舟津カナ

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キャンプだけでなく、防災用具のひとつとして家でも活躍するランタン

今ではボタンを押すだけで簡単に点灯する「LEDランタン」が主流。昔ながらのガソリンランタンは「つけるのに手間がかかる……」「メンテナンスが必要……」と聞いただけではメリットがなさそうですが、手がかかる子ほどかわいいのです

ガソリンランタンの魅力は…

現在販売されているランタンは、熱源の違いにより大まかにLEDランタン、LPガスランタン、ガソリンランタンの3つに区別されます。

手軽で安全ということもあり、LEDランタンは人気が高いのですが、人工的な明るさがちょっと苦手という人もいます。

その点、ガソリンランタンの明かりは仄かなオレンジ色で温かみがあり、野外でも落ち着く色合い。

そして魅力はなんといっても明るいところ。

キャンプでの光源は重要で、1000ルーメン以上のモノでないと全体を照らすことができません。

左:LEDランタン、右:ガソリンランタン

LEDランタンでもそれなりの値段を出せば1000ルーメン以上のモノが手に入りますが、コールマンのワンマントルガソリンランタンは2000ルーメン以上、ツーマントルで2500ルーメン以上とかなりの明るさを演出してくれます。

燃費もGood!

明るければ明るいほどランニングコストがかるような気がしますが、ガソリンランタンの燃料のホワイトガソリンは、LPガスに比べると安く、燃費が良いところも人気のひとつ。

充電式のLEDランタンは、電源がないサイトの場合充電ができませんが、コレは燃料を持って行けばつぎ足すことができます。

また、LPガスのランタンは寒いと点火が難しいのですが、コレは寒くとも点火ができ、しかも温かい! 冬キャンプも楽しみたい人向きのアイテムです。

手間がかかるけど、何十年も使えるギア

ガソリンランタンはマントルを付け、空焚きが必要。

点灯のときはポンピングをしなければならずちょっと手間がかかりますが、ジェネレーターの交換など、きちんとメンテンナンスをすれば何十年も使うことが可能

筆者が持つ一番古いビンテージ品は1950年製造と70年前のモノですが、今でもしっかり明るく、親子代々引き継ぐことができるアイテムです。

ビンテージランタンはコレクターも多い

コールマンのビンテージガソリンランタンは、年代によって形や色が異なり、それらを集めるコレクターも多く人気のキャンプギアです。

燃料タンクの裏には、製造年月が刻印されているため、自分や子どもの誕生月のモノを集める人もいます。

ただし室内はNG

LEDランタンは室内で使用できますが、ガソリンランタンは火事や一酸化炭素中毒の危険があるため、室内で使用はせず、野外で楽しむアイテムです。

筆者はキャンプのときはガソリンランタン、テント用のLEDランタン、ヘッドライトを持参。

都会の明かりがないキャンプ場の夜は思った以上に暗いため、ランタンは数個準備していくのがよいでしょう。

愛情込めて育むアイテム

年齢を重ねれば重ねるほど味がでてくるガソリンランタン。

手間がかかるアイテムなため、これを持っていると「コイツ、キャンプを知っているな」と玄人扱いされるギアのひとつ。

技術の進歩で、手軽&コンパクトなモノが増える中、時代を逆行して「ちょっと手間がかかるギア」をひとつ取り入れてみると、ますますキャンプの魅力にどっぷり浸かるかもしれませんね。

ワンマントルランタンパワーハウス(R)ツーマントルランタン [コールマン]

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舟津カナ

ライター・ロケーションコーディネーター。旅行会社・編集プロダクションを経て、現在はアメリカLAを拠点に世界を飛び回る。山ガールというより山女。トゲトゲした山を見ると登りたくなる。形がかわいいという理由だけでパタパタする布張りのジープラングラーを購入。只今、かわカッコいい車へカスタマイズ中。ビールとオーガニックコスメをこよなく愛するアラフォー。

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ROOMIEスタッフにとって、自らの定番スタイルを形作ってくれるアイテムや、自分たちの暮らしをこれから変えてくれそうなアイテムをご紹介していきます。

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