毎日のお風呂上がりに、必ず使うバスタオル。
直接肌に触れるものだからこそ素材にはこだわりたいですが、実際に選ぶとなると種類が多いし、使い心地や耐久性も使ってみないとわからないもの。
そこで今回は、資格試験制度によりタオルアドバイザーとして認定され、タオルについてのあらゆる知識を網羅するタオルソムリエ・寺田元さんがプロ目線でおすすめするバスタオル16選をご紹介。
自分に合ったバスタオルを選ぶためのポイントや、バスタオルの種類、買い替えのタイミングや洗濯のポイントなどまるっと伝授していただきます!
タオルソムリエ 寺田元さん
1968年京都府生まれ。2004年にタオル専門のネットショップ「タオルはまかせたろ.com」を立ち上げる。滋賀県初のタオルソムリエ認定試験合格、日本メンズファッション協会マイスター部門で業界初のタオルマイスターに認定。日本のみならず世界のタオルに精通しながらタオルアドバイザーとして活躍の場を広げている。
Instagram :@gen_terada Twitter : @towelsommelier
バスタオルの選び方
・織り方
・糸の太さと撚り方
・肌触り
バスタオルの種類
・バスタオルの主な素材
・バスタオルのサイズ
人気のバスタオルブランド
・今治タオル
・泉州タオル
洗濯〜干し方のポイント
・干す場所
・干し方
・洗濯機の形状
バスタオルの選び方
自分に合ったバスタオルを選ぶために大切なポイントは、ボリューム・洗濯環境・デザインの3つ。
①織り方
「タオルというのは三次元の織物。フラットな生地の平織りのものもあれば、ループ状に織られたパイル地のものなど種類はさまざまあります。
パイル地の場合はパイルが長ければ長いほどボリュームがあり、吸水性の高いタオルになります」
②糸の太さと撚り方
「撚糸(ねんし)の持つ特徴を把握してタオルを選ぶことも大切。
番手と呼ばれる糸の太さや、撚(え)り方によっても風合いや吸水性が異なります。触れたときの温度の感じ方も変わるんですよ。
たとえば甘く撚っている糸は手触りが柔らかいのであたたかく、逆に撚りの強い糸は手触りが硬くなり冷たく感じるんです。
吸水性で言えば、糸が細く毛足の長いタオルは吸水性が高いですね。
無撚糸も軽くふわふわしているので吸水性は高いですが、持続性にはやや欠けます。ジャブジャブと叩き洗いしまうと人間の肌と同じで、痛みが早くなってしまうので注意が必要。
最初は柔らかく吸水性が高くても、固くなり毛羽が落ちてタオルが痩せてきてしまうので一長一短なんです」
③肌触り
「肌触りに関しては、完全に好みです。パイルが短めが好きな方もいれば長めが好きな方もいますし、ツルッとしたガーゼのような肌当たりが好きな方もいらっしゃいますよね。
たとえば、片面がガーゼ生地・裏面がパイル地のタオルでどちらが表なのかアンケートを取ると、ちょうど半々になるくらい好みが分かれるんです。
ただ吸水性でいえばどちらも同じ。最終的には好みの肌当たりで選んでいいんじゃないでしょうか」
【豆知識】アウトドアに持っていくと便利なバスタオル
「身体を拭くという用途以外にも、保温性の高さからブランケット代わりとしても使えるバスタオル。
最近では、キャンプなどのアウトドアにトラベルタオルとして外に持ち出される方も多いんです。
多重ガーゼやパイルを短いものを選ぶとかさばらず、他の荷物と一緒に持ち運んでも引っかかりにくいのでおすすめです」
バスタオルの種類
◼️ バスタオルの主な素材
・麻(リネン)
・マイクロファイバー など
「基本的には、タオル=綿のものが主流。
そこからさらに軽さを求めるならマイクロファイバー、機能性を求めるならリネンの入ったものなど、選択肢を広げるのはアリだと思います。
たとえばヨガをされている方なんかは、ヨガマットの上に薄めのマイクロファイバーのタオルや、リネンが少し入った消臭抗菌タイプのタオルを敷いたりという使い方もできますよね。
そのまま汗を拭くなど第二利用してもいいし、ご自身の生活シーンに応じた選び方が大事になってくるのかなと」
◼️ バスタオルのサイズ
「最近主流になりつつあるのは“ミニバスタオル”(コンパクトバスタオル、スモールバスタオルとも呼ばれる)という、一回り小さいサイズのバスタオル。
住まいの広さや花粉症などの影響で室内干しをする方も多く、洗濯の手間や干す場所、収納スペースを最小限に抑えてくれるので、ここ10年くらいで新しいニーズが生まれてきていますね」
【豆知識】バスタオルはケット代わりにもなる
「この時期、部屋にいても足元が寒いですよね。
そんなときはバスタオルくらいの大きさが、ちょうど足元に掛けるのに便利!
濡れたものを拭くだけでなく、大きさという利点を生かせば防寒具としても活躍してくれるんですよ」
人気のバスタオルブランド
◼️ 今治タオル
日本のタオル3大産地のひとつである愛媛県今治市で生産され、独自の認定基準に合格した抜群の信頼性を持つタオル。
高い吸水性と肌触りの良さが特徴で、バスタオルやフェイスタオル以外にもエプロンやバスローブなどの縫製品も多数生産。タオル産地工場ごとに特色のあるモノづくりを行っている。
「今治タオルが他のタオルと違うのは、“先晒し先染め”という独自の技法。

