Commerce

Commerce

3

扇風機の価格は、本体に使用されているモーターの種類と、さまざまな機能によって異なります。一般的には、ACモーターでシンプルな機能の扇風機は価格が安くなる傾向がありますが、便利な機能を搭載していてもお手頃価格の扇風機は存在します。そんなコスパの高い扇風機はどのように選べばよいのでしょうか。

今回は、家電ライターとしてご活躍中の秋葉けんたさんにご協力いただき、扇風機の種類や選び方のコツ、さらにコスパの高いおすすめの扇風機をご紹介します。きっと理想の扇風機と出会えるはずですので、ぜひともお役立てください。

なお、以下の表示価格は変更の可能性もありますので、販売ページをご確認ください。

あわせて読みたい:

■監修者

秋葉さんのイメージ"

秋葉けんたさん
編集プロダクションマイカに所属。雑誌や専門誌のライターとして活躍。 家電やIT全般の執筆を得意とし、書籍、新聞、業界誌やWebコンテンツ、オウンドメディアなど多方面にコンテンツを提供。

■ 目次

扇風機の種類

扇風機を選ぶ上での5つのポイント
・ACモーターとDCモーターで選ぶ
・羽根の枚数による違いで選ぶ
・首の高さや首振り範囲で選ぶ
・お手入れのしやすさで選ぶ
・付属機能で選ぶ

コスパ抜群!安い扇風機のおすすめ5選
・3,000円台で買える安い扇風機おすすめ
・5,000円以下で買える安い扇風機おすすめ
・10,000円以下で買える高機能な扇風機おすすめ
・グレードアップ!機能的な特徴の扇風機おすすめ

まとめ

扇風機の種類

扇風機は、主に次の5つの種類に分かれます。まずは理想とする扇風機がどの種類なのかを知っておくことをおすすめします。それによって製品が選びやすくなるでしょう。

・リビングファンタイプ

スタンダードな扇風機としてイメージされるのはリビングファンタイプではないしょうか。モーターによって羽根が回転し送風される仕組みになっており、一般的には本体の上部に首振りを調整する引きボタンが付いています。また、風量は弱・中・強の3段階程度となります。

・タワーファンタイプ

内蔵されたファンによって風が送り出される仕組みになっていますので、羽根に指を入れてケガをするような心配はありません。また、細長く省スペースかつインテリアとしてもおしゃれな製品も多く発売されています。一方で、風量は控えめですが稼働音は大きい製品が多い傾向があります。

・壁掛けファンタイプ

よく昔ながらの飲食店の壁に設置されている扇風機です。他の扇風機と違って床面積はとりませんが、設置してしまうと容易には移動できなくなります。そのため、設置場所は十分に検討する必要があります。

・卓上ファン

デスク上に設置できる小型の扇風機です。平らなデスクにそのまま置く製品と、クリップで挟んで設置する製品などがあります。

・サーキュレーター

空気を循環させるための家電となりますので、厳密には扇風機と異なります。あくまでも直線的な風を送る役割となりますので、空気の循環が主な目的となるでしょう。そのため、エアコンと併用することによってエアコンの心地よい温度の風を循環させて使用効率を高めることができます。これは扇風機でも可能ですが、よりエアコンの効率を上げる目的の場合は扇風機よりもサーキュレーターのほうが適している可能性があります。

扇風機の選び方には、ポイントが5つ

各家電メーカーは、毎年さまざまな扇風機を発売しています。安くて性能の良い扇風機を手に入れられためには、扇風機の選び方の基本となる、5つのポイントを順番に見ていきましょう。

【選び方のポイント1】ACモーターとDCモーターの違い

扇風機の製品紹介などで「ACモーター」「DCモーター」という言葉を見たことがある方も多いでしょう。ACとは、Alternate Current(オールタネート・カレント)の略となり、「交流」を意味し、DCとはDirect Current(ディレクト・カレント)の略となり、「直流」を意味する言葉です。

これらACモーターとDCモーターの最も異なる点は、風量です。よく見かける「弱」「中」「強」の風量を調節できる扇風機は、風量のコントロールが3段階程度となるACモーターです。一方のDCモーターは、モーターの回転数をコントロールできるため、きめ細かな風量の調節が可能です。

