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湿気を冷やして除湿を行う、コンプレッサー式の除湿機。夏や梅雨の時期の湿気対策や洗濯物の乾燥に活躍。電気代を安く抑えられるため人気です。

コンプレッサー式は運転音が大きい、冬に不向きなどのデメリットがあり、購入の際には心配になることもあるでしょう。ただ、搭載している機能や対策を講じることによって予防が可能です。デシカント式との違いも知ると、納得できる一台を選べます。

今回は、除湿器の選び方を家電プロレビュアーの石井和美さんに解説いただきました。「運転音が気になる方は静音モード搭載のものを」「通年使いたいなら冬モード搭載のものを」など石井さんにお聞きした選び方のポイントを参考に、おすすめコンプレッサー式除湿器をジャンル別に厳選して紹介します。

【関連】除湿機についてより詳しく知りたい方は、以下の記事もおすすめ
<除湿機おすすめ記事>

石井和美さんのイメージ

石井和美さん
家電プロレビュアー。白物家電や日用品などを中心に製品レビューを得意としています。レビュー歴15年以上。茨城県守谷市に家電をレビューするための一戸建てタイプ「家電ラボ」を開設、冷蔵庫や洗濯機などの大型家電のテストも行っています。

■ 目次

コンプレッサー式のメリット
-デシカント式との違い

コンプレッサー式を選ぶ際に注目するポイント

おすすめコンプレッサー式除湿器10選
-定番人気のコンプレッサー式除湿器
-静音設計のコンプレッサー式除湿器
-冬モード搭載のコンプレッサー式加湿器
-コンパクトなコンプレッサー式除湿器

コンプレッサー式のメリット

除湿機の画像Image: Shutterstock
「コンプレッサー式の除湿機は、湿った空気を冷やして水滴にかえて除去します。消費電力が少なく、電気代が安いため人気ですね。運転音の大きさや重いのがデメリットです。

除湿機を使うと室内の温度が上がります。コンプレッサー式は1~2℃と温度上昇が少ないため、夏場の利用に最適。5℃以下の低温時に除湿能力が落ちるので冬場の利用には不向きです」

デシカント式との違いは?

コンプレッサー 主な使用時期:夏・梅雨
電気代(1時間あたり):6円(180W)
特徴:電気代が安い。重量があり、運転音が大きい
デシカント 主な使用時期:冬
電気代(1時間あたり):17円(630W)
特徴:軽量・音が小さめ。電気代が高い・室内の温度上昇

「デシカント式は、乾燥材に空気中の水分を吸着させて、部屋の水分をとる除湿方式。軽量で運転音が小さいのが魅力です。ヒーターを使う除湿方式なので消費電力が上がり、電気代は1時間17円ほど。

本体価格はコンプレッサー式が1万5千~4万円ほどで、デシカント式が1~2万円ほど。デシカント式のほうが本体価格は安い傾向にありますが、電気代とのバランスを考えるとコンプレッサー式のほうがコスパに優れます。

デシカント式は、使用時は室温が3~8℃上昇するため、冬の結露対策などの用途に向いています。時期に合わせて使い分けるとよいでしょう」

▼「デシカント式」「ハイブリッド式」の除湿機について詳しくは以下の記事より
<除湿機おすすめ記事>

コンプレッサー式を選ぶ際に注目するポイント

ここでは、コンプレッサー式を選ぶ際に注目すべきポイントを紹介します。

静音機能
「音が気になる方は、静音機能を搭載した製品がおすすめ。『静音モード』『夜干しモード』などがあると、音を抑えた運転が可能です。音量が30db台になるものを選べばそこまで音は気にならないでしょう。

運転音を抑えても振動音がまだ気になる……という方はフローリングであれば、除湿機の下に薄手のカーペットを敷くなどの対策をするとよいでしょう。

除湿機は製品に関わらず、ある程度の音が出ます。人がいない時間帯に使うのがおすすめですよ」

冬モード搭載
「コンプレッサー式は5℃以下の環境だと、除湿能力が落ちます。

通年コンプレッサー式を使いたいなら、冬モード搭載のものがおすすめ。冬モード時は風量を上げることで、室温1℃から除湿が可能になるモデルもあります。

冬でも暖房で部屋があたたかい場合は、コンプレッサー式でも問題なく使用できます」

▼室温1℃から除湿可能な除湿機

衣類乾燥
「衣類乾燥がメインなら、ルーバーが上下左右にスイングするものや、ワイドに送風できるものが、洗濯物に合わせて乾かしやすいですよ。

移動して使うことがほとんどなので、持ち運びやすさも重要。本体の重量が6kgほどなら、力があまりなくても移動させやすいですよ。コンプレッサー式は重量があるので、持ち手やキャスターにも注目して選びましょう」

