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今回お邪魔したのは、整理収納アドバイザーで『探さない暮らし 余裕が生まれる家づくり』(KADOKAWA)という著書もあるGeminiさんのお家です。

お名前(職業):Geminiさん(会社員&インテリア・収納関係の個人事業主)
場所:高知県高知市
面積:4LDK 99平米
築年数:築10年
住宅の形態:戸建て

Geminiさんはフルタイムで働く2児の母で、趣味はDIY

引っ越してくる前は、なんの制作経験もなかったというGeminiさんがDIYにハマった理由とは?

お気に入りのDIYスペースやアイテムをご紹介いただきながら、独自の整理術や家事の時短術などについてもお聞きします。

お気に入りの場所

カフェのように、子どもと寛げるキッチンダイニング

GeminiさんがDIYを始めたきっかけは、育児だったそう。

「子どもが今よりもっと小さかった頃は、一緒にカフェに行くのが難しくて。それなら自宅を、カフェで寛いでいるような気分が味わえる場所にすればいいのでは?と、家の改造をすることに決めました。

DIYをやることに主人の反対もなかったのでスムーズに始められましたが、作りが甘くて物が落ちてくるんじゃないかなどの心配はしていましたね(笑)」

DIY初心者だったGeminiさんにとって、ビスの長さから板やペンキの種類まで、すべてがはじめて知ることばかり。

それでもそのつど調べながら、試行錯誤して完成したはじめてのDIYスペースが、このキッチンダイニングなのだとか。

「いま見ると、手直ししたいと思うところもあるんですけど。手探りで苦労した分、特別に思い入れのあるスペースです」

子どもの成長と共に使い方を見直した押入れ

元々は和柄の襖がついていたという押入れ。

「子どもたちが小さかったときは秘密基地として使っていたようですが、それぞれ自分の部屋ができてからはいらなくなったみたいで。

最近改装して、収納スペースとして活用し始めました」

会社員であるとともに個人事業主でもあるGeminiさん。

押入れのそばにワークスペースを設置したことで、書類などをすぐそばの棚からサッと取り出せるようになって、作業効率も上がったそうです。

不要な出し入れを省いた「アイロンコーナー」

アイロンがけをする度に、いちいちアイロンとアイロン台を取り出して設置し、また収納し直す手間が、億劫で仕方がなかったと話すGeminiさん。

そこで、基本的に出しっぱなしのアイロンスペースを設けることにしたようです。

洗濯を干す場所のすぐ横に、洗濯バサミやハンガーなどを固めて置いているのも工夫のひとつ。

探さない収納を意識することで、家事の時短につなげるのがGeminiさん流の「収納術」なのだそうです。

この家に決めた理由

前の住まいと同じエリアにあったこと

「以前は、ここより高台にあるマンションに住んでいました。

そのときに、今の場所が、田んぼから戸建て用の土地に整備されていく様子を何となく目にしていたんです。

その後、家族が増えるタイミングで一戸建てを考えたときに、職場は変わらないので同じエリア内で探したところ、何となく見知っていた今の家に決まったような感じですね」

残念なところ

クッションシートのズレ

元々和室だったスペースとリビングスペースの区切りが目立たないように敷いたクッションシートがズレてきたことが、最近の悩みなのだとか。

「ピアノを動かしたり、子どもたちが走り回ったりするうちに、少しずつシートがズレてきて、何とかしたいなと……。

2つのスペースの一体感が出せるように真っ白に塗るか、ダークカラーのフローリングにするか、今、イメージを固めているところです」

リビングを通らないと行けないお手洗い

「家の構造上、お手洗いへ行くのに必ずリビングを通る必要があるんです。

なので、子どもの友達がきたときなんかは、急にリビングを通るかも!?と思うとずっと気を抜けないんですよね。

そんなとき、トイレを玄関付近に作っておけば楽だったかなぁとは思います」

頻繁に上り下りが発生する2階のクローゼット

クローゼットが2階にあるため、外出前には必ず一度2階に上がらなければいけないのが少し不便なよう。

玄関にも、ちょっとしたクローゼットスペースを用意できれば、上り下りする機会は減らせたかな、と感じるそうです。

お気に入りのアイテム

調理時間が楽しくなるコンパクトなラジオ

デザインと価格の手頃さに惹かれ、購入したというラジオ「クラシカボレロ」。

「大体キッチンに立つと同時に、このラジオをつけています。

調理中のちょっとした気分転換になるので、キッチン付近にコンパクトなラジオを置くのはおすすめです」

待ち続けてゲットした、人気のコーヒードリッパー

ずっと前から欲しかったものの、入荷されるたびに即売り切れとなり、なかなか手にすることができなかったというsarasa designの「コーヒードリッパースタンド&ドリッパーセット」

