一人暮らし時代、フライパンで作った野菜炒めをそのままテーブルに持っていき、がっついていた私。
同居人に「さすがにフライパンのままはちょっと」と言われて以来、やめていたのですが……。
でも、たまにはフライパンのまま食べたいときだってありませんか!? 洗い物だって減るし!
「皿」に早変わりする「鉄フライパン」

フライパンジュウ&ハンドルセット S+M / ビーチ(ブナ材) 9,900円(税込)
今回私が出会ったのは、鉄製のフライパン「ジュウ」。
大阪のちいさな町工場「藤田金属」と、東京のデザイン事務所「TENT」が作り上げた、「つくる」と「たべる」をひとつにするフライパンです。
私がフライパン「ジュウ」に惹かれた最大のポイントは、フライパン本体とハンドルが分かれるところ。
そして、一体化していても離れていても、すっきりとした佇まいになるところでした。
最高品質の鉄フライパンなのに、本当に「皿」にしか見えないから不思議。
無垢の木材でできたハンドルは、360度どこからでも、片手で着脱可能です。
軽すぎず重すぎず、スッと手になじんでくれました。
早速「油ならし」をしてから、料理を作ってみましょう!
焼きたてをそのまま出せる手軽さ
まずは夕飯にタンドリーチキンを作りました。
今日は一人分なので「Sサイズ(調理時使用部分:直径16×深さ3.0cm)」を使います。
フライパンの底に火がつかないぐらい、弱火でじっくり焼いて……。
両面しっかり焼けたら完成!
ハンドルを付けてから食卓に運びます。食卓が焼けないよう、鍋敷きを忘れずに。
フライパンそのままで食卓に出しましたが、まったく違和感がありません!
アツアツの状態で食べることができました。
出来立てはフライパンそのものも熱いので、小さなお子様がいるご家庭は難しいかもしれませんが……大人のズボラ休日には持ってこいです。
パエリアは焦げ目もパリッと
続いては、フライパンジュウ公式レシピ「パエリア」を作ってみました。
今日は量が多いので「Mサイズ(調理時使用部分:直径20×深さ3.6cm)」を使います。
みじん切りにしたパプリカ・セロリ・たまねぎ・にんにく、適当に切ったエリンギを炒めて、お米を投入。油が全体にまわったらスープを加え、エビとあさりを乗せて、蓋をして待つだけ!
「おこげ」もパリッと完璧な、おいしいパエリアを作ることができました!
大皿料理は鍋やフライパンのまま持って行って、みんなで取り分けるのが醍醐味。
こうしてアツアツのまま食卓に運べるのは、やっぱりいいですよね。
もちろん裏面パリパリの目玉焼きも作れます
鉄フライパンを手に入れたら、一度は作ってみたかった目玉焼き!
意気込んで作ってみたのですが、油の量が少なくて、1回目は失敗してしまいました……。
700℃以上で焼き入れ加工が施されているため、コゲつきにくくサビつきにくいフライパン「ジュウ」。とはいえ、「焦げ付きやすい」と言われる卵を扱うときは要注意です。
油の量に気を付けて再挑戦してみたところ、黄身とろとろ・裏面パリパリの目玉焼きができました!一安心!
ちなみに、先程のフライパンに残った「焦げ」は、水とタワシだけですんなり落ちてくれましたよ。案外お手入れが楽なのもありがたいなぁ。
まさに「手軽に料理を楽しめる」鉄フライパン
フライパン「ジュウ」は、育てる楽しさもありながら、食卓にスッと馴染んでくれる鉄フライパン。
使えば使うほどに使いやすくなっていくそうなので、今後の変化が楽しみです!
アウトドアでも大活躍間違いなし、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
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