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お正月に食べ過ぎて、なんだか体が重い──そんなときはイギリス発の「5:2ダイエット」を試してみませんか? 管理栄養士の水谷俊江さんが、「5:2ダイエット」の効果とシンプルな取り入れ方を紹介してくれました。

断食から生まれた「5:2ダイエット」

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5:2ダイエット」とは、1週間のうち5日はいつも通りに食事をして、2日だけ摂取エネルギーを男性600kcal、女性500kcalに抑えるという、断食をベースにしたダイエット法です。

考案したのはロンドン在住の医師であり医学ジャーナリストでもあるマイケル・モズレー氏。自らの体を実験台として改良を重ね、その過程を追ったドキュメンタリーが2012年にイギリスBBCで放映されて、大きな反響を呼びました。

ポイントは、カロリー制限をおこなう二日は連続しない二日として、曜日を固定しておくことです(例えば月曜日と木曜日というように)。

この方法を5週間続けたモズレー医師は……体重約6kg減。体脂肪率は27%から19%に。そして血液検査も全て正常値になったとのことです。

(「Diet Plus」より引用)

モズレー氏は断食に関する世界の科学的研究成果をとりまとめ、この方法にたどり着いたといいます。単に体重を減らすだけではなく、食べ過ぎを防ぐことで老化が抑制される、脳の働きが活発になる、といった効果も期待できるようです。

500kcalの目安は「いつもの1/3」

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7日間のうち5日は好きに食べられる「5:2ダイエット」は、比較的チャレンジしやすい減量法かもしれません。

ハードルがあるとすれば、ゆる断食日のカロリーを500kcalに調整する方法。簡単な目安を水谷さんが教えてくれました。

女性500kcal、男性600kcalを計算して作ることは難しいですが、例えば普段の食事の内容はそのままで、量を1/3にすればだいたい500kcal~600kcalとなります

(「Diet Plus」より引用)

さらに、主食をパスタのかわりにしらたきにしたり、海藻やきのこを増やしたりすると、かさ増し効果で低カロリーでも満足できるとのこと。

お正月太りの解消はもちろん、乱れた食生活のリセットや、食べ過ぎで疲れた胃腸を休ませたいときにも効果的な方法と言えそうです。

胃腸の疲れは早めにリセット

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水谷俊江(みずたに・としえ)さん
管理栄養士。美容クリニックでのダイエット指導、特定保健指導での相談業務に携わり、現在では「食」をテーマにしたコラムも執筆。南米、北米で10年間生活したなかで、改めて日本の食文化の偉大さを実感。ひとりひとりに合った形で、太る習慣を無理なく改善できる方法を提供中。

Diet Plus

image via Shutterstock

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