山田卓立

山田卓立

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いま現代人は、「ハイスペック」と戦っています。

機能性表示食品に始まり、氷点下対応のダウンジャケット、1200万画素のスマホカメラと、もう機能(=スペック)なしでは、触手が伸びません。

そんな中で、ぼくたちが本当はスペックを求めたいのに、物足りないと感じるのが肌着(アンダーウエア含む)でしょう

でも、「Icebreaker」の肌着を身につけ出してから、肌着の考え方が変わりました。

大渋滞しているメリノウール商品のパイオニア

Icebreaker

いまや、多くのファッションブランドが、素材の機能性で商品を訴求するようになりました。

なかでも「メリノウール」は、ファストファッションにも採用され、その着心地をすでに体験した人も多いのではないでしょうか。

「メリノウール」とは、メリノ種の羊の羊毛を使ったウールのことで、メリノ羊は、高度1800mの夏は気温35度、冬はマイナス20度という条件下の自然で暮らしています。

湿気を放出・吸収する優れた温度・湿度調整機能で、夏は涼しく、冬は暖かい。加えて、高い速乾性、防臭性と、大手アパレルも続々とこのメリノ羊に飛びつき、メリノウール市場は大渋滞している状況です。

Icebreaker

今回紹介する「Icebreaker」は、そんなメリノウールのパイオニアです。

「メリノウールと言ったら、Icebreaker」

「Icebreakerと言ったらメリノウール」と言ってもいいでしょう。

なぜ「Icebreaker」のメリノがいいのか

他社と「Icebreaker」の大きな違いは、メリノウールに特化したアウトドアウェアブランドであることです。

ほかのブランドでメリノウールを試したことがある方なら、チクチクする、すぐに毛玉になるといったことを経験したことがありませんか?

メリノウールを長年扱ってきた「Icebreaker」でそういったことはありません。

その理由は、「Icebreaker」では品質が高く、きめの細かい羊毛だけを採用していることと、メリノウールのパイオニアとして、化繊との混合比や商品設計などのノウハウが達者というわけです。

Icebreaker

例えば、このすべての商品に記された重量を表す数値。数字が低いほど軽く、「150」なら夏用、「200」や「260」は冬から春用となります。

「生乾き知らず」の速乾性

Icebreaker

ぼくが愛用している「Icebreaker」のアイテムは、ロンTアンダーウェア靴下。基本的に素肌に着るベースレイヤーに取り入れています。

梅雨や台風シーズン、日の短い冬など「絶対に生乾きだろうな……」という洗濯に向かない日でも必ず乾いているのが「Icebreaker」のウェアたち。

ほかの洗濯物はまだ乾ききっていない一方、「生乾き知らず」の速乾性は「Icebreaker」だからこそです。

まずは靴下から始めてみるのがいいかも

Icebreaker

「Icebreaker」でもっとも驚かされたのは、“臭わないこと”。キャンプや登山で、すぐにお風呂に入れないときでも、翌日まったく臭いません。

これは、化繊商品が臭いのもとを中和する「消臭」という考え方ではなく、菌の発生や増殖を防ぐ「防臭」というアプローチによるもの。天然素材であるメリノ種の羊毛の利点ですね。

この防臭性を一番感じることができたのは、アウトドアシーンでなく普段使いの靴下でした。

1日の終わりに下着を洗濯機に放り込むとき、まったく臭いません。

「あれ、コレまだ履いてない靴下だっけ」と思うほどです。

長く使えることを考えれば価格設定も良し

ちなみに「Icebreaker」の肌着の値段はやや高め。

ただし、天然素材であること、長く着られること(5シーズン目のインナーはまだ元気です!)を考えれば、すぐにヘタってしまうセット売りの下着よりもはるかにコスパがいいと思います。

Icebreaker

そして、「アウトドアブランドあるある」として、メンズラインナップのみならずレディースのラインナップも豊富に揃っています。

デザインもシンプルなものが多く、手に取りやすいと思います。

Icebreaker

パートナーとペアで揃えるのもいいかもしれませんね。

「Icebreaker」の肌着が未体験の方は、ぜひ一度お試しを。

きっと、別の肌着に戻れなくなりますよ。

Icebreaker

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山田卓立

エディター/ライター。1986年生まれ、神奈川県鎌倉市出身。海よりも山派。旅雑誌、ネイチャーグラフ誌、メンズライフスタイルメディアを経て、フリーランスに。現在はキャンプ、登山、落語、塊根植物に夢中。

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