ちなみに従来の扇風機は、全てACモーターだったのですが、2012年に日本で初めてDCモーターの扇風機が発売され、注目を集めました。目新しい機能は、一見とても魅力的ですが「本当に必要かどうか」を考えることが安い扇風機を選ぶためのファーストステップとなります。

さらにACモーターとDCモーターの違いは、「消費電力」にもあります。ここで、一日あたりの電気量を比較してみましょう。

種類(一般的な家庭用) 一日あたり(8時間使用)の電気代
ACモーターの扇風機 7.6円
DCモーターの扇風機 4.1円

※電気代は27円/kWhとして計算

DCモーター扇風機に比べて、ACモーター扇風機は約1.8倍の電気代がかかる計算になります。仮に毎日8時間使用したとすると、1ヶ月分の違いは数百円程度です

しかし、ACモーターとDCモーターでは、本体価格が大きく異なり、DCモーターの扇風機は高額な製品がほとんどです。つまり、高額なDCモーターの扇風機を購入しても電気代が安いから元がとれるということはあり得ません。もし、安く扇風機を手に入れるならば、ACモーターの扇風機が前提条件となるでしょう。

ここまでのACモーターとDCモーターの扇風機における違いをまとめると次のようになります。

ACモーターの扇風機 DCモーターの扇風機
価格 比較的安価 比較的高価
消費電力 DCモーターと比べると少し高い やや低い
風力 3段階程度 微風を始め細かな調節が可能

【選び方のポイント2】羽根の枚数による違い

扇風機の羽根の枚数によっても音や風の質が変わります。たとえば、羽根の形状が同じの場合、5枚羽根よりも7枚羽根の方が、音が大きくなります。また、風の質は、5枚羽根よりも7枚羽根の方が、やわらかい風に感じます。

一般的に価格の安い扇風機は、羽根の枚数が3〜4枚と少ない傾向がありますので、稼働中の音はうるさくありません。そのため、安くて静かな扇風機を選ぶには、羽根の形状と枚数も確認することをおすすめします。
【選び方のポイント3】首の高さや首振り範囲
扇風機を設置する場所は、お決まりでしょうか?和室や洋室、またはキッチン、洗面所、机の上など設置する場所によって、適切な扇風機は異なります。

立ったまま風にあたるのか、座って風にあたるのかなどをイメージしておきましょう。さらに「部屋干しの洗濯物を乾かしたい」「部屋の空気を循環させるために使いたい」など、具体的な目的が決まっている場合は、特に高さの調節や首振り・上下の可動範囲を確認しましょう。

また、扇風機とエアコンを併用することによって夏場を快適に過ごせることや、省エネ効果も期待できます。

参考:東京電力「エアコン(冷房時)と扇風機を一緒に使うと省エネになるの?」

参考:環境省YouTube「「夏を快適に過ごすには」:エアコンの上手な使い方」

【選び方のポイント4】お手入れのしやすさ

部屋の中に設置された扇風機はホコリがつきやすいのですが、このホコリは故障の原因にもなりますので小まめなお手入れが必要です。少しでもお手入れをしやすくするために、カバーの脱着や羽根の形状など、掃除のしやすさにも着目して選ぶようにしましょう。

【選び方のポイント5】付属の機能

また、リモコンがあれば、わざわざ扇風機のそばまで足を運ぶ必要はありません。さらに入・切タイマーが搭載されていれば、就寝・起床時の使い勝手も良くなるでしょう。このような機能の便利さは製品のカタログなどでもイメージできますが、風量調節や風きり音の機能などは、仮にデーターがあったとしてもイメージしにくく、体感には個人差もありますので、付属機能で選ぶ場合は実物を比較することをおすすめします。もし可能であれば、量販店に足を運んでみてください。

ただし、付属機能が増えれば増えるほど価格は高くなります。ここまでお伝えしたことを参考に、本当に必要な機能をイメージして、安くても満足できる扇風機を見つけましょう。

コスパ抜群!安い扇風機のおすすめ5選

3,000円台で買える安い扇風機おすすめ

●アイリスオーヤマ PCF-SM12

Image: Amazon.co.jp

500mlペットボトルとほぼ同じ高さというコンパクトさが特徴のサーキュレーター。上下左右の角度調節が可能で、夏・冬共にエアコンと組み合わせて空気を循環させながら使うことができます。左右首振りに加え、下方向への首振りも対応。高所や狭い棚、玄関など置く場所を問いません。リーズナブルな価格ながら、パワフルな送風です。部屋干しの洗濯物などもよく乾かせることが期待できます。