先晒し先染めされたタオル
通常、タオルは白い糸を織ってから染色する“後晒し・後染め”なんですが、今治は赤だったら赤、青だったら青に先に糸を染めてから織るので、たとえば裏と表で色が反転しているようなタオルを作ることができるんです。
ブランドのタオルはデザイン性の高いものが多いので、贈答品のタオルとして今治のタオルが使われるシーンもあります」
◼️ 泉州タオル
タオル発祥の地、大阪南部・泉州の後加工のタオルは日本のタオル文化の象徴。ノスタルジーを感じるモノづくりが今も残されている。
「今治が贈答品なのに対し、泉州タオルは自分使いにぴったりのタオル。お風呂で身体を洗ったり拭いたり、日常使いに重宝するんです。
たとえば銀行などで貰うような薄いのに吸水性が高いタオルは、まさに泉州タオルの特徴ですね。
もちろん産地ごとに違いがあるのは確かですが、今は泉州もボリュームのあるタオルを作ったり、今治も後染めを始めたり、お互いにいいところを吸収し、日々進化していますよ」
おすすめのバスタオル
1.TRUE TOWEL「classic SUGOI バスタオル」

素材 | 綿100% |
サイズ | 70×140cm |
カラー | ホワイト、グレー、ネイビー |
「まさにバスタオルの中のバスタオル、という一枚。
パイルに太めの糸を使うことで贅沢なボリューム感のある『SUGOI』は、洗うたびにふっくらとしてくる吸水性の良さが魅力です。
“スピンエアー”という内部に空間のある糸に加工することで空気を含んで柔らかい仕上がりに。
軽量でありながらも毛足のループを最大限に長くすることで吸水性が高く、かつ速乾性に優れているというタオルにとって理想的な状態を実現。
通常は毛足が長いと毛羽が立ちやすいんですが、糸を撚った状態でガス火にくぐらせ毛羽を焼き取ってしまう“ガス焼き”の加工を行い毛羽落ちを最小限にすることで、洗濯を繰り返してもゴワゴワしにくく心地よい使用感が長く続きます」
2.ほぼ日「やさしいタオル」

素材 | 綿100% |
サイズ | 66×126cm |
カラー | セーラ、リモーネ |
「ダブルガーゼとパイルを重ねて織りあげた、三重織りのタオル。ボリュームがあるのにすごく軽いのが特徴です。
水をすっと吸い込み乾きやすいという特徴はそのままに、糸量が増したことで中にたっぷり空気が含まれ、ふっくら感・保温性・保水性も高い。
チェック柄もかわいらしく、この時期はブランケットとしても重宝しますよ。
風合いを重視しつつ、軽くて乾きやすいタオルを求めている方におすすめです」
3.eco moco「エコモコシャーベット カラフルバスタオル(無撚糸)」

