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サロンに通わなくても自宅で簡単に脱毛ができる、家庭用脱毛器(光美容器)。日本製や海外製と商品の種類はさまざまですが、予算の範囲内で継続して使いやすいモデルを選びたいですよね。

脱毛器の効果を実感するには、続けることが大切。モチベーションを維持できるように、痛みの強さや使いやすさに注目して選びましょう。

今回は、脱毛器の選び方を美容家電の専門家の田中真紀子さんに解説いただきました。

「初心者は痛みが少ないフラッシュ式を」「連続照射できると継続しやすい」など田中さんにお聞きした選び方のポイントを参考に、おすすめ脱毛器を「定番人気」「コスパ」「メンズ向け」とジャンル別に厳選して紹介します。

田中真紀子さんのイメージ

白物・美容家電ライター 田中真紀子さん
家電を生活者目線で分析し、雑誌やウェブ、テレビなど幅広く発信する専門家兼ライター。家電の最新情報をキャッチするとともに、日々多くの家電を使いこなし、暮らしをより快適にする取り入れ方を提案している。2021年2月、家電を中心に人が集まる場所として「家電サロン」を開設。

■ 目次

家庭用脱毛器(光美容器)とは
 -サロンと自宅どっちがいい?
脱毛器の選び方
 -種類
 -連続照射
 -照射面積
 -照射レベルの調整
 -使いやすさ
 -使用可能部位
 -カートリッジ交換
脱毛器おすすめ9選
 -定番人気のおすすめ脱毛器
 -1万円台!コスパ重視の方におすすめの脱毛器
 -メンズにおすすめの脱毛器
注意点・継続するためのコツ

家庭用脱毛器(光美容器)とは

「光美容器は、ムダ毛の処理やケアをする美容家電。毛母細胞にダメージを与えることで、毛を生えにくくし、毛の量を減らしていきます。
黒い色素に反応する光を照射して、熱によるダメージを与えるため、産毛を剃ってから使用するのが基本。
永久脱毛はできませんが、1~2ヵ月に1回ケアするだけで毛が生えていない状態をキープできます。光美容器は、数週間で効果が出るものではないので、継続して使うことが大切」

サロンと自宅はどっちがいい? 永久脱毛したい人はクリニックへ

「サロンは、届きにくい背中や脱毛後のケアをしてくれるのがメリット。自分ひとりで継続できない方はサロン向きですね。
サロンによってはトータル費用が何十万とかかる場合があるので、根気よく続けられるなら自宅でもOK。7万円くらいの高級モデルであれば、サロンに近いクオリティでできますよ。
ちなみに、永久脱毛は医療行為なのでサロンや家庭用脱毛器(光美容器)ではできません。永久脱毛したい人は、医療クリニックに行きましょう」

脱毛器の選び方

脱毛器を選ぶ際の注目ポイントは以下の7つ。

  • 種類
  • 連続照射
  • 照射面積
  • 照射レベルの調整
  • 使いやすさ
  • 使用可能部位
  • カートリッジ交換

「一度やって面倒くさかった記憶が残ると、次やるモチベーションが下がります。
継続できるように、簡単に使えるものを選ぶことが重要」

種類

光美容器は、光の出方の違いで「フラッシュ式」「レーザー式」の2種類に分けられます。処理できる範囲や痛みの強さなどに注目して選びましょう。

・フラッシュ式(◎初心者におすすめ)
脱毛器を使う女性Image: Shutterstock

フラッシュ式は、多くの脱毛サロンで使われているのと同じタイプの脱毛器。広範囲に光を照射し、全身をスピーディーに脱毛。家庭用脱毛器としては主流の方式です。

◎痛みが少ない・処理できる範囲が広い・美肌効果も
△効果の出方はゆるやか
痛みの目安:細いゴムでパチパチ

「フラッシュ式は照射口が広く、一度に広範囲にあてられるため、効率的に脱毛ができます。
痛みが弱く続けやすいため、初心者向き。
お肌によい波長が含まれているものは、肌にハリが出るなど美容効果も期待できますよ」