メーカー アイリスオーヤマ
モーターの種類 DC
風量段階 3段階
機能 タイマー、静音モード、左右首振り、下向き送風
サイズ 幅18×奥行き18×高さ25cm
タイマー時間
リモコンの有無

5,000円以下で買える安い扇風機おすすめ

●エスケイジャパン(SK Japan) SKJ-KT33TF

Image: Amazon.co.jp

横幅22.5cmとスリムなタワー型が特徴ですので、洗面脱衣所やキッチン、トイレなど設置場所は幅広いでしょう。また、人が立っている状態での操作を想定し、天面に操作スイッチが配置されているため風量調節や電源のオン・オフも簡単です。首振り機能や3段階の風量調節付きにもかかわらず、5,000円以下で購入できるお得な製品です。

メーカー エスケイジャパン(SK Japan)
モーターの種類 AC
風量段階 3段階
機能 首振り機能付き(約50度)、切タイマー
サイズ 幅22.5×奥行き22.5×高さ79.5cm
タイマー時間 2時間
リモコンの有無

10,000円以下で買える高機能な扇風機おすすめ

●サンコーレアモノショップ Crazy Fan2-ストロング-

Image: Amazon.co.jp

なんといっても魅力は、その風量で自動車エンジンアイドリング時並みの回転数を誇ります。外からの風を取り込む場合や中にこもった空気を一気に押し出す場合に薄型ボックスタイプの扇風機ながら圧倒的な風量を発揮します。今までの扇風機やサーキュレーターの風量に不満があった方もきっと満足できるはず。さらに機能は、風量調節と電源のオン・オフのみとなり、とてもシンプルです。必要最低限の機能に絞り、コスパの高さを追求した製品と言えます。

メーカー サンコーレアモノショップ
モーターの種類 AC
風量段階 3段階
機能
サイズ 幅51x奥行き18x高さ55.5cm
タイマー時間
リモコンの有無

●ドウシシャ FCV-192D

Image: Amazon.co.jp

一般的な高額なDCモータータイプの中では、かなりコスパが高い扇風機です。左右上下の首振りが可能なので設置場所を問いません。エアコン併用や部屋干し洗濯物の乾燥補助など、使い勝手も豊富です。また、カバーや羽根の取り外しも簡単にできるため、お手入れも楽々。切り忘れ防止装置もあり、「うっかり電源を切り忘れていた」を防いでくれるため、節電にもつながります。

メーカー ドウシシャ
モーターの種類 DC
風量段階 4段階
機能 ON/OFFタイマー、左右自動首ふり(70°)
、上下首ふり(90°)、リズムおやすみ風、切り忘れ防止装置
サイズ 幅27×奥行き18.5×高さ35cm
タイマー時間 1・2・4・8時間
リモコンの有無

グレードアップ!機能的な特徴の扇風機おすすめ

●アイリスオーヤマ LFD-306R

Image: Amazon.co.jp

高価な扇風機が多い中、DCモーターの中では比較的安価な扇風機です。DCモーターの特徴である風量調整を最大限生かし、就寝時の快眠サポート(時間と共に風量を弱め、体の冷やし過ぎを防ぎます)や、リズム風(強弱のついたなめらかな風で自然風をサポート)を選択可能に。

入・切タイマーを組み合わせた細かな設定や6段階の風量調節など、自分好みの風を設定したい方にぴったりの扇風機です。「扇風機の風で体調を崩したことがある」「家庭に赤ちゃんがいる」といった方には、特におすすめです。

メーカー アイリスオーヤマ
モーターの種類 DC
風量段階 6段階
機能 快眠モード・リズム風モード・左右(80°)自動首振り機能・上下角度調節(上90°)
サイズ 幅36 x 奥行き36 x高さ68〜87 cm
タイマー時間 切タイマー:4時間、入タイマー6時間
リモコンの有無

まとめ

コスパが高い扇風機はたくさんあります。扇風機単独で使用するのか、エアコンと併用するのか、圧倒的な風量または微調整を求めるのかなど、重視するポイントで絞っていきましょう。購入の際には、設置場所と必要な機能をイメージして、価格を比べることをおすすめします。

おすすめの扇風機をもっと探したい方はこちらの記事もご参考に。

あわせて読みたい:

あわせて読みたい

powered by cxense

Ranking