あまりの買えなさに「もしかして幻なんじゃないの……?」と、ちまたで囁かれているうちに、なんと販売期間が終了目前に迫ってしまった、あるスイーツをご存知でしょうか?
それはミスタードーナツが50周年記念に、ベルギー王室の御用達で知られる、世界的に有名な高級チョコレートブランド・ピエール マルコリーニと組んで生みだした、“今までにないおいしさ”を持つチョコレートドーナツ。
これはROOMIEの特集「プレゼントを贈ろう」で紹介するしかないだろう! と意気込んだものの、はじめて並んだときには買えず、二度目も買えず……、あれ? 3月中旬で終了するといわれているのに、全然買えない! やはり幻なのか……? と思いだした先日、ようやくゲットすることに成功しました。
そこで、今からでもなんとか期限内にゲットしようとお思いの方に、写真たっぷり! 販売終了間近のギリギリレビューをお届けします。
50周年記念ドーナツは全部で6種類
チョコドーナツとは言っても、色どり豊かで、茶一色じゃないのがうれしい。ミスタードーナツの箱を開けるとき特有のトキメキがあります。
種類は全部で6種類。今回はそれらをざっくり4つに分けて紹介していきます。
「クール フランボワーズ」をイメージ

(右上)「フォンダンショコラドーナツ フランボワーズ」
(左下)「デニッシュショコラ フランボワーズ」
最初に紹介するのは、ピエール マルコリーニの代名詞でもあるボンボン・ショコラ「クール フランボワーズ」をイメージした2種。
しっとり濃厚なチョコレートドーナツの穴に、酸味のあるフレッシュな味わいのフランボワーズフィリングがたっぷりと盛られた「フォンダンショコラドーナツ フランボワーズ」。
真っ二つに切ると、フランボワーズフィリングの下に、ガナッシュクリームが、さらにその下には板チョコまで潜んでいるのです。
甘酸っぱいフランボワーズフィリング×カカオの風味香るビターなガナッシュクリームの組み合わせが、なんともセクシーな味わい。ただ、かわいいだけじゃないの、感。
フランボワーズの酸味を最後まで楽しめそうな、ホットのストレートティーやレモンティーなどと合わせたいと思いました。
「デニッシュショコラ フランボワーズ」は、ココア風味のサクッサクデニッシュ生地と、甘さ控えめなふわっふわガナッシュホイップの、軽い食感の組み合わせがグッド~。
間にたっぷり塗られた甘酸っぱいフランボワーズフィリングと、表面にたっぷりふられたフランボワーズシュガーの相乗効果で、チョコレートドーナツのイメージをうれしく裏切ってくれる、とっても爽やかな味わいのドーナツ。
個人的には6種類の中でも一番好きなドーナツで、試しに家にあったロゼのスパークリングと合わせてみたところ、◎、◎、二重丸(あ、◎ってドーナツにも見える)!
お酒と合わせても楽しめるなんて、本当いいことあるぞ、ミスタードーナツ……。
「クール ノワゼット」をイメージ
お次に紹介するのは、ピエール マルコリーニのボンボン・ショコラ「クール・ノワゼット」の味わいをイメージした2種。
やわらかに降り積もった雪を連想させる冬らしい見た目が素敵。私が並んだ店舗では特に人気だったのか、真っ先に売り切れていました。
こちらは「フォンダンショコラドーナツ ヘーゼルナッツ」。
カットナイフにまとわりつくなめらかなクリームは、よ~く見ると、ガナッシュホイップ、ほんのり香ばしいヘーゼルナッツクリームの2層になっているのがポイント。
濃密なチョコレート生地にたっぷりつけて、とびきり甘い一口を堪能しても良し。チョイづけで、ビターなしっとりチョコレートケーキをメインに楽しんでも良し。
やわらかなヘーゼルナッツクリームとサクサクのデニッシュ生地の組み合わせを楽しめる「デニッシュショコラ ヘーゼルナッツ」には、舌の上でふわっと溶けるガナッシュホイップと、食感、味わいの大きなアクセントになるザクザクなフレークチョコがサンドされています。
表面のホワイトチョコがとっても甘いので(幸せな甘みです)、我が家では、無糖のカフェオレと合わせて食べました。
「ピエール マルコリーニ グラン クリュ」をイメージ
ピエールマルコリーニのボンボン・ショコラ「ピエール マルコリーニ グラン クリュ」をイメージした「フォンダンショコラドーナツ」。
いかにも、THEチョコレートドーナツ! な見た目ですが、これが意外と甘すぎない大人な味わいで、甘いものが苦手な方にもおすすめできそう。
カカオ風味豊かで、酸味の利いたビターな味わいのガナッシュクリームがこれでもかとドーナツの穴を埋めており、カットした断面もチョコ一色!
しっとりとした、甘さ控えめなフォンダンショコラの生地をコーティングする、なめらかで、上品な味わいのチョコレートも満足ポイント。
同居人はコレが一番好き! とのことでした。同居人はコーヒー、わたしは白ワインと合わせたいなどと、言い合いながら、ごちそうさま。
人気の「アニモキャラメル」をイメージ
最後にいただいたのは、ピエール マルコリーニでも人気のボンボン・ショコラ「アニモキャラメル」をイメージしたドーナツ「フォンダンショコラドーナツ キャラメル」。
これはもう食べる前から「絶対おいしい」「間違いない!」と、楽しみにしていた商品です。
見るからにやわらか~いクリームは、塩気の効いたキャラメルクリーム。これも、また、たっぷりといれていただいて……、
ああ、固形じゃないキャラメルってはじめて食べたけど、なんて濃厚なの? もうこのクリームだけで立派なスイーツでは?と思ってしまいます。
しっとりとしたチョコレート生地とキャラメルの相性の良さは言わずもがな。
表面にたっぷりかかったココアパウダーの苦みも合わさって、なんとも重厚なおいしさ。もう本当にコラボしてくれてありがとう、ミスタードーナツ×ピエールマルコリーニ。心からお礼申し上げたい……。
家にエスプレッソマシーンがあれば、ぜひとも! エスプレッソと味わいたかったドーナツです。。
「ドーナツの穴」というプレゼント

