
──ライフハッカー[日本版]より転載
チポトレ・メキシカン・グリル(米国などで展開するメキシコ料理レストランチェーン)が、白米、玄米と並んで、カリフラワーライスをメニューに追加したというニュースを聞いて、この野菜ベースの料理が栄養的にどうなのかを知りたい人もいることでしょう。
カリフラワーライスの栄養価は?
まず言えるのは、カロリーと炭水化物が少ないということです。
チポトレが公表している栄養情報によると、シラントロライム・カリフラワーライスの栄養は次の通りです。
- 一食当たりのカロリー:40cal
- 脂質:1g
- タンパク質:3g
- 炭水化物:7g
- 食物繊維:3g
ちなみに通常のライスの栄養価は以下の通り。
- 一食当たりのカロリー:210cal
- 脂質:4g(玄米は6g)
- タンパク質:4g
- 炭水化物:40g(玄米は36g)
- 食物繊維:1g(玄米は2g)
カリフラワーライスを選んだ方がいいの?

それは、あなたが食事(チポトレではブリトー)に何を求めているかによります。
カロリーや炭水化物を減らす簡単な方法を探しているなら、カリフラワーライスを選ぶとよいでしょう。ニーズを満たしながら、普通のライスと同じような満足感を得ることができます。
ちなみに、食物繊維の量はどのライスを選んでもだいたい同じです。
私はまだこの新メニューを試していないのですが、一般的に、カリフラワーライスは少し満足度は低くなりますが、穀物のライスと同じような味がします。
最大のトレードオフは、カロリーと炭水化物が少ないので、後でお腹が空きやすいことですが、たいした問題ではないでしょう。
また、人によって、カリフラワーライスを大量に食べると、消化に問題が生じる場合がありますが、ブリトーひと皿程度なら、さほどの影響はないはずです。
要するに、炭水化物を減らして野菜を多く摂りたときに、カリフラワーライスは素晴らしい選択肢となるということです。
外食は少し贅沢だと思うなら、カリフラワーライスを入手できる場所はほかにもあります。
Trader Joe’sが、私も大好きなカリフラワーライスの炒め物を販売しており、スーパーの冷凍食品コーナーにもよく置いてあります。
フードプロセッサーで新鮮なカリフラワーを砕いて作ることもできるので、新しい野菜料理を探している人は、ぜひ試してみてください。
Source: Trader Joe’s, kitchn
Beth Skwarecki – Lifehacker US[原文]
訳:伊藤貴之
Image via Shutterstock