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街中に繰り出す機会がめっきり減り、野外遊びに精が出たこの一年。

同時に、頻繁に使うアウトドア用品を見つめなおすようにもなりました。

いくつか新調したなかで、ひときわ“買って大正解!”と嬉しくなったチェアをご紹介します。

焚き火のそばでも燃えにくいチェア

コールマン「ファイアーサイドレイチェア」

コールマン 「ファイアーサイドレイチェア」 11,800円

︎チェア探しで重視したのは、焚き火のそばでくつろいでも心配がないくらい火に強いこと

火に強いといえばコットン素材なのだそうですが、ある有名メーカーのコットンキャンプチェアは一脚2万円ほどと高価で、残念ながら予算外です。

検索の末に見つけたのが、コールマンのファイアーサイドレイチェアでした。

キャンバスのような生地感

コールマン「ファイアーサイドレイチェア」

“ファイアーサイド”という名前が示す通り、特殊な防炎素材が採用されていますが、生地の質感はむしろキャンバス地を思わせます

コットン素材の持つナチュラルな雰囲気に憧れていましたが、ナチュラルという視点でいえば、こちらのチェアでも申し分ありません。

色合いは“コヨーテブラウン”というシックなベージュカラーです。

トラッドな配色

コールマン「ファイアーサイドレイチェア」

柔らかな雰囲気を感じるのは、アームレストのおかげでもあるのかもしれません。

ブラウンカラーとベージュのシート部分がクラシカルにマッチし、スポーティだったり無骨だったりすることの多い、典型的なアウトドアチェアと一線を画しています。

リクライニング機能を試してみると…

購入する時には“使用方法のひとつ”というほどにしか思っていなかったのに、今では防炎機能と同じくらい気に入っているのが、このチェアの持つリクライニング機能です。

調節できる範囲は3段階。それぞれの座り心地と使用シーンをご紹介します。

①スタンダードな座り心地も申し分なし

コールマン「ファイアーサイドレイチェア」

まずはまったく倒さずに座ってみたところ。アウトドアショップの店頭で数々のチェアを試してきましたが、間違いなく最も座り心地のよいチェアのひとつです。

“傾き調整可能”などと謳う商品は、その機能にウェートを置くばかりにスタンダードな座り心地はいまいちなのでは?という懸念を、杞憂と笑い飛ばしてくれます。

②1段階倒してみると…

コールマン「ファイアーサイドレイチェア」

こちらは1段階倒してみたところです。

キャンプの際は、食事の時でない限り、この傾き具合を“基本体制”として採用することも。

③天体観測には2段階目の傾き

コールマン「ファイアーサイドレイチェア」

そしてこちらが2段階目の傾きです。昼間はちょうど木々と、夜にはちょうど星々と目が合う角度。

私は公園にピクニックシートを持ち込み、寝転びながらくつろぐことが好きなのですが、パブリックの場で周りの様子がまったく見えなくなることに少しだけ不安も感じていました。

この傾きのチェアに座ってまず感じたのは、ちょうどいい!怖くない!ということ。周りで起こっていることにも注意を払いつつ、自分と自然だけの世界もつくり出すことができます。

さまざまなシーンで

もちろんファイアーサイドで

コールマン「ファイアーサイドレイチェア」

いままで恐る恐る焚き火のそばに置いていたキャンプチェア。座ってくつろぎながら手を温めるという行為を、なんの躊躇もなく行うことのできる頼もしさ!

使い込むうちに当たり前になるのかもしれませんが、今はまだまだ感動を覚えます。

近場でのしあわせ

コールマン「ファイアーサイドレイチェア」

土日どちらかの天気が優れないか、所用がありキャンプに行けない週末(=悲しいことに大抵の週末)。そんな時でも合間を縫い、チェア使いたさに近くの公園に持ち込むようになりました。

持ち運びベルトが付いていますので、近距離でしたらどこでも行ける気がします。

近距離と書いたのは、約3.7kgとかなりの重さがあるからです。よほどの力持ちでない限り、これを持っての遠出は難しいと思います。

コールマン「ファイアーサイドレイチェア」

公園に着いたら、ただただ座って読書をしたり、軽くごはんを食べたりします。靴を脱ぐとよりいい気持ち。

もっと外に出たくなる

コールマン「ファイアーサイドレイチェア」

これからもっとアウトドアに出かけたくなる季節が到来します。

8月にはペルセウス座流星群がピークを迎え、今年は数年ぶりの好条件で観測ができるそう。

このチェアでリラックスしながら星の流れを楽しむのが、今のところの小さな夢です。

ファイアーサイドレイチェア(コヨーテブラウン)[コールマン公式]

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