かいサポ

ワインを飲むときに欠かせないワイングラス。だけど、いろんな種類がある上に、聞き馴染みのないブランドもたくさん、値段も安いものなら100円から高いものだと数万円するものもあるし、「何を基準に選べばいいかわからない…」と悩む方は多いはずです。

でも実は、2,000円程度のワインだとしてもグラス自体の質をワンランク上げるだけで、もっとおいしく飲むことができるんです。

この記事では、ワイングラスを数え切れないほど持っているソムリエール・YURIがおすすめワイングラスを徹底解説していきます。

YURIさん

YURIさん
ワインとチーズが好きすぎて、ソムリエとチーズプロフェッショナル(チーズの資格)を取得。現在は、フリーランスのソムリエ・チーズプロフェッショナルとして活動中。『もっと楽しく、もっと気軽に、もっとおいしく!』をモットーに、ワイン・チーズの教室やブログ、ライターにてワインやチーズ・マリアージュなどの楽しみ方をお伝えしています。 blogTwitterInstagram

■ 目次

① 形で味が変わる? グラスワインの種類と選び方
赤ワイン
  -ボルドー型
  -ブルゴーニュ型
白ワイン
  -万能型
  -モンラッシェ型
スパークリングワイン
  -フルート型
② 定番ブランドの定番グラス
  -ワイングラスの主要ブランド
③コスパで選ぶなら
  -機能性・耐久性
  -食洗機で洗浄可
  -ガラス以外の素材
④デザインで選ぶなら
⑤まとめ

形で味が変わる? グラスワインの種類と選び方

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ワインは、赤、白、ロゼ、スパークリングといろいろな種類があります。また、産地や味わい、ブドウ品種などの違いでワイングラスを替えると、さらにおいしく飲めます。ワインに合ったグラスで、おいしく飲んでみましょう。

・赤ワイン

赤ワインは、華やかな香りとタンニンによる渋味が特徴的。しかし、ワインに合わないグラスで飲むと、香りは広がらず、渋味が強いワインになってしまう場合も。グラスの種類によって、香りを豊かに、渋味をまろやかにすることができ、おいしく飲むことができます。

ボルドー型

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ボルドー型とは、フランス・ボルドー地方で造られる赤ワインのような、濃厚で渋味がしっかりあるワインによく合うワイングラスです。

おすすめのグラスは、ワイヤードビーンズの独自の「かえし」が特徴的なボルドーグラス。日本の作り手さんが一脚ずつ丹精込めて仕上げたグラス。手づくりなので、世界に一つだけのワイングラスになります。脚(ステム)が細く繊細で、飲み口の部分は、かえしがほどこされており、ワインがスッと口に入ってきます。渋味や雑味を感じず、濃厚な赤ワインをおいしく飲むことができます。

ブルゴーニュ形

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ブルゴーニュ型とは、フランス・ブルゴーニュ地方で造られる赤ワインのように、ほどよい酸味と繊細で華やかな香りが特徴的なワインによく合うグラスです。

おすすめは、リーデルのこちらのグラス。ボルドー形と比べるとボウル部分が、やや広く丸みを帯びた形状です。空気に触れる面が多いことで、華やかな香りがグラスの中で広がります。また、飲み口がややすぼまっているので、ダイレクトに香りを感じることができます。口当たりもよく、酸味もまろやかに感じられるおすすめのグラスです。

・白ワイン

ひとことで白ワインといっても、酸味のあるすっきりタイプ、ハチミツのような濃厚感を楽しむタイプなど、味わいはさまざま。また白ワイングラスは、低価格帯の気軽に飲める赤ワインも楽しめる場合が多いです。相性のいいグラスで、白ワインの香りや味わいをもっと楽しみましょう。

万能型

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万能型は、比較的どんなワインでも飲みやすいグラスです。シンプルな形状で、爽やかな香りとフルーティーさを楽しめます。

おすすめのグラスは、シェフ&ソムリエの「オープンアップ プロティスティング」。かわいくて、おしゃれなグラスの形状が特徴的です。白ワインだけでなく、どんなワインにも合わせやすい万能型。ワインを注ぎ軽く回すだけで、華やかな香りとフルーティーな味わいを楽しめますよ。コストパフォーマンス抜群なグラスです。

モンラッシェ型

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モンラッシェとは、フランス・ブルゴーニュ地方で造られる最高峰の白ワインのこと。濃厚で、芳醇、そして爆発的な香りが特徴的です。したがってモンラッシェ型は、濃厚でコクのある白ワインを飲むことに適したグラスなのです。

おすすめのグラスは、リーデルの「ヴィノム オークド・シャルドネ(モンラッシェ)」。空気に触れやすくし、香りを開かせるために、ボウルと飲み口が大きく広がっているのが特徴的なグラスです。

フランス・ブルゴーニュ地方の白ワインはもちろんですが、アメリカの樽がしっかり効いた濃厚な白ワインとも相性抜群。ハチミツやバニラなど、樽で熟成されたニュアンスの香りを存分に楽しめるグラスですよ。