・レーザー式
レーザー式脱毛器Image: Shutterstock

クリニックで使われているのと同じタイプの脱毛器。主にピンポイントの脱毛用に使われます。全身用には不向き。

◎早く効果が出やすい
△痛みが強い・処理できる範囲が狭い
痛みの目安:太いゴムでバチンバチン

「レーザー式は、細胞にダメージを与えやすい波長を集中的にあてます。
痛みは強いですが、生えにくくなるペースが早いのがメリット。何回もやりたくない方はレーザーのほうがよいでしょう。
照射口が狭く、細かく動かす必要があるので、面倒に感じることも」

連続照射

「光美容器は、フラッシュをあてたあと次の光をつくるために、一瞬パワーを貯める時間があります。
連続照射できるタイプだと、待ち時間がなくスピーディーに照射できるので、効率よく全身を脱毛できます。
連続照射できるかは、最初に確認したいポイントですね。
連続照射できないと、時間がかかり面倒くさく感じるので、モチベーションを保ちにくくなる可能性も」

▼連続照射できるモデルの例

エムテック KE-NON 光美容器は速いものは1秒で連続照射できる。KE-NONは最短0.4秒で連続照射できる
パナソニック ES-WP82-S 肌に水平に押し当ててスライドするだけで連続照射が可能

照射面積

「ボディ用は照射面積がなるべく広いものがおすすめ。高性能なモデルだと、8~9㎠のものもありますよ。
広いものほど高価になるので、ゆっくり時間をかけてもよい方は、安いモデルを選んでもよいでしょう。
顔などの狭い範囲は、顔用のアタッチメントを付け加えて使います」

▼照射面積9.24㎠のモデルの例

照射レベルの調整

光美容器には、照射レベルの調整機能が搭載されているのが一般的。照射レベルが強いほど脱毛効果が上がりますが、そのぶん肌へのダメージも強いです。

光美容器の光は黒い色に反応しますので、肌の色見に合わせて照射レベルを調整します。肌の敏感な部分は弱い設定で行い、徐々にレベルを上げて肌に負担がないように使うとよいでしょう。5段階や10段階と調整の幅が細かいモデルは肌の状態に合わせて使い分けしやすいですよ。

「肌の色を判別するセンサー付きで、照射レベルを自動調整するモデルがおすすめ

『腕の内側は白くて、外側が黒い』という状態でも、肌の部位によっても、自動で出力を変更。適切な強さで照射し、ほぼ痛みを感じずに使えます。

照射レベルの調節ができないと、肌の色や状態が変わったときに使い続けるのが大変になる可能性が」

▼肌の色を読み取り、光出力を10段階で自動調整するモデルの例

使用可能部位

「ボディと脇は大体使えます。顔やVIOは使えるかは確認しましょう。

男性がヒゲ用で使いたいときは『男性のヒゲ』の記載があるものがおすすめ。『ヒゲ』とだけ書かれていたら、女性のヒゲ向けだと思ったほうがいいです。

男性も女性用を使えますが、性別によって毛の太さが違うので、男性が使うと痛く感じることも」

使いやすさ

ガンタイプの光美容器Image: Shutterstock
▲ガンタイプの光美容器

ストレートタイプの光美容器Image: Shutterstock
▲ストレートタイプの光美容器

「形状でいえば、ガンタイプは脇にあてやすいですが、ヘッドが重いと手首が疲れてしまうことも。ストレートタイプで、コンパクトなものは背中に届きにくいのがデメリットですが、それほど腕に負担を感じずに全身に使えるのがメリット。

