめします。現在は、大型のものでなければ1万円程度で買えるものもあるので選ぶポイントを押さえて購入を考えてみてはいかがでしょうか。

 ・ワインセラー選びのポイント

さまざまな種類があるワインセラーは、まずは長期熟成が可能なのか、デイリーワイン用なのかなどの、使用目的を考えましょう。また、ワインセラーは冷蔵庫と同様で電源が必要。設置場所を考えなければいけませんね。ワインセラー選びのポイントは、【使用目的】【設置場所】が重要になります。

使用目的は
・ デイリーワイン用
・ 長期熟成用(熟成させるワインも入れたい)
・ 保存したい本数

などのイメージを持っていただけるといいでしょう。

設置場所は
・ 音の強弱(寝室なら静かな方がいいなど)
・ サイズ
・ 消費電力

などを考えるといいでしょう。

上記のポイントを押さえておけば、ワインセラーを選びやすくなります。また、ワインやシャンパーニュ以外に日本酒やビール、マグナムサイズなどの大きいワインボトルを入れたいなどのリクエストがある場合は、棚が取り外せるか設定できる温度域などをチェックしてみましょう。

②ワインセラーの種類とそれぞれのメリット、デメリット

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価格 消費電力 冷却力 振動音
ベルチェ式 15,000円弱〜
コンプレッサー式 30,000円弱〜
熱吸収式 300,000円弱〜

上記の表では、ワインセラーの一般的なタイプである3種類を価格、消費電力、冷却力、振動音から比較し、一覧にしています。参考にしてみてください。

<ペルチェ式>

ペルチェ式とは、温度管理が自由にできる半導体素子を使用して冷却します。メリットは、本体価格がリーズナブルなこと、振動音が小さいことがあげられます。デメリットとしては、年間の消費電力を考えるとコストがかかること、冷却パワーが弱いので夏場は温度のブレが出る可能性があることです。

デイリーワイン用として使用したい方、部屋の温度が上がりにくい場所に設置できる方などにおすすめです。長期熟成したいワインを保管したい方は、別のタイプのワインセラーがよいでしょう。

<コンプレッサー式>

コンプレッサー式とは、冷蔵庫と同じモーターで冷却する方法です。メリットは、冷却機能が高いこと、温度湿度が安定していること、電気代が安いことなどがあげられます。デメリットとしては、やや振動音あり、ペルチェ式に比べると本体価格が高いところです。
日頃から2,000円以上のワインをよく飲む方、長期熟成用のワインをお持ちの方などにおすすめです。

<熱吸収式>

熱吸収式とは、アンモニアの気化熱を利用して冷却する方法です。メリットは、振動が少ないこと、ヨーロッパのカーヴ(地下室)のような管理ができること、ワインセラー自体の経年劣化が少なく長く使えることです。

デメリットとしては、国内販売が少ないことやコンプレッサー式よりはパワーが弱く、夏場にはワインセラー内の温度が上がってしまう可能性があることがあげられます。振動が少なく、壊れにくいセラーなので長期熟成させたいワインの保管を希望する方におすすめです。

③おすすめペルチェ式ワインセラー6選

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ルフィエール「LW-D32」(32本収納)

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こちらのワインセラーは、音が静かで、お家のどこに置いても馴染みやすいシンプルかつゴージャスな作りが特徴的です。

32本も収納できるのに、価格が2万円台というところもうれしいポイント。棚を一段外すと、シャンパーニュやスパークリングのような大きめのボトルも収納可能です。

ワインをまとめ買いすることの多い方や、週1本以上飲む方などにおすすめです。

ブランド名 ルフィエール
収納本数 32本
ワット数 100w
ドアタイプ 右開き
棚板のタイプ ワイヤー棚
付属品 なし
電池使用 なし
商品の寸法 (約)幅41×奥行52.5×高さ81cm
商品の重量 重量21.4kg

PlusQ「BWC-008P ホワイト」(8本収納)