▼衣類乾燥に便利な機能

ワイド送風 広い送風幅で風を送り一度に多くの洗濯物を乾かす
スポット送風 厚手のGパンなど乾きにくい洗濯物に風を集中させ、スピーティーに乾燥

湿気対策
「梅雨の湿気対策に使いたいなら40%・50%・55%と細かく湿気の設定ができるものがおすすめ。靴箱やクローゼットの湿気対策に使いたいなら風向きを調整できるモデルを選ぶとよいでしょう」

おすすめコンプレッサー式除湿器10選

ここではおすすめのコンプレッサー式除湿機を「定番人気」「静音設計」「冬モード搭載」「コンパクト」とジャンル別に紹介します。

▼「デシカント式」「ハイブリッド式」のおすすめ除湿機は以下の記事で紹介
<除湿機おすすめ記事>

定番人気のコンプレッサー式除湿機

・シャープ 衣類乾燥除湿機 CV-L180

Image: 楽天

シャープの「衣類乾燥除湿機」はプラズマクラスターで、部屋干し臭を抑えてくれるのが魅力。送風幅も165cmと広いため、大量の洗濯物を室内で干したい方にはぴったりの一台。

ピンポイントで衣類を乾かす「スポット送風」の機能も付きで、すぐに乾かしたいものへ集中的に送風できます。

タンク容量が約4.5Lと大きいのも特徴。ホースをつなげば、お風呂場など直接排水が可能なので、水を捨てに行く必要もなくなりますよ。お仕事やお買い物などの外出中にも利用しやすい仕様です。

サイズ 35.9×66.5×24.8cm
対応畳数 50Hz:木造20畳、鉄筋40畳
60Hz:木造23畳、鉄筋45畳
タンク容量 4.5L
静音機能
冬モード

・CORONA(コロナ) 衣類乾燥除湿機 CD-P63A

Image: Amazon.co.jp

便利な機能が満載! 除湿機の定番メーカーの「コロナ」。こちらはコンパクトでありながら高い除湿能力なのが特徴の製品です。

2種類の除湿モードから好みのタイプを選択可能。「標準モード」は1時間当たり約5円、「節約モード」は1時間あたり約3円に電気代を抑えられます。付属のフィルターは付着したウイルスの抑制や除菌を行ってくれる優れもの!

1日6.3L除湿可能で、約2kgの洗濯物を約130分でしっかり乾燥。幅22cm、奥行33cmで狭い部屋にも設置しやすいですよ。1人暮らしの方におすすめ。

サイズ 22×33×51.5cm
対応畳数 50Hz:プレハブ11畳、木造7畳、鉄筋14畳
60Hz:プレハブ12畳、木造8畳、鉄筋16畳
タンク容量 3.5L
静音機能
冬モード

・三菱 衣類乾燥除湿機 MJ-M120RX

Image: 楽天

三菱の「衣類乾燥除湿機」は布団乾燥にも使える除湿機。三菱製品ならではの機能「3Dムーブアイ」搭載で、生乾きの衣類を見つけ、集中的に乾燥します。

電気代が気になる方は「エコモード」の使用がおすすめ!標準モードと比べて45%も電気代を抑えられます。衣類乾燥1回分で約13円しかかかりませんよ。

湿気の多い梅雨時期・浴室のカビ対策・春や秋には花粉除去など幅広いシーンで活躍するでしょう。

サイズ 36.0×21.0×53.4cm
対応畳数 50Hz:木造14畳、プレハブ21畳、鉄筋28畳
60Hz:木造15畳、プレハブ23畳、鉄筋30畳
タンク容量 約3.0L
静音機能
冬モード

静音設計のコンプレッサー式除湿機

・アイリスオーヤマ 衣類乾燥除湿機 IJC-H65

Image: Amazon.co.jp

コスパ抜群&スリムな除湿機。消費電力は1時間当たり約5円まで抑えられます。

スイングの角度を「広範囲」「上向き」「下向き」3段階調整できる「オートルーバー機能」が付いているのも魅力。場所を選ばず置きやすいサイズ感なので、クローゼットの湿気対策や浴室のカビ対策などにもぴったりです。

音を抑えられる「弱モード」は、就寝時や勉強中に使う際に便利。

サイズ 37.7×25.8×62.2cm
対応畳数 50Hz:木造7畳、プレハブ11畳、鉄筋14畳
60Hz:木造8畳、プレハブ12畳、鉄筋16畳
タンク容量 約3.5L
静音機能 有(弱モード)
冬モード

・デロンギ タシューゴ アリアドライ マルチ 衣類乾燥除湿機 DEX16FJ

Image: Amazon.co.jp

運転音を39dBまで抑えた静音設計の除湿機。図書館の音量が40dBといわれているので、コンプレッサー式のなかでは、だいぶ運転音が静かなモデル。就寝中に夜干ししたい方にもおすすめですよ。