コードレスは商品数が少ないですが、ソファーやベッドで気軽に使いやすいですよ」

▼コードレスの脱毛器の例

カートリッジ交換

光美容器には「照射回数」が記載されています。これは照射できる上限で、10~30万回のものが多いです。ハイスペックモデルには90万回照射できるものも。

上限に達すると本体を新たに購入する必要がありますが、カートリッジ交換が可能なモデルなら、カートリッジを交換するだけで繰り返し使えます。

「カートリッジ交換式のほう長くは使えますが、本体交換式でも寿命はそれほど短くないんですよ。

光美容器を使う頻度は、最初の1~2ヵ月は1~2週間に一回くらい。3~4ヵ月目あたりかはら二ヶ月に一回です。高頻度使う方でも30万発あれば一生使えたりします。

カートリッジ交換で同じモデルを使い続けるよりも、年齢的にVIOにも使いたいよね! など出てくるので、それに合わせて最新モデルを買うのがおすすめ」

脱毛器おすすめ9選|ジャンル別に紹介

定番人気のおすすめ脱毛器

・Braun(ブラウン) シルクエキスパートPro5

Image: Amazon.co.jp

電気シェーバーでおなじみのドイツのメーカー「ブラウン」のフラッシュ脱毛器。人気と機能性に優れる初心者におすすめの一台です。

「フラッシュ自動調節システム」搭載で肌の色に合わせて光の強さを自動調整。適切なパワーで使えるため、痛みを抑えて使えます。

連続照射が可能でフラッシュの間隔は最短0.5秒。スピーディーなお手入れができるため、面倒にならず継続しやすいのも魅力。IOラインや男性のひげを除いて全身のお手入れができます。

種類 フラッシュ
連続照射
照射面積
照射調整 10段階(自動)
照射回数 40万回
カートリッジの交換 不可

・Panasonic(パナソニック) 光エステ ES-WH76-P

Image: Amazon.co.jp

コンパクト&軽量なのが特徴のパナソニックの脱毛器。スキマ時間にさっと使いやすいのが魅力です。照射範囲も5.4cmと広いため、全身のケアをスピーディーにできます。

2万円台とリーズナブルな価格も魅力。フェイス用アタッチメントを取り付ければ、男性のヒゲにも使えます。照射回数も30万回で、最大5人までシェア可能です。家族用にもぴったり。

「スライド連続照射」採用で、すべらせながら光をあてて照射できる仕様なので、使い勝手も◎。顔やビキニラインにも使えます。海外使用OK!

種類 フラッシュ
連続照射
照射面積 5.4cm²
照射調整 5段階
照射回数 30万回
カートリッジの交換 不可

・tria(トリア)パーソナルレーザー脱毛器 4X

Image: 楽天

家庭用のレーザー式脱毛器の定番人気のモデル。CanCam・Moreなど多くの女性誌で紹介されています。脱毛力重視の方におすすめの一台。

一般的なフラッシュ式の脱毛器は照射パワーが4~6J/cm²ほど。4Xの照射パワーは最大22J/cm²と業界最高峰。太く濃い毛もしっかり脱毛します。フラッシュ式より脱毛効果を実感しやすい仕様。脱毛器を使う頻度を少なくしたい方にもぴったり。

コードレスなので思い立ったときに気軽に使用しやすいのも魅力。口周りやビキニラインに使えます。

種類 レーザー
連続照射
照射面積 直径1cm(円型)
照射調整 5段階
照射回数
カートリッジの交換 不可

1万円台!コスパ重視の方におすすめの脱毛器

・CYDEN(サイデン) スムーズスキン bare plus

Image: Amazon.co.jp

イギリスの家庭用脱毛器のパイオニアのCyDen社が開発した脱毛器。コロンとかわいいフォルムが印象的な一台。

特徴は照射時間の速さ。1回の照射が0.6秒で、1分間に100回の照射が可能。およそ10分で全身のケアが終えられるため、忙しい方にも向いています。

パワー調整はできませんが、ボタンを押すだけで使えるシンプルな操作性で、継続もしやすい仕様。顔への照射も可能です。照射回数は100万回と19年間以上使うことも可能で、寿命の心配をする必要はなし!

種類 フラッシュ
連続照射
照射面積 3cm²
照射調整 1段階
照射回数 100万回
カートリッジの交換 不可

・Philips(フィリップス) ルメア エッセンシャル BRI863/70

Image: Amazon.co.jp

1891年創業の老舗ヘルスケア製品メーカーのフィリップス。ルメアは、世界シェアNO.1の光美容器。リーズナブルで使いやすいのが魅力の一台。

「スマートスキンセンサー」搭載で肌の色に合わせた照射レベルを自動で判別してくれるため、初心者でも使いやすい仕様。肌の色が濃すぎる場合は、自動的に照射を停止する安心設計。肌にやさしい仕様で、ビキニラインへの使用もOK!