素材 | 綿98% ポリウレタン2% 片面無撚糸(ピアノラ) オゾン漂白 |
サイズ | 40×110cm |
カラー | Colorful pink、Colorful yellow、Colorful blue |
「とにかく柔らかく、癒されるタオルを求めている方にはぴったり!
“スパンデックス”という伸び縮みする糸を横糸に入れていくので、収縮するのが特徴です。
その分少し干しにくいんですが、まるでぬいぐみのようなもこもこした手触りなので好きな方にはたまらないんじゃないでしょうか」
4.house towel「SCOPE」

素材 | インド綿シャンカール(中長綿) |
サイズ | 130×63cm |
カラー | Twiggy ブルー、サニースカイ、フライトスカイ、スコープスカイ |
「爽やかなブルーの色にこだわって作られているタオル。
今治のタオルメーカーの中でも一枚一枚を丁寧に製織する工場で織られたタオルで、色にもこだわりを持ち、染色技術の高さを生かしたタオルとしてファンが多いです。
通常濃い色というのはタオルに負荷をかけてしまうのですが、このタオルはそのあたりのバランスがいい。
一度使うとついこのタオルを手に取ってしまうほど、生活になじむ一枚になること間違いなしですよ」
5.吉井タオル「カラーパイル【5trees】 バスタオル」

素材 | 綿100% |
サイズ | 63×130cm |
カラー | ブルー、ブルーグリーン、グリーン、グレー、アイボリー、オレンジ、オフホワイト、ピンク、バイオレット |
「両面がパイル地で、拭かなくとも触れるだけですうっと水を吸いとる贅沢な感触を楽しめるタオル。
コシのある生地をベースに、ほどよい太さのパイル糸を組み合わせているため洗濯を重ねてもパイルが乱れにくく、型崩れしにくいのがポイント。
丁寧に水を選び、縫製を選び、パイルを整え……というふうに作られているタオルであるが故に、洗濯すればするほど膨らんでくるんです。
カラーバリエーションも豊富で、いつまでもふかふかのタオルを使いたい方にぜひ選んでみてほしいですね」
6.番久タオル「匠・プレミアム」

素材 | コットン100% |
サイズ | 62×130cm |
カラー | グレープ、グレージュ、ホワイト、ブルーグレー |
「とにかく“拭く”ということにフォーカスした泉州タオル。
見た目からしてがっしりと水を吸ってくれるような期待が持てるタオルで、ボリュームもあります。
リピーターも多く、吸水性の高さを実感できるタオルだと思います」
7.新田谷織布工場「高吸水五つ星カラータオルシリーズ」

素材 | コットン100% |
サイズ | 60×120cm |
カラー | ブルー、ベージュ、ピンク、ブラウン、コーラル、藤色、グリーン、ローズ |
「タオル格付協議会の認定基準で、吸水性五つ星の認定を受けているタオル。
タオルは使い続けるうちに吸水性が劣化してくるのが一般的ですが、こちらは高級綿糸を使用し、精錬漂白染色工程での独自のレサイプを指定、より時間と手間をかけて丁寧に製造することで高吸水性能を安定的に確保しています」
8.&COTTON 「泉州 ミニバスタオル」

素材 | コットン |
サイズ | 40×110cm |
カラー | 白/白、白/グレー、ピンク/ブラウン |
「吸水性に優れており、スリムタイプなため、洗濯した際に干すしやすいタオル。
毛羽立ちしにくい特殊技法で作られた、コンパクトヤーンが採用され、精巧に織り込まれたパイルによって、高級感のあるふっくりとした厚みが生まれています。
扱いやすいため、髪を拭く際にも重さを感じずに髪を包み込めますよ」
9.おぼろタオル「おぼろ百年の極/バスタオル」