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こちらのワインセラーは、木製棚が美しくコンパクトな作りが特徴的です。国内製のペルチェ素子を使用しているので、温度のブレも少なく安心安全。また、外からも温度を確認でき、設定もできるのがうれしいですね。

コンパクトなので一人暮らしの方や自分の部屋に置きたい方、デイリーワインを少し保存したい方などにおすすめです。

ブランド名 PlusQ
収納本数 8本
ワット数 45w
ドアタイプ 右開き
棚板のタイプ 木製棚
付属品 なし
電池使用 なし
商品の寸法 (約)幅27×奥行52.5×高さ45cm
商品の重量 約10.3kg

アイリスオーヤマ「PWC-331P-B」(12本収納)

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こちらのワインセラーは、振動の少ないところ、ミラーガラスの扉が高級感を演出してくれるところが特徴的です。また、外に温度設定のボタンがありますが、ロック機能が付いているので小さなお子様がいる家庭では、いたずら阻止にもなります。また、Amazonでも高い評価を獲得している人気のワインセラーです。

縦長でスタイリッシュな見た目なので、リビングのインテリアとしても素敵。お子様がいる家庭や、リビングにワインセラーを置くことを反対されている方にもおすすめです。

ブランド名 アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)
収納本数 12本
ワット数 50w
ドアタイプ 右開き
棚板のタイプ ワイヤー棚
付属品 なし
電池使用 なし
商品の寸法 (約)幅25.2×奥行51.5×高さ61cm
商品の重量 約11kg

ottostyle.jp「‎A09083」(16本収納)

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こちらのワインセラーは、上下で別の温度管理ができるところが特徴的です。上をワイン、下には冷たく飲みたいスパークリングにやビールなどを入れて楽しむことができます。また、上段のみ内部が見える構造になっているので、いつも眺めていたいお気に入りのワインを入れるのもいいですね。

赤ワインや白ワインをワインセラーから出してすぐ飲みたい方には、上下別の温度管理はとてもおすすめですよ。

ブランド名 ‎Ottostyle.jp
収納本数 16本
ワット数 100w
ドアタイプ 右開き
棚板のタイプ ワイヤー棚
付属品 なし
電池使用 なし
商品の寸法 (約)幅25×奥行51.5×高さ86cm
商品の重量 17.7kg

WIE「‎WIWC-NV-JP」(12本収納)

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こちらのワインセラーは、ボトルを縦置きできるところと、ワイングラスを一緒に保管できるワイヤー棚があることが特徴的です。熟成ワインは、澱を下ろすために数日間立たせて保管する必要があります。このワインセラーなら、温度管理をしながら縦置き保存できるのです。

熟成ワインをよく飲む方や、グラスの保管場所に困ってる方などにおすすめですよ。

ブランド名 WIE
収納本数 12本
ワット数 65w
ドアタイプ 右開き
棚板のタイプ ワイヤー棚
付属品 なし
電池使用 なし
商品の寸法 (‎約)幅25.2×奥行51.2x高さ61cm
商品の重量 14.6 kg

EUROCAVE「WineBar 2.0」(2本収納)

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こちらのワインセラーは、飲みかけのワインを真空保存、温度管理して約10日間ほどおいしい状態で飲めるという商品。未開封のワインを保管するのではなく、飲みかけのものをおいしい状態で保管できるワインセラーです。コンパクトなので、場所も取らないですし、ワインマニアにはぴったりのひと品。

既に自宅にワインセラーがある方や、数日間ゆっくりワインを楽し見たい方におすすめですよ。

ブランド名 ‎EuroCave/ユーロカーブ
収納本数 2本
ワット数 90w
ドアタイプ 右開き
棚板のタイプ なし
付属品 なし
電池使用 なし
商品の寸法 (約)幅31.5×奥行26.8×高さ49.1cm
商品の重量 13.8kg

④おすすめコンプレッサー式ワインセラー7選

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デバイスタイル「CE-8W-W ホワイト」(8本収納)