A4に近いサイズ感ですが、鉄筋18畳の広めのお部屋でもしっかり除湿。丸みを帯びたハンドル付きで、持ち運びもしやすいですよ。

カビやすい脱衣所や浴室、リビングまでさまざまな場所で便利に使えます。

サイズ 33.5×22.5×50.5cm
対応畳数 50Hz:木造8畳、鉄筋16畳
60Hz:木造9畳、鉄筋18畳
タンク容量 約2.2L
静音機能 無(静音設計)
冬モード

冬モード搭載のコンプレッサー式加湿器

・三菱 衣類乾燥除湿機 MJ-P180RX

Image: 楽天

三菱「衣類乾燥除湿機」の冬モード搭載モデル。室温1℃から除湿可能で、通年使いやすい製品です。また、7畳の部屋を約19分で除湿が可能なハイパワーな除湿能力が魅力。

「弱モード」「夜干しモード」は音量が38dbと低く、勉強中にも運転音が気になりにくいです。「強モード」にすれば、スピーディに除湿・乾燥ができますよ。

重量はありますが、四輪駆動のキャスター付きなので移動もしやすいです。

サイズ 37.2×28.1×59.4cm
対応畳数 50Hz:木造19畳、プレハブ29畳、コンクリート39畳
60Hz:木造23畳、プレハブ39畳、コンクリート45畳
タンク容量 約4.7L
静音機能
冬モード

・CORONA(コロナ)衣類乾燥除湿機 CD-H18A

Image: Amazon.co.jp

1日18Lで鉄筋45畳まで対応のハイパワーな除湿機。たっぷり部屋干ししたい方にもおすすめの一台。約2kgの洗濯物を約46分で乾燥可能です。

冬モード搭載で、室温が10度以下になるとヒーターを併用してパワフルに除湿。1時間あたり約9円と電気代が安くすむのはうれしいポイント。

排水タンクが約4.5Lと大容量で、忙しいときにも約6時間水捨てせずに稼働できます。「内部乾燥モード」搭載なので、クローゼットから取り出したときのカビの臭いも予防しますよ。

サイズ 36.5×20.2×57 cm
対応畳数 50Hz:木造20畳、プレハブ31畳、鉄筋40畳
60Hz:木造23畳、プレハブ35畳鉄筋45畳
タンク容量 4.5L
静音機能 有(夜干モード)
冬モード

コンパクトなコンプレッサー式除湿機

・山善 衣類乾燥除湿機 YDC-C60

Image: Amazon.co.jp

リーズナブル&コンパクトな衣類乾燥除湿機。小さめのサイズで木造7畳、鉄筋は14畳まで対応可能です。

7段階の湿度調整可能です。さらに、1~8時間の「入・切タイマー」や24時間操作しないと自動停止する「オートオフ機能」、角度を90°調節できる「送風方向調節機能」など幅広いシーンで便利に使える機能が多く搭載されています。

除湿能力も充分で、コスパ重視の方におすすめの一台です。

サイズ 27.6×18.5×48cm
対応畳数 50Hz:木造住宅6畳、プレハブ住宅10畳、集合住宅13畳
60Hz:木造7畳、プレハブ11畳、集合住宅14畳
タンク容量 2L
静音機能
冬モード

・SHARP 衣類乾燥除湿機 CV-L71

Image: 楽天

高性能なシャープの除湿機のコンパクトなモデル。設置面積はA4サイズですが、便利な機能が満載です。

衣類乾燥時にはプラズマクラスターが生乾き・汗・タバコのにおいなどをしっかり消臭。スーツなどの衣類のにおいが気になる方にもおすすめですよ。

ハンドル付きなので持ち運びしやすいのもメリットの1つ。毎回違う部屋で使用したい・お掃除の際に移動させたい方にぴったりです。下に風を送れるのでカーペットや脱衣所のマットの除湿するときにも便利。

内部乾燥機能付きなので本体のカビなどを対策して清潔に使えますよ。

サイズ 30.3×20.3×52.4cm
対応畳数 50Hz:木造8畳、コンクリート16畳
60Hz:木造9畳、コンクリート18畳
タンク容量 約2.5L
静音機能
冬モード

・cado(カドー)ROOT 7100

Image: 楽天

スーツケースやワゴンに見える、シンプルでおしゃれなデザインが魅力の除湿機。サイズは大きめですが、見た目がスッキリとしていて圧迫感がないのが特徴。

重量は12kgと重さはあります。ただ、360°回転するキャスターと伸縮する取っ手付きで、部屋の移動もしやすいですよ。「除湿」「衣類乾燥」「除菌消臭」と3つのモードが搭載で、用途に分けて便利につかえます。

操作パネルもスッキリして見やすいので、使い勝手も◎。

サイズ 32.7×20.7×68.2cm
対応畳数 50Hz:鉄筋約16畳、木造約8畳
60Hz:鉄筋約19畳、木造約9畳
タンク容量 3.5L
静音機能
冬モード

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