キャンプなどのアウトドアシーンでは、お米を研ぐのは結構面倒です。
そこでお米を研がず、鍋でゆでるだけでご飯が炊けるアイテムをご紹介します! 予期せぬ災害の備えとしても良さそうですよ。
使い方はとってもカンタン!

東京都葛飾福祉工場の「簡易炊飯袋 お袋のワザ」は、不織布のような素材の袋(10枚)と竹串、そして説明書(折り曲げると軽量カップになります)がセットになっています。
東京都葛飾福祉工場とともに、この商品を取り扱っているヤマヤ物産有限会社によると、調理の手順は以下。
1 説明書を組み立てた計量カップでお米を計量(袋1枚あたり約100g)します。
2 計量したお米は研がずに袋に入れて、口を竹串で留めます。
3 沸騰したお湯の中で約20分~30分ほど煮ます。
4 お湯から袋ごと引き揚げて、少し蒸らせばふっくらご飯の完成!
たった4ステップなので、料理が苦手な人でもこれなら大丈夫そう!
ちなみに、お米の表面に付着していたヌカは、沸騰したお湯の中で袋ごと揉まれているうちに剥離して、袋の小さな穴から外へ排出されます。そして、剥離したヌカは湯を吸って大きくなり、袋の中に戻りにくくなるという仕組みで、お米研ぎは不要なのだそう。
防災用品としてもオススメ

アウトドア料理での失敗にありがちな、水加減や火加減を気にしなくていいので楽ですね。さらに、お米をゆでたあとのお湯は繰り返し使えるというのでエコ。
また、災害時は電気が使えなくなることが多いし、水も貴重なので用意しておくと安心ですね。
しかも、炊けたものをお湯の中に入れると数分で温め直しができるとのことなので、まとめ炊きができるのも助かりそう。それに袋のまま、食べる人それぞれに渡せるのもポイントです。
アウトドア用のリュックのほか、非常用持ち出し袋の中にも常備しておくと良さそうですよ。
なお、以下の表示価格は執筆現在のものです。変更の可能性もありますので、販売ページをご確認ください。
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