この時期は昼が短く、外出自粛もあり、屋外で遊ぶことも少なくなってしまいます。
もうすぐ冬至ですね、今年は12月21日だそうですよ。
冬至を境に運も上昇する、と、いわれているようです。
新しい年に向けて、大変だった今年の厄を払ってしまいましょう。
冬至にぴったりなスイーツ
冬至と言えばカボチャとユズ。
なぜこれらが厄除け食材なのかについては、諸説あるようですが、起源は置いといて、おうち時間を使ってじっくりとカボチャとユズに向き合ってみませんか?
まずはカボチャとアズキを使った「いとこ煮」です。(あずきかぼちゃ、など地方により様々な呼び方があります。)
実は、昔はあまり好きではありませんでした、箸で食べにくいし、そもそも男子は甘いオカズはちょっとね。
いっそのことスイーツとして作ってしまいましょう。
あずきとかぼちゃを丁寧に煮る
まずはあずきをたっぷりの水で煮ます。
沸騰したら茹で汁を一旦捨ててからもう1時間程度煮ます。
弱火で約1時間、アズキが水を吸って膨らんで煮汁が少なくなって来たら、水を足したりします。
あずきの香りに包まれて、この時間がとってもいい感じ、あずきが指で簡単に潰れるようになったら茹で上がり、ザルにあけます。
お次は食べやすい大きさに切ったカボチャを、皮を下にして鍋に並べ、ひたひたになるぐらいの水で煮ます。
7〜8分程度、少し硬いぐらいでOKです。
カボチャに調味料とアズキを追加します。
今回はカボチャ150gに対して、調味料(砂糖大さじ2、醤油小さじ3)と、茹でたアズキを入れます。
あずきが煮汁に浸かるように、水が足りない時は追加してください。
煮汁がなくなるまで10分程度煮詰めて完成。
煮崩れたカボチャが好きか、どの程度の甘さが良いか、意見の別れるところです。
時間はたくさんあるんです、いろいろ試して、好みに合う加減を追求しましょう。
今回はスイーツとして、みたらし団子のような味付けにしました。
冬至といえばユズだよね
冬至にはユズ湯ですが、今回はジャムです。
作り方は、半分に切って、軽く果汁を絞ります。
たくさん果汁を得ようとしてキツく絞ると、苦くなるので注意! 今回は2個から50cc弱の果汁でした。
包皮を取り除き、外皮をスライスします。(外皮の内側の白い部分は取り除かなくて良いです。)
果汁とスライスした外皮を合わせて重量を計りましょう。
ユズ2つで、果汁と皮で180gでした、この重さと同量の砂糖を加え、水も少し(全量の10%程度)加えて、火にかけます。
沸騰したら、弱火にして時々かき混ぜて、5分程度煮たらOK。
熱いうちに熱湯殺菌した瓶に入れると、ジャムが長持ちします。
お湯で割ったものをユズ茶と呼んだりします、飲み物にしても香り、味は抜群です。
冷蔵庫で冷やして出来上がり。
ガラス瓶はいくつあっても重宝しますね、イロイロなタイプのガラス瓶を使い分けましょう。
冬至に向けた1品を作る
さて、出来上がった2品を同時に味わうには何が良いでしょうか。
焚き火のお供にと購入したスキレットを使って、フレンチトーストを作りました。
カボチャとアズキの優しい感じと、キレのあるユズのジャム! とってもおいしいですよ。
冬至に付き物の、カボチャとアズキとユズをいただいて、大変だった今年の厄を払えそうです。
良い春になるといいなぁ。
おうち時間を使って、冬至をしみじみ楽しむのも良いものですね。
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