素材 | 綿100% |
サイズ | 60×120cm |
カラー | ブルー、グリーン、ローズ、グレー、ホワイト、ブルー×グリーン、オレンジ×ピンク |
「どのバスタオルよりも軽いくらい、本当に軽い!
それでいてボリュームがあり柔らかく、吸水性も高いです。ゴシゴシ拭かず抑えるだけでもいいのでお肌に優しいのがうれしいですね。
日本アトピー協会推薦品で、その使い心地の優しさは赤ちゃんにも使えるほど。敏感肌の方におすすめの一枚です」
10.Hotman「<1秒タオル>ホットマンカラー ボディバスタオル」

素材 | パイル地/綿100% |
サイズ | 79×157cm |
カラー | ホワイト、アイボリー、ライトブルー、ブルー、ダークブルー、ピンク、ローズ、ライトピンク、サーモンピンク、イエロー、ブルーグリーン、ライトグリーン、ペールグリーン、グレー、ダークグレー、パープル、ベージュ、ブラウン |
「青梅に工場のあるタオルメーカーさんの、たった1秒で吸ってしまうというほどの吸水性を誇るタオル。
ボディバスタオルという通常のバスタオルよりも一回り大きいサイズで、より包まれた感じがほしい方に。
カラーバリエーションが18色もあり、拭くだけでなくラグの上に敷くなどインテリアとして使うのも◎です」
11.エアーかおる おぼろタオル

素材 | 綿100% |
サイズ | 34×120cm |
カラー | シルバー、グルー、チャコール、サクラ |
「特許を取得した技術で、空気を含んだ糸が使用された厚手タイプのタオル。
厚手タイプでありながら軽くて乾きやすいため、フェイスタオルのようにハンガーで干せます。
また、スリムサイズで吸水力に優れているため、ヘアードライタオルとしておすすめです」
12.NISSEN「今治 まいにちのタオル ミニバスタオル」

素材 | 綿100% |
サイズ | 34×120cm |
カラー | ブルー、ベージュ、グリーン、グレー、ピンク、ホワイト、イエロー |
「こちらもハンガーに干せるサイズの今治タオル。
抗菌消臭加工がされている機能性を重視したタオルで、パイルが短いです。
長さは十分あるのでしっかり体を拭けて、干しやすく乾きやすく、おまけに臭くなりにくいと三拍子揃っています。
カラーが7色あり、月曜から日曜まで日替わりで使えるという遊び心もおもしろいですね」
13.Munal View 「綿100%6重ガーゼタオルセット」

素材 | コットン |
サイズ | 110×110cm |
カラー | 水色、白(ドーナツ柄)、白(象とライオン柄) |
用途別に使えるさまざまなサイズのガーゼタオルセット。
デリケートな赤ちゃんの肌にも優しいガーゼケットで、お子さんが生まれた方への出産祝いなどにぴったり。
動物やフルーツなど定番のデザインが採用されているため、贈る相手を選びません。
14.今治タオルジュニアバスローブ「マルチストライプ」

素材 | 綿100% |
サイズ | 39cm×48cm |
カラー | オレンジ、グリーン |
「2,3歳のお子さんなんかは、お風呂上がりも走り出してしまうもの。
このバスタオルはローブになっているので、着せてしまえば身体が拭けて一石二鳥!
身体を拭くのを嫌がる子もこれだったら着てくれるかなと、慌ただしい親御さんのために生まれたアイテムです」
15.今治謹製「さくら紋織 バスタオル2枚セット」

素材 | 綿100% |
サイズ | 60×110㎝ |
カラー | さくら紋織 |
「贈る喜びに特化した、バスタオルの2枚セット。
日本の象徴である桜や桐箱というモチーフに、今治産のギフトタオルとして海外の方々のお土産にも人気。
若い方から年配の方にも贈りやすく、タオル業界でも稀なロングヒットセラー商品です。
贈り物文化の中で、ぜひ橋渡し的な存在になってくれたらなと」
16.無印良品「綿パイルその次があるバスタオル」