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こちらは、8本入りと小型のワインセラー。白いボディとウッド調で縁取られたオシャレなデザインが特徴的です。小型なので、キッチンの片隅に置くことも可能。コンプレッサー式なので、温度が上がりやすいキッチンでも温度管理の不安もありません。白を基調としたお家でも、インテリアとして邪魔しないので◎。

コンパクトだけど冷却力をしっかり保ちたい方、小型のワインセラーを検討してる方などに、おすすめです。

ブランド名 ‎デバイスタイル
収納本数 8本
ワット数 58w
ドアタイプ 右開き
棚板のタイプ 前が木製のワイヤー棚
付属品 なし
電池使用 なし
商品の寸法 (約)幅26.4×奥行57×高さ45.2cm ※ 突起物除く
商品の重量 10.3kg

ルフィエール「C18SL」 (18本収納)

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こちらは、縦長でスリムなワインセラーです。幅29cmと細身ですが、冷却力はしっかりしています。また、スパークリングワインのような太めのボトルが保管できるのも泡好きにはうれしいですよね。下段は、ワインのラベルが見えるように置けるのもポイント。

場所を取らず、収納力があり、しっかり温度管理をしたい方におすすめです。

ブランド名 ルフィエール
収納本数 18本
ワット数 100w
ドアタイプ 右開き
棚板のタイプ ステンレス棚
付属品 なし
電池使用 なし
商品の寸法 (約)幅29x奥行49.8x高さ116cm
商品の重量 30.5kg

さくら製作所「ZERO Advance ‎SA38 W」(38本収納)

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こちらのワインセラーは、0〜22℃まで温度設定が可能なところ、上下で別の温度管理ができるところ、省エネなところが特徴的です。38本も収納力がありますが、幅や奥行きもコンパクトなので置きやすいですよ。

上下で温度設定を変えたい方、ワイン以外に日本酒やビールも保管したい方などにおすすめです。

ブランド名 ‎さくら製作所(Sakura Seisakusho)
収納本数 38本
ワット数 119w
ドアタイプ 右開き
棚板のタイプ 木製塗装のモール+ワイヤー棚
付属品 なし
電池使用 なし
商品の寸法 (約)幅39×奥行53×高さ116.5cm
商品の重量 49kg
年間電気代目安 約5,022円

フォルスタージャパン「ST-SV140G P」(36本収納)

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こちらのワインセラーは、レストランやBARなどプロにも愛される人気商品。ヨーロッパのワイン貯蔵庫「カーヴ」のような温度と湿度を保てるところが特徴的です。鍵が付いていることで、盗難や地震などの被害を防げるところも安心できますよ。

長期熟成のワインを保管したい方、温度だけでなく湿度を保ち管理したい方におすすめです。

ブランド名 フォルスタージャパン(ForsterJapan)
収納本数 36本
ワット数 100w
ドアタイプ 右開き
付属品 なし
電池使用 なし
商品の寸法 (約)幅64×奥行59.1×高さ93cm
商品の重量 56kg
年間電気代目安 不明

WIE「82L」(28本収納)

Image: Amazon.co.jp

こちらのワインセラーは、グラスやボトルの縦置き収納が可能なところ、コンプレッサー式にしては本体価格が安いことが特徴です。また、庫内のムーディーなライトが、オシャレで高級感のある雰囲気を醸し出します。

安くコンプレッサー式を購入したい方、グラスやボトルの縦置き収納もしたい方などにおすすめですよ。

ブランド名 ‎WIE
収納本数 28本
ワット数 75w
ドアタイプ 右開き
棚板のタイプ ワイヤー棚
付属品 なし
電池使用 なし
商品の寸法 (約)幅43x奥行45x高さ84cm
商品の重量 28.4kg

PlusQ「DWC-053C」(53本収納)