収納ポーチがついているので、片付けもしやすいのも特徴。海外でも使えます。

種類 フラッシュ
連続照射
照射面積
照射調整 5段階
照射回数 約20万回
カートリッジの交換 不可

・アイリスオーヤマ 家庭用光脱毛器 エピレタ EP-0115-P

Image: 楽天

人気読者モデルも使用! アイリスオーヤマのフラッシュ式脱毛器。

特許技術の「光技術HPL」採用。光りに加えて超音波による振動を加えます。照射を重ねてくうちに、毛穴が引き締まり、痛んだ肌のケアも期待できるのが特徴。

幅8cm・縦13cm、重さ220g。コンパクトで軽量なため、持っていても疲れにくいのも魅力です。うなじや鼻の下、男性のヒゲなど幅広いところに使えます。「タッチセンサー」搭載で、照射面に密着してからでないと照射しない設計で、初心者の誤射防止を避けられるため安心。

種類 フラッシュ
連続照射
照射面積 2.7cm²
照射調整 5段階
照射回数 15万回
カートリッジの交換 不可

メンズにおすすめの脱毛器

・ヤーマン レイボーテ メンズフラッシュZERO

Image: Amazon.co.jp

人気美容機器メーカーのヤーマンの男性向けフラッシュ脱毛器。

男性のムダ毛のケアに特化した「ヒゲヘッド」搭載。美肌効果が期待できる光を照射するため、シェービングで痛みやすい口元のケアもできます。

3つのモード搭載で、用途に合わせて便利に使えます。「ローラーモード」は連続照射可能で、腕や脚など広範囲に使うときに最適。顔やビキニラインなどを部分的にケアするときは「シングルモード」で。

「肌色センサーモード」は、肌の色を自動で判別し最大フラッシュレベルに制限をかけます。脱毛器に不慣れな男性でも安全に使いやすい仕様。

種類 フラッシュ
連続照射
照射面積
照射調整 5段階
照射回数 20万回
カートリッジの交換 不可

・脱毛ラボ Home Edition

Image: Amazon.co.jp

人気脱毛サロン「脱毛ラボ」の家庭用脱毛器。男女兼用なので、1台をカップルで使いまわせます。

最大の特徴は「冷却クーリング機能」。照射したところを冷やすことで、痛みを軽減。脱毛器使用後にジェルでケアも不要です。最大2.9ジュールのサロンレベルの照射パワーですが肌にもやさしい仕様。

5段階でパワー調整可能で、顔やVIO、男性のヒゲなど使える場所も幅広いのも魅力。タッチセンサー搭載で。顔や指など凹凸部分も照射しやすいですよ。

種類 フラッシュ
連続照射
照射面積
照射調整 5段階
照射回数 30万回
カートリッジの交換 不可

・エムテック KE-NON

Image: Amazon.co.jp

高額ですが国内90万台以上の受注実績! 男女問わず、高機能な脱毛器がほしい方におすすめの一台。

10段階のなかから肌の色に合わせて自動で照射レベルを判別。3.5cm×2.0cmのワイドに照射が可能です。フラッシュ間隔は0.4秒なので、スピーディーに全身のケアを完了します。

コンデンサを4個搭載することで、サロンレベルの高出力を実現。ヒゲの濃い男性も安心して使えます。カートリッジ交換式なので、友人や家族と衛生的にシェアできます。

独自「USPL(極短発光)システム」搭載。発光時間を短くすることで肌へのダメージを軽減しています。敏感なデリケートゾーンに使う際も安心!

種類 フラッシュ
連続照射
照射面積 7cm²(スーパープレミアムカートリッジ)
照射調整 10段階
照射回数 300万回
カートリッジの交換

注意点・継続するためのコツ

「同じ場所に二回当てても効果は変わらず、肌へのダメージが蓄積され、炎症の原因になることも。

また、脱毛の効果を早めたくて頻繁に照射したい人もいるかもしれせんが、大変危険です。

メーカーが定めた使用頻度を守らずに脱毛器を使用しても、脱毛効果が高まるどころか肌の火傷や変色などの原因になる危険すらあります。

メーカーの説明書に書かれた使用頻度を必ず守りましょう。

あとは、日焼け後やお肌の調子がわるいときは使用を控えたほうがよいですね。

光をあてると肌が乾燥してヒリヒリすることも。使用後はクリームやジェルで保湿するのが大切です。

脱毛器は定期的に使い続けることが大切。生えなくなったと思ってサボると、毛母細胞が復活して徐々に生えてきてしまうので、カレンダーに『脱毛日』と記載して、スケジュールを管理するのはおすすめ」

Image: Shutterstock

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