ROOMIE編集部

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家賃や駅からの距離、平米数などの基本情報はわかっても、本当の住みやすさは実際に住んでみないとわからないもの

そこで今回は、ROOMIEの人気連載「みんなの部屋」から、昨年4月からの1年間で出演いただいた49部屋の「残念なところ」を集計

実際にその物件に住んでいる住民だからこそわかる、「ここがこうだったら最高だったなぁ……」というリアルな声を集めました。

悩みが多かった項目から順にご紹介していくので、内見の際のチェックポイントとしても、ぜひ参考にしてみてください!

空調の効きづらさ(9件)

今回の集計でもっとも多かったのが、部屋の温度に関する項目

9人のネイバーズ(みんなの部屋出演者)が「残念なところ」としてあげてくれ、中には冬の電気代だけで月4万円近くになるという部屋も。

そんな寒暖差の激しい部屋の共通点として多かったのが、コンクリート打ちっ放しの内装であること。躯体現しにする際に断熱材を除外してしまう分、やはり暑さと寒さには弱くなってしまうようです。

ところがこの内装を実現する上で、みなさん寒さや暑さはある程度は覚悟していたというのが興味深いところ。

空調の効きづらさを踏まえてでも住みたいと思わせるほどに魅力のある躯体現しの部屋ですが、それでもやっぱり寒かった……(暑かった)とみなさん痛感されたようです。

そのほか、窓が多い・大きい家や、ひとつづきの間取りの家風が通る築年数の古い家などに多い悩みとなっていました。

その場合、夏は涼しくて快適だといいますが、冬が冷え込むという声が多い結果に。

また、マンション全体が集中暖房のため、自由に温度調整ができない、といった方も。こちらは主に北海道で見られるケースのようです。

生活しづらい間取り(7件)

渋谷区に住む建築家の中古マンションリノベーション物件

つづいて多かったのが、間取りに関する悩み。こちらはリノベーション物件や新築住居で「こうしておけばよかった……」と後々後悔した、というケースも多くありました。

中でも多かったのが、トイレと部屋の位置関係。特に廊下がない部屋ではトイレに行く姿が見えてしまうため、来客時に気を遣わせてしまうというケースも。

また、リビングを通らないとお手洗いに行けない間取りでは、来客時に他の家族が気を抜けなくなってしまうケースも。

「子どもの友達がきたときなんかは、急にリビングを通るかも!?と思うとずっと気を抜けないんですよね」

部屋が広くなるのは大きな魅力ですが、廊下がないと部屋を行き来する際に他の部屋を経由しなければいけないため、プライベートな空間を保ちにくくなってしまうようです。

そのほか、間取りに関してはこんな声も。

・ホームパーティを頻繁に開くので、リビングの近くにキッチンを設置すればみんなで楽しく会話できた

・リモートワークをしているので、通常よりも部屋数が多く必要になった

クローゼットは玄関の近く、もしくは1階に設置しておけば、お出かけ前にバタバタしなかった

変更できない水回り(7件)

水回りに関する悩みは、賃貸、売買ともに多くありました。

理由のひとつに、リノベーション、DIYともに水回りは改造できない、という難点が。住まいのカスタマイズはお手の物のネイバーズでも手を焼く、悩みの種となっていました。

「お風呂は躯体の中につくられていたため移動もできず、広くもできませんでした」

特に中古物件を購入してリノベーションをする場合には、水回りや排水の位置はしっかり確認した方がよさそうです。

一方で、苦手だという人が多いユニットバスでは、掃除が楽にできるというメリットも。ただし来客時に気を遣わせてしまうという懸念もあるので要注意です。

収納の少なさ(6件)

つづいて目立ったのが、「収納」問題。

必要な収納スペースの量は人ぞれぞれですが、特に洋服好き、アウトドア好き、DIY好きの方は床下収納やウォークインクローゼットなどの導入を検討してもよさそう。

とはいえ実際に住んでみると想像以上に収納スペースが必要だったことに気づく、というケースはあるあるなので、収納は多めに見積もるに越したことはなさそうです。

隠す収納がほとんどないというこちらのお部屋では、日々のこんな努力も。

“1日1捨”を目標に手放すものに目を向けたり、パートナーともゴミの日には10分ほど手放すものを探す時間を設けたりすることで減らしていき、この住まいに順応させたライフスタイルへと変化させることができましたね」

そのほか収納に関する悩みとして、高いところにある押入れや棚が使いにくい、という声もありました。

使い勝手が悪いと結局使わなくなってしまうことも多いので、収納の使いやすさもチェックした方がいいポイントのようです。

騒音(6件)