最近ようやくゲットできて、特に気に入っているアイテムだそうです。

「複数杯入れるときは別のコーヒードリッパーで入れるのですが、一杯だけ入れるときにちょうどいいサイズなので重宝しています。

このドリッパーを購入してから、デスクにいる私に息子がサッとコーヒーを入れて持ってきてくれるようになったんです。

それがとてもうれしくて、買ってよかったな~と思います(笑)」

週末にDIYしたインテリアたち

DIYしたアイテムは、すべてに思い入れがあると話すGeminiさん。

「平日の日中は仕事をしているので、作りたいものがあると、大体平日の夜に設計図を考えて、週末にホームセンターへ材料を買いに行きます。

簡単なものであれば1日で、サイズが大きなものや作り込むものによっては半月ほどかけて、黙々と作業しています」

一旦集中し始めると、夜通し作業にのめり込んでしまうことも少なくないそう。

ちなみに最近DIYしたものは、お子さんたちのランドセルラックだそうです。

暮らしのアイデア

子どもたちが片づけたくなる伝え方

家の片付けはみんなでするのがGemini家のルール。

「とはいえ、子どもに片付けなさいとだけ言ってもなかなか実行できないので、自然と“片付けるスイッチ”が入るような伝え方を意識しています。

例えば『好きな子が遊びにきたとき、この部屋の状態でいいの?』だとか、本人が自分で考えた上で片づけたいと思ってくれる言葉をかけられるといいですね」

さらに、片づけるモチベーションを高めながら、具体的な収納方法も一緒に考えてあげるようにしているのだといいます。

「娘の部屋の衣類はすべて吊るして収納しているのですが、これは収納法を話し合ううちに『アパレルショップみたいな部屋にしたい』と娘が希望したことから今の形にしました」

家族全員が日常的に使う文房具などの小物は、片付ける場所を決めてラベリングすることで、使う人によって片付け先が変わってしまわないようにしているのだとか。

お手伝いを安全にする導線づくり

「子どもがお手伝いで運んでくれることの多いお箸やスプーン、コップなどの置き場所はキッチンの外側に配置するように心がけています。

どうしても、調理に集中すると子どもから目が離れてしまい、特に子どもが小さいときは何かにぶつかったり、ものを落としたり、万が一の場合ケガをしてしまう可能性があるからです」

キッチン内がなるべく混み合わないように食器類を配置するリスク回避のアイデアは、2人以上で暮らす家なら、今日から取り入れたい暮らしのアイデアかも。

これからの暮らし

子どもの成長と共に育っていく一戸建て

「子どもの成長に合わせて、部屋も進化させていかなければと考えています。

効率やわたしにとっての使いやすさのみで整えてしまうと、家事のお手伝いなど、夫や子どもが家のことに参加してくれる機会を減らしてしまうかもしれない。だからこそ家族みんなの意見を聞きながら、全員が心地よく過ごせる家を作りつづけていきたいですね」

ふとしたきっかけでDIYを始めたことで、家で家族と過ごす時間がぐんと豊かになったと話すGeminiさん。

「暮らしやすくなるDIYを始めてみたい」と思う方は、GeminiさんのInstagramを参考に、一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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福岡県出身。海を渡ったポートランドで活動を始め、京都・東京・福岡を中心に全国を巡るフォトグラファー。僕と出会ってくれた素敵な方々の時間と想いをボトルにキープしてまだ見ぬ誰かに想いをシェアしていきます。

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北欧、ストリート、DIY、アウトドア。リアルでさまざまな「暮らしのあり方」にフォーカスすることで、「自分にとって、一番いい暮らし」を探っていく…。連載「みんなの部屋」はスタイルを探求する旅です。

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