ピエールマルコリーニのチョコも買いたくなった
以上、本記事では販売終了間近と噂されるミスタードーナツ×ピエールマルコリーニの数量限定コラボドーナツを紹介しました。
1月に発売されて以来、ちょっと気になって食べてみたいな~と思い並んでみたら、買えない! そのあと何度かチャレンジしても、いつも売り切れで買えないままでしたが、それでも、代わりに買って帰ったミスタードーナツの定番ドーナツを食べる度、「やっぱりおいしいなあ、ミスタードーナツは」と幸せな気持ちになっていたのでした。

手がチョコだらけだった、すみません
数量限定チョコレートドーナツの穴を埋める濃密なクリームや厚いチョコ板は、ミスタードーナツの「これからもよろしく!」の気持ちが詰まった私たちへのプレゼントなのかもしれない……などと感じた、今回の実食レポ。
限定コラボドーナツが販売終了してしまっても、いつものドーナツを、これからも、今までどおり買いに行くぞ! と、〆のコーヒーを飲みながら心の中で誓ったのでした。
でも、正直にいえば、もう少し販売期間が伸びないものかしら? おいしかったから、もう一回食べたい……。
テイクアウトならではのペアリングを楽しもう
最後に。おうち時間が増えた今、わたしにとって、おやつは日々の暮らしを彩るかかせないものになりました。
だからこそ、コンビニスイーツはもちろん、店舗でもテイクアウトでおやつを買う機会が増えた今、お店とは違う楽しみ方をおうちで探りたい!
そこで、お店とは違う楽しみ方……と思い浮かべたのが、自分なりの「おいしい!」を探るペアリング。
店舗メニューにはない自分好みのドリンクと組み合わせて、大好きなスイーツを頬張れるのは、おうちならでは。

小さくカットして、少しずつワインと味わっても
ぜひ今回の限定ドーナツにかぎらず、今までなら試すことのなかったスイーツとドリンクのおいしい組み合わせを、日々のご褒美として、自分にプレゼントし、機嫌良く過ごしていきたいものです。
あわせて読みたい;