特にアパートやマンションに住んでいる方に多かったのが、「音」に関する問題

壁の薄さからくる近隣住民の生活音だけでなく、電車の近くに住んでいることによる騒音もやはり気になるという方が多くいました。

「終電から始発までの、電車が止まっている時間帯に工事があったりして、窓を開けて寝ていると、ちょっとうるさいときもありますね」

窓を閉めたらあまり気にならない場合でも、窓を開けたい季節にはどうしても気になってしまうことが多いようです。

築年数が古いなどの理由で壁の薄さが気になるケースでは、周りからの騒音だけでなく、夜中に映画が見づらくなる、家に友だちを呼びづらくなる、など自分の行動が制限されてしまうことも。

部屋と部屋との仕切りの上部に隙間を開けている場合なども、映画や音楽の音を出しづらくなってしまうことがあるので注意が必要です。

電気設備の使いにくさ(4件)

電気配線や電気スイッチの位置なども、使ってみるまでは想像が難しい部分。

「2階に寝室や子ども部屋を固めているのですが、1階のリビングの電気のスイッチは階段下にしかなく……。夜寝る時にリビングの消し忘れがあると、消すために降りないといけないんです。

1階は部屋の仕切りもないので、電源を1箇所にまとめて、2階からでも消せるようにすればよかったなと思いますね」

そのほか、電源をよく使うキッチンのコンセント位置や間取りを限定してしまうテレビ線の位置なども、実際に使うときのことを想像してチェックした方がよさそうです。

築年数の古さ(4件)

新築物件には出せない唯一無二の雰囲気が魅力のレトロな物件ですが、古いからには古いだけの不便さがあるのも事実。

「コンロが古く、ガスの点火口が塞がれていて火がつかなかったり、お風呂も換気が悪かったり」

「1階と2階のあいだの屋根裏にネズミが住み着いてしまって……」

部屋だけでなく共用部の汚れなども、入居前に確認するといいかもしれません。

建物自体の環境(4件)

先ほどの水回りだけでなく、建物自体の設備や環境もリノベーションで変えるのが難しい部分

その代表例が窓や玄関、景観。みなさん住みやすいように工夫していましたが、やはり根本の解決は難しいようです。

「隣のビルの非常階段が窓の目の前にあって、踊り場にいる人が丸見えなんです。それを目隠ししながらも光を入れられるようにブラインドにしています」

風当たりの強さ(2件)

見晴らしのいい物件や窓が大きな部屋は魅力的ですが、逆にデメリットを生むことも。

風はダイレクトに当たるので、かなり強く感じます」
「窓も大きいので、何かぶつかって割れたら、というのを台風時期になると恐怖に感じますね」

掃除のしずらさ(2件)

綺麗な物件であればあるほど汚れが気になってしまうもの。インテリアにこだわる上では、その綺麗さを保ちやすい部屋であることも留意したいポイントです。

特に真っ白い壁や高い位置にディスプレイスペースなどがある場合は掃除がしづらくなってしまうこともあるようなので、見た目のかっこよさと引き換えに、ある程度の覚悟が必要ですね。

その他

・屋根のない駐輪場
自転車を雨ざらしにすると劣化が進んでしまうもの。重い自転車を抱えて部屋まで運んでいる、というケースもありました。

・駅から少し遠い
駅から歩いて6〜7分くらいであれば近いように感じても、夜遅くまで働く場合などは少し遠く感じてしまうこともあるようです。

・湿気が多い
川や海が近い住宅では、湿気が多くなってしまうケースも。革製品がカビてしまうという悩みもありました。

・テラスが欲しかった
洗濯物を外に干したり、休日にベランピングを楽しめたりするテラスの存在意義はやはり大きいよう。

・テラスにプライバシーがない
テラスが欲しかったという声がある一方で、広々としたテラスが周りから丸見えの設計になっていて使いにくい、という声も。内装・外装はいじれないのが難しいところ。

・同居のストレス
家賃を安く抑えられ、楽しく暮らせるイメージのあるルームシェア。その一方で、どうしても心理的負担も感じてしまうもの。「もともと仲がいい間柄であるほどうまくいかない」との声もありました。

など……

まとめ

内見時の要注意リスト! 実際に住んでみたからこそ分かる“残念なところ”ランキング|みんなの部屋

誰もが一度は経験したことがあるであろう、住宅に関する「こうすればよかった……」という後悔。

新しい部屋に引っ越すときはもちろん、新築を建てる際やリノベーションをする場合も、なるべく後悔のない形で完成させたいですよね。

新居に移る際は先人たちの経験を参考にして、楽しい部屋づくり・部屋探しをしてみてください!

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