・スパークリングワイン

スパークリングワインは、泡を味わうことが醍醐味です。通常のワイングラスだと、泡の持ちが短くなってしまいます。スパークリングワインを飲むときは、縦に長いグラスを使うことをおすすめしますよ。

フルート型

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スパークリングワインのグラスは、縦に細長いフルート型が多いです。プレステージ・キュヴェのシャンパンを飲むときは、もう少し膨らみのあるグラスを使用する場合もありますよ。

おすすめのグラスは、バカラのシャンパンフルート。バカラが手がける、デザインや機能も最高級の一品。注ぐと泡の立ち上がり方、きめ細かさがよく分かります。また、飲み口が薄いので、なめらかな泡がスーッと口に流れ込んできます。結婚祝いや新築祝いなどにもおすすめです。

定番ブランドの定番グラス

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ワイングラスのメーカーは、オーストリア、ドイツ、フィンランド、日本など全世界にさまざまあります。ここでは、特に有名で誰もが憧れる5ブランドのおすすめグラスをご紹介していきます。

リーデル

リーデル「ブルゴーニュ・グラン・クリュ」

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リーデルは、265年もの歴史を持つオーストリアのグラスメーカーです。ワイングラスの種類は、ブドウ品種ごとやハンドメイドのものなどさまざまあります。そのなかでも、ソムリエシリーズはワインラヴァーにとって憧れのグラスです。

上記のグラスは、ハンドメイドで造られ、洗うのに緊張するほどのグラスの薄さと繊細な作りが特徴的。最上級のブルゴーニュワインを、ぜひこのグラスで味わってみてほしいです。爆発的な香りとなめらかな口当たりに、感動すること間違いなしですよ。

イッタラ

イッタラ「エッセンス シャンパン」

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フィンランドの小さな街で生まれたイッタラ。デザインがかわいく、特徴的でモダンなワイングラスが多いです。特に、シャンパングラスは、長方形のような形をしているボウルが美しく印象的。スパークリングを注ぐだけでなく、イチゴやラズベリーなどのフルーツを一緒にグラスに入れるのも「映え」ます。

ツヴィーゼル

ツヴィーゼル「ショット・ツヴィーゼル」

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ドイツに本社をかまえ、140年以上の歴史を持つツヴィーゼル。耐久性がよく、価格も高くないので惜しみなく使えます。大勢が集まるワイン会や、ホームパーティーなどにぴったりのグラスで、シンプルかつ、どんなワインにも合わせやすので一脚あると便利なひと品です。

ザルト

ザルト「デンクアート ユニバーサル」

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オーストリアの「ワイン司祭」Hans Denk神父が開発して作られるザルト。ソムリエやグラスメーカーが優れたワイングラスを選ぶ「ブラインドテイスティングコンペディション」にて3冠を獲得したことでも有名になりました。

職人による手吹きガラスで造られる、繊細で薄いグラスが特徴的です。上記のグラスは、赤白兼用タイプなので、一脚で済ませたい方には使いやすくておすすめです。

ロブマイヤー

ロブマイヤー「バレリーナ ワイングラスⅢ」

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オーストリアのウィーンで造られるワイングラス。美しいフォルムと、グラスの薄さ、羽のような軽さが特徴的です。さまざまなワイングラスを使った方でも、最後はロブマイヤーにたどり着くともいわれるほどの憧れのひと品。

上記のグラスは、バレリーナシリーズといいプリマドンナがティップ・トゥで立つ姿をイメージして造られています。一口ワインを飲むと、優雅に踊りたくなるような、素晴らしいグラスです。

コスパで選ぶなら

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ワイングラスは、割れ物です。高級なものもいいですが、普段使いできるコストパフォーマンスがいいグラスもおすすめです。以下では、機能性、耐久性、食洗機可能、ガラス以外の素材のものをご紹介していきます。

機能性・耐久性

木村硝子店「サヴァ(15oz ビール/ワイン)」

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木村硝子店が手がける「サヴァ」は、ワインだけでなくビールもおいしく飲めることが特徴的です。脚(ステム)が短いこともあり、グラスが倒れる心配や洗いにくさもありません。飲み口に少しだけかえしがあるので、雑味を感じずにスッとワインが口に入りやすいですよ。ワインもビールも大好きな方には、一石二鳥でおすすめです。

国際規格「ワイン テイスティンググラス」

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上記のグラスは、ワインスクールやソムリエ試験などで使用されるテイスティンググラスです。香りや味わいをしっかり楽しみたい方や、ワイン勉強中の方におすすめ。小ぶりのグラスなので、洗うのも簡単で、割れにくいのもうれしいポイントです。ワインをじっくり探求したい方は、ぜひ使ってみてくださいね。

食洗機で洗浄可

以下2点は、食洗機を使用することも可能です。人数の多いワイン会や、ホームパーティーなどにおすすめです。食洗機で洗えるからといって、質が悪いわけではありません。自宅に食洗機がある方は、チャレンジしてみてくださいね。