素材 | 綿100%(オーガニックコットン83%使用) |
サイズ | 70×140cm |
カラー | オフ白、生成、ライトグレー、ネイビー、ダークブラウン、グリーン |
「3種類ほどしかシリーズ化されておらず、こだわりを感じる無印良品のタオル。
中でも『その次がある』シリーズは間にラインが入っており、使用後は自由にカットができるというもの。
私たちタオルソムリエは当然タオルはカットできるものだと知っていますが、普段タオルを使っているみなさんも自由にやっていいんだよという提案が素晴らしいなと思いました。
カラーコーディネートもしやすく、リーズナブルなので手が出しやすいのもうれしいですね」
買い替えのタイミング
「タオルの買い替えのタイミングは、実は30日に1回。けどみんな目をつぶって『まだ使える』と使ってしまうんですよね。
タオルはずっと綺麗なイメージがありますが、いくら洗濯したとしても、繊維の中の奥にある皮脂や油の汚れは一度ついたら取れないので、菌が繁殖してしまいます。
もちろん毎日鍋で煮沸するとなれば話が違いますが、手間もかかるしなかなか難しいもの。殺菌ができない場合は、30日で買い換えるというかたちが衛生的でいいのではと考えています」
「とは言いつつも、使っていくうちに愛着がわくのがタオルというもの。私も、中学校から使っているタオルがあるくらいで。
買い換えるのもいいですが、お気に入りのタオルをひとつ見つけて、アフターケアをしっかりしながら育ててほしいというのが私たちタオルソムリエの想いですね」
【豆知識】バスタオルのお手入れ方法
「大きいがゆえに引っ掛けてしまったり、裂けたりと傷がつきやすいバスタオル。
パイル地のタオルの場合は、もし糸が伸びてきてしまったらその部分を切ってしまっても大丈夫です。
しっかり織られているため切ってもほつれることなく、ケアすることでずっと使い続けられるタオルになっていくと思います」
洗濯〜干し方のポイント
◼️ 干す場所
「CMなどの影響で、屋外で太陽のもと干すのがいいイメージがありますが、実はそれは間違い。
人間の肌と同じように、綿花も長い時間天日干しに晒されると“過乾燥”といって乾燥しすぎてしまうんです。
せっかくいいタオルを選んでも綿花が縮んだり、細胞が破壊されたりしてしまうので、できるだけ陰干しするのがタオルを風合いよく長持ちさせるコツ!」
「洗濯物が乾くメカニズムでいうと、一番大切なのは“風”。
風の流れで乾かすので、室内干しでも外干しでも必ず陰干しで、風の流れを作ってあげるのが重要なんです。
また、室内干しでニオイが気になる場合は、濡れている状態が長いのが原因。サーキュレーターなどで風を直接当てるのではなく、室内の風を循環させるようにしましょう!
ちなみにご家庭で一番室内干しに適しているのは、階段を上ったところにある踊り場。風が流れるような構造になっていることが多いので、実は洗濯物を干すのに適した環境なんです」
◼️ 干し方
「タオルをハンガーに干す場合、半分に折ってしまう方が多いと思うのですが、これが一番ニオイの元になってしまうんです。
端を揃えてしまうと間が密になり、風が当たらず乾きにくい。
室内で干す場合は、ずらしてかけるのがポイント! 見栄えはちょっと悪いですが、これだけで風が当たって乾きやすくなります。
干し方ひとつで乾く速度もニオイも全然違うので、梅雨の時期なんかの部屋干しも快適になりますよ」
◼️ 洗濯機の形状
「ドラム式洗濯機の場合は叩くようにして洗うので、どうしてもタオルが痛んでしまいます。
せっかくの柔らかいタオルも硬くなってしまうので、ドラム式の場合は“水量多め”を選んであげるとタオルが痛みにくいのでおすすめですね。
それが面倒だなという方は、硬めのパイルで織ったドラム式専用タオルというのもあるので選んでみてはいかがでしょうか。
ちなみに洗濯槽に入れる順番も大切。タオルは端の部分と中心部が汚れやすいので、一番下(最初)に入れると汚れが落ちやすくていいですよ」
あとがき
バスタオルと一概に言っても、種類はさまざま。
ライフスタイルや好みに合わせて、ご自身にぴったりの一枚を探してみてはいかがでしょうか。
image:shutter stock(アイキャッチ・3、1、2、4、5、6、7、8)、その他寺田さん提供、編集部撮影