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わたしたちの心地よい暮らしに役立つもの、積極的に選びたい、社会や環境に優しい商品、みんなにとって気持ちがいいアイテムやサービスを、編集部がピックアップする連載「Editor’s Pick」

今回は “次世代のデンタルフロス”と言われる、今年6月末に発売された、お風呂でも使える「ウォーターピック コードレスセレクト」の使用感をレポートします。

水の力だけで歯に付着した汚れがしっかり取れる

「水だけで、歯間の汚れが取れている……!」

これが、「ウォーターピック」を初めて使ったときの、率直な感想です。歯周病が気になりはじめてから歯垢(プラーク)をしっかり取り去るために、歯磨きとセットで歯間ブラシとデンタルフロスを併用してきました。

ところが、「ウォーターピック」を使っただけで、歯と歯の間に詰まった食物残渣(ざんさ)、いわゆる食べかすもしっかり取れて驚くほどスッキリ。それでも半信半疑だったため、使用後に歯間ブラシを使ってみたところ、残渣はありませんでした。

歯周病の原因になる歯垢は、歯磨きだけでは取りきれない

「ウォーターピック®」の日本代理店・ヤーマンの調査によると「歯周病が気になる」と回答した方は7割以上(※1)と、歯周病は多くの人が抱える生活習慣病のようです。

これに対し、歯周病予防の専門家である吉野歯科医院の吉野宏幸院長はこう話します。

「歯周病菌は、口腔内に定着できなければ体外に排除されますが、歯肉に炎症があると歯周病菌が定着しやすくなります。免疫力が下がってくる30代以降の人が歯周病を発症しやすいというのが、今の日本人の現状です」(吉野院長)。

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左:ウォーターフロスを当てた部分の歯垢(プラーク)は、最大99.9%除去(※3)できる。右:吉野歯科医院の吉野宏幸院長 ※3ジェットチップを使用して3秒間あてた部分の除去率

そして、「歯周病菌を口腔内に定着させないためには、歯垢(プラーク)を残さないことが基本中の基本」とも。

「日本人の約半数は歯ブラシ(※2)のみでしかケアをしていないことが判明しています。しかし、歯ブラシだけで十分に歯垢を除去できない方も多いので、デンタルフロス、歯間ブラシ、そしてウォーターフロスなどを併用したケアが必須です」(吉野院長)

それでは、実際に試して感じた「ウォーターピック」の良いところ(と ちょっとだけ困ったところ)を紹介します。

※1ヤーマン調べ(2020年10月)20代〜60代男女 n=569
※2 平成28年厚生労働省 歯科疾患実態調査の概要より

その1)操作が簡単。デンタルケアが時短に

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歯間や歯周の奥に詰まった小さな汚れを水圧で吹き飛ばす。

歯と歯の間を清掃するのに適したデンタルフロスと、歯間の根元の汚れを取るのに適した歯間ブラシの2つ役割を1台でケアできるので、楽ちん。

ジェットチップを歯茎に沿って動かし、汚れが詰まりやすい箇所では少し止めて洗浄するだけと、操作が本当に簡単でした。

その2)水が飛び散る……でもそのためのお風呂で使えるコードレス仕様!

初めてトライしたのは、朝の歯磨きを終えた洗面所にて。想像よりも水の勢いがあり、シンク付近がビショビショになりました(ちなみに、数回使った後、すぐに慣れました)。

使ってみて初めて、コードレスタイプのすばらしさを実感。今はバスタイムのときに使っていますが、全身の隅々まで清潔になるあの爽快感を知ると、もう後には戻れません。

その3)ゴミが削減できて、実は経済的

「ウォーターピック」に必要なのは、少量の電力と水のみ。今まで、天然素材のデンタルフロスを海外から取り寄せていましたが、その必要がなくなりました。

ゴミが減らせたのはもちろん、長い目で見ると経済的なのも魅力です。

歯周病予防のプラスアルファケアに選択肢が増えた

「ウォーターピック」を使ってからは、歯磨き後のプラスのデンタルケアに面倒くささを感じなくなりました。また、プラスケアで口腔内がすっきりする気持ちよさを改めて実感。

歯周病予防のケアは、デンタルフロス、歯間ブラシ、ウォーターピックと好みや使いやすさで選択するのが良さそうです。

ヤーマン

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