シュピゲラウ「ウィルスバーガー・アニバーサリ ボルドー」

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シュピゲラウは、レストランでも多く提供されているメーカー。シンプルで使いやすいので、どんなワインにも合わせやすいです。食洗機で洗えますが、脚(ステム)が長く高さもしっかりあり、一般的なグラスと変わりありません。

リーデル「オヴァチュア レッドワイン」

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ワイングラスメーカーで有名なリーデルは、実は食洗機で洗えるタイプのものが多いです。上記のグラスは、脚(ステム)が短めなので、ポキっと折れる不安も少なく安心して食洗機を使えます。赤ワイングラス用と書いてありますが、白ワインやロゼワインもおいしく飲めます。

ガラス以外の素材

近年プラスチック製のワイングラスは、どんどん進化しています。キャンプや海辺、野外イベントなどでワインを飲むときにぴったりです。

Ricce「ハーフサイズ ワイングラス(2個セット)」

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Ricceのプラスチックグラスは、持ち手とボール部分が取り外せるので、持ち運びに便利です。旅行でワインを持って行けても、ワイングラスまではかさばるので持っていけませんよね。そんなときに、ぜひ使ってみてください。洗って繰り返し使えるのも、うれしいポイントです。

デザインで選ぶなら

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ワイングラスは、デザインで選ぶのも楽しいですよね。例えば、ステムなし、うすはり、北欧ブランドなど、グラスでも色々な種類のものがあります。2脚目のグラスは、デザイン重視で選ぶのも楽しいですよ。

リーデル「リーデル・オー カベルネ メルロ」

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リーデルが手がける、ステムなしのオーグラス。脚(ステム)がないので、洗うときにポキっと折れることもなく、気軽に飲みたいときにぴったりのグラスです。種類もさまざまで、ピノ・ノワールやシャルドネなどの品種別に作られていますよ。自分がよく飲む品種のものを買うと便利です。また、水や炭酸水、サングリアなどを入れてもおしゃれです。

松徳硝子「うすはり 葡萄酒器 ブルゴーニュ」

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極薄の硝子で作られる「うすはり製」のワイングラス。飲み口も持つ部分も、ワインを直接触っているかのような感覚になります。通常のグラスの半分以下である0.9mmの厚さなので、ワインの雑味を感じずに飲むことができますよ。ひとつひとつ丁寧に手作業で造られる美しいフォルムを、感じてみてください。

chenchen「ワイングラス ゴブレット」

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クリスタルカットされたデザインと、飲み口がゴールドであしらわれた華やかなグラス。スパークリングワインを注ぐと、クリスタルカットされた表面がキラキラと輝きます。シャンパングラス以外にも、ステムなしや通常のワイングラスもあるので、全種類揃えると食卓が華やかになりますよ。

シュピゲラウ「オーセンティス ブラインド テイスティンググラス」

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真っ黒なワイングラス。デザインとしては驚くグラスですよね。実は、このグラスはワインの中身を当てる「ブラインドテイスティング用」に造られたものです。色や粘性などを見ずに、先入観無しで香りと味わいを楽しみます。ワイン通の方は、ゲーム感覚でワインの銘柄を当てっこしたりしますよ。お家でワイン会をすることが多い方に、おすすめグラスです。

リーデル「ファット・ア・マーノ」

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カラフルな脚(ステム)が特徴的なリーデルの「ファット・ア・マーノ」 シリーズ。ヴェネツィアンガラスで手作業で造られた脚と、機械で造られたボール部分が融合したことでできた素敵なグラスです。ボールの形状は、カベルネ・ソーヴィニヨンやリースリング、シャンパーニュなどのブドウ品種やタイプから選ぶことができます。テーブルの上をカラフルで華やかに演出したい方に、おすすめグラスです。

RIVERET「ワイングラス」

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使えば使うほど手に馴染んでくる、木製のワイングラス。グラスに比べると、注がれたワインの温度を保つ時間が長いので、ゆっくり味わいたい方におすすめです。また 100%木製なので、割れる心配がないのもうれしいですよね。インテリアにもかわいらしく、オシャレなので、ギフトにも喜ばれますよ。

ティファニー「カデンツ ワイングラス」

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上記のような、有名なアクセサリーブランドであるティファニーやエルメスがリリースするワイングラスなどは、おしゃれなデザインと繊細な形が魅力的です。

飾って置くだけでも美しく、見ているだけでうっとりしちゃいます。ペアグラスが多いので、結婚祝いにもおすすめです。

まとめ

ワイングラスは、ワインラヴァーにとってなくてはならないアイテム。

最近では、100円均一や大型スーパーなどでも安く購入できますが、ワインの味わいはグラスで大きく変わります。安いグラスと、1脚2,000円くらいのグラスで飲み比べてみてください。ワイングラスの面白さに気づけるはず。

おいしくワインを飲むために、ぜひ自分好みのひと品を見付けてみてくださいね。

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