2021年2月1日に新発売する、Panasonicのオーブントースター「Bistro」。
20年ぶりにフルモデルチェンジしたらしい機能面や魅力を伝えるべく(ただ筆者が個人的に使いたかっただけじゃないんですよ、決して……)一足早く使わせてもらったところ、なにこれ、手軽おいしいが止まらない。
令和3年は、忙しい朝も、バタつく昼どきも、ほったらし調理で「おいしい!」生活を始めます。
おいしいパンを、ずっとおいしく味わえる幸せ
1.5~2斤売りされていることの多い「高級食パン」。
一度で食べきれないことが多いので、我が家ではかなりの確率で冷凍保存しているのですが、この冷凍パンが冷凍パンじゃなくなる感動が何よりスゴイ。
今回は、ラップに包んでカッチコチに凍った厚切り食パン(2.5㎝ほど)を焼いていきます。
こんがり強めの焼き加減が好みなので、焼き色は「4」に設定しました。
食パンを庫内に入れてスタートボタンを押すと、1300Wの遠赤外線ヒーターと近赤外線ヒーターの遠近トリプルヒーターが、外側だけでなく中までしっかり火を通していって……
見てください! 皮一枚だけがカリッと香ばしくむらなく焼けています。
そして、中はしっとりふわふわ~。
君、本当に一度冷凍されていたのかい……? という香り、食感、味わいに朝からガッツポーズ!
冷凍食パンをトーストするときにやりがちな、外側が焦げているのに中は冷たいまま……なんて失敗とは、もう無縁です。
食パンだけでなく冷凍クロワッサンにも対応しているのもうれしいポイント。
冷凍ピザだってビストロ級
市販の冷凍ピザを、「冷凍ピザ」モードで焼いてみました。
付属のトレーにアルミホイルを敷いてから、凍ったままのピザを乗せてスイッチオン。
冷凍ピザといえば、未解凍のまま調理すると生地が硬くなるイメージがありましたが、
できあがりを頬張ってみると、みみはカリッと香ばしく、生地はモチモチ!
家でチンしただけとは思えないほどおいしいっ!
解凍時間をまるっと時短できるこのオーブントースターがあれば大好きなピザやパンをいつでも食べられちゃう……。
さくっと食べちゃいたい朝食や昼時にコレは本当に便利です。
簡単に半熟「ラピュタパン」も完成
オートメニューの「アレンジトースト」を使えば、憧れのラピュタパンもフライパンを使わずに簡単につくれちゃうとのこと。
具を乗せたトーストは火の通りに時間差があるのでパンが焦げたり、乗せた具が生だったりと難しいメニューなのですが、このトースターを使うとどうなのか。
これを試さない手はない!
マヨネーズで土手を作って卵が流れないようにしているレシピもありますが、今回は4枚切りの食パンに5㎜ほどの切り込みを入れて少し窪ませてから卵を割り入れ、そのまま焼いてみます。
白身にしっかり火を入れたいので焼き加減は「4」の強めに設定。
できあがりを斜めにしてみたところ……、白身がダラーっと流れちゃうことはなし。
パンはちょうど良くこんがり、黄身は半熟の理想的な焼き上がり!
カリッとこんがり焼けたみみをちぎって半熟の黄身をディップして食べるのが最高すぎるんです。
簡単なのにこれはズルい……。子どもも大喜び間違いなし。
「じっくり焼きいも」メニュー
おいしく焼けるのはパンだけじゃない! ぜひ調理いただきたい神メニューが「さつまいも」。
破裂を防ぐために、皮にフォークで数か所穴を開けてから「じっくり焼きいも」メニューでスタート!
残り時間が計算されて、液晶画面に表示されます。
トースターを60分も! と驚くかもしれませんが、オーブン機能を使っているのでご心配なく。
見て下さい、この断面。さつまいもの皮がこんがりパリパリに焼けて、いもとの間に隙間がありますよね?
これはじっくり焼かれたいもの水分をしっかり飛ばして甘さが凝縮されている証拠なんだそうです。
焼きいも専門店のような仕上がりに高まる期待!
ほったらかし調理で、濡らした新聞紙とアルミホイルで包んでオーブンで焼いた焼きいもと、ほぼ同じ、いやそれ以上のクオリティのねっとり甘い焼きいもができてしまいました……。
1本100円の普通のさつまいもが、そのままで完全にスイーツになっちゃっています。
おうちビストロ開店で、QOLが爆上がり
冷凍パンもおいしく焼けるだけでなく120~260℃のオーブン調理もできてしまう、Panasonicのオーブントースター「Bistro」。
チーズをたくさん巻き込んだバゲットだって、「そうざいパン」メニューで調理すれば写真のようにサクとろな仕上がりに~。
解凍時間を時短しつつ、おいしいものが食べられるだなんて素晴らしすぎる……。
おうち時間が増えた今、時短おいしいが当たり前になる日々を、新しい調理家電を取り入れることで整えてみてもいいかもしれません。
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