Image: Amazon.co.jp

こちらのワインセラーは、保温ヒーターや加湿保持ユニットを完備しているところ、すべて木製棚を内蔵しているところが特徴的です。冷やすだけでなく、寒い冬場に保湿加湿できるシステムは実は重要。また、木製棚なので、ラベルが傷付きにくく、安心して長期保存できますよ。

住んでいるところが冬場5度以下になることが頻繁にある方、長期熟成用のワインも保管したい方などにおすすめです。

ブランド名 PlusQ(プラスキュー)
収納本数 53本
ワット数 85w
ドアタイプ 右開き
棚板のタイプ 木製棚
付属品 加湿ユニット
電池使用 なし
商品の寸法 (約)幅‎49.8x奥行51.3x高さ127cm
商品の重量 52kg

EUROCAVE「Première-M-C-PTHF(赤)」(140本収容)

Image: 楽天

ワインラヴァーにとって憧れの老舗ワインセラーブランドである、ユーロカーブ。こちらのワインセラーは、ソムリエの手をイメージしたワイン棚、ワインの保管に適した温度湿度管理が特徴です。しかし、老舗ブランドならではのワインセラーなので、初めて購入する方には、湿度調整や本体内部のメンテナンスなどの扱いが難しいかもしれません。

ワインセラーを何度か買い替え扱いに慣れている方、熟成ワイン用にセラーを購入したい方、業務用として考えている方などにおすすめです。

ブランド名 ‎EuroCave(ユーロカーブ)
収納本数 140本
ワット数 75w
ドアタイプ 右開き
棚板のタイプ 合成シリコンゴム
付属品 カーボンフィルター、電池式スティックタイプのLEDライト
電池使用 あり
商品の寸法 (約)幅68×奥行69×高さ148cm
商品の重量 112kg

⑤おすすめ熱吸収式ワインセラー2選

ドメティック「サイレントカーブ CS32BV2」(25本収納)

Image: 楽天

ドメティックの「アブソープションシステム」とは、ドメティック独自の熱吸収式、冷却ユニットに自然冷却のアンモニア水溶液と水素を入れ、アンモニアが気化し熱を奪う性質を利用し冷却する方法です。

こちらのワインセラーは、上記の方法を利用することで無振動、無風、超静音を実現しているところが特徴です。天然のワインカーブのような空間なので、長期熟成に適したセラーですよ。

デイリーワイン用のワインセラーを既にお持ちで、熟成ワイン用も探している方には、とてもおすすめです。

ブランド名 ドメティック
収納本数 25本
ワット数 125w
ドアタイプ 右開き
付属品 なし
電池使用 なし
商品の寸法 (約)幅53×奥行59×高さ724cm
商品の重量 45kg

ドメティック「サイレントカーブ CS200B2」(210本収納)

Image: 楽天

こちらも、上記のワインセラー同様「アブソープションシステム」で冷却する方法です。動いているか心配になるほど、無振動で超静音です。スタイリッシュなデザインと、最大で210本も収納できる大型ワインセラーであるところが特徴的。家に天然のカーヴを持っている気持ちになりますよ。

記念年のワインを多数所有している方、ワインを家で熟成させて楽しみたい方などにおすすめです。

ブランド名 ドメティック
収納本数 最大210本
ワット数 220w
ドアタイプ 右開き
棚板のタイプ スライド棚、木製棚
付属品 なし
電池使用 なし
商品の寸法 (約)幅59.3×奥行750×高さ174.5cm
商品の重量 89kg

⑥まとめ

Image: Shutterstock

ワインセラーは、冷却方法やサイズ、使用方法など、選び方にもさまざまあります。現在では、1万円前後で購入できる商品もありますが、安いからといって吟味せず購入するのはやめましょう。使用方法、設置場所、どんなワインを入れたいか、予算など、いろいろ検討することで、さらに楽しいワインライフを送ることができますよ。

ワインラヴァーのなかでも、ワインセラーを2台や3台と自宅に完備している方もいます。用途に合わせて使い分けるのもおすすめです。自分にあったワインセラーを、ぜひ見つけてみてくださいね。

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