ROOMIE編集部

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一人暮らしを快適に始めるための必須家電、洗濯機。

最近はおしゃれなコインランドリーも増えてきていますが、好きなタイミングで洗濯ができる洗濯機はやっぱり必要不可欠ですよね。

一度購入したら長く使うものだからこそ自分に合った一台を選びたいですが、どのくらいの容量があればいいのか、縦型とドラム式どちらがいいのか、違いも選び方もよくわからない……というのが正直なところ。

そこで今回は、家電をレビューするための一戸建て「家電ラボ」にてさまざまな洗濯機のテストを行う、家電プロレビュアー・石井和美さんがプロ目線でおすすめする洗濯機を紹介。

一人暮らしに最適な洗濯機を選ぶためのポイントや、洗濯機の種類とメリット・デメリットなど伝授していただきます!

石井和美さんのイメージ

石井和美さん
フリーライター/家電プロレビュアー。白物家電や日用品などを中心に製品レビューを得意としています。レビュー歴15年以上。茨城県守谷市に家電をレビューするための一戸建てタイプ「家電ラボ」を開設、冷蔵庫や洗濯機などの大型家電のテストも行っています。

一人暮らし用の洗濯機を選ぶポイント

一人暮らし用の洗濯機を選ぶために大切なポイントは、大きく分けて容量・設置場所とサイズ・機能の3つ。

①容量

8kgの縦型洗濯機と5kgの縦型洗濯機のイメージ

左が8kg、右が5kg(どちらも縦型)

「自分に合った容量は、洗濯の頻度によって違います。

一人あたりの洗濯量はだいたい1.5kg/日と言われてて、毎日洗濯するなら容量5kgくらいの洗濯機がおすすめ。

逆に、1週間分をまとめて洗うなど週に1〜2回の洗濯なら7〜8kgくらいあるといいですね。

衣類だけでなくシーツや毛布を洗いたい場合も、少し大き目を選びましょう!」

②設置場所とサイズ

縦型洗濯機の深さのイメージ

「まず始めに、幅・奥行・高さをチェック!

容量によってサイズがけっこう変わるので、設置場所との兼ね合いを考えながら選ばなければいけません。

基本的に洗濯機は、壁にぴったりはつけられないんです。何センチくらい空けなきゃいけないかホームページなどに載っているので、自分が置きたい場所に設置できるかしっかりはかって確認しましょう!

それと意外と盲点なのが、高さが入るかどうか

縦型洗濯機のガラストップ式の蓋と折りたたみ式の蓋のイメージ

写真奥:ガラストップ式、写真手前:折りたたみ式

最近の縦型洗濯機では、従来の折りたたみ式だけでなくガラストップ式のフタも増えてきています。

フタを開けたときに天井や備え付けの棚に引っかからないかどうかや、上に棚を作って洗剤を置きたい方などは注意が必要です。

ドラム式の場合も、扉を開くスペースがあるか、右開きか左開きかなど確認しておくのがベスト」

③機能

縦型洗濯機の洗濯モードのイメージ

「一人暮らしの方に人気の機能は、いわゆる“お急ぎモード”。

洗濯を早く終わらせたい方や、どうしてもこれだけはすぐに洗濯したい!というときに便利です。

カビや匂いが気になる方は、洗濯槽の汚れをきれいにする“槽洗浄モード”がついていると、常に清潔に保てるのでおすすめ。

また、ドラム式は基本的に乾燥機能がついていますが、縦型であれば“簡易乾燥モード”があるとちょっと乾燥させたいときに重宝しますよ!」

縦型orドラム式?洗濯機の種類とメリット・デメリット

■ 縦型

縦型洗濯機のイメージ

◎ 汚れがしっかり落ちる、衣類が傷みにくい
△ 水道代がかかる、乾燥機能はついていないものが多い

「たっぷりの水を使ってしっかり洗う、縦型洗濯機。

汚れ落ちがよく衣類が傷みにくいので、ちゃんと洗いたい方、大切な洋服などを傷めたくない方向けです。

ただ水をたくさん使うため、水道代はドラム式よりもかかってしまいます。

乾燥機能はついていないので、お日さまの下で干したい!方向けです」

■ ドラム式

ドラム式洗濯機のイメージ

◎ 節水できる、洗濯から乾燥まで自動
△ 衣類が傷みやすい、電気代がかかる

「少ない水で叩きつけて汚れを落としていく、ドラム式洗濯機。

昔は縦型のほうが汚れ落ちがいいと言われていましたが、最近はほとんど差がありません。

衣類が傷みやすいというデメリットはありますが、縦型よりも節水という点では◎。

乾燥までおこなうと、縦型よりも電気代がかかってしまうので注意が必要です。

干す時間がなかったり、雨の日でも洗濯したい方におすすめ」

人気メーカーの特徴は?

<パナソニック>

  • おしゃれ着洗いやお急ぎモードなど、洗濯コースが豊富
  • 毛くずが取りやすい構造のため、お手入れや掃除がしやすい
  • <日立>

  • 大流量の水で洗う“ナイアガラ洗浄”で、汚れがしっかり落ちる
  • 乾燥時にシワが残りにくい
  • <東芝>

  • 洗濯、乾燥時の振動が少なく、静音性が高い
  • <シャープ>

  • 洗濯槽に穴のない“穴なし槽”で、カビがつきにくい
  • ニオイが発生しにくい
  • <ハイアール>

  • 2〜3万台で買えるものもあり安価
  • “10分洗いコース”など、短時間で洗濯できる
  • 【縦型洗濯機のおすすめ】コンパクトなのに洗浄力◎!しっかり汚れを落としたい人に

    パナソニック「NA-F50B13」

    パナソニックのNA-F50B13

    本体サイズ 幅562×奥行572×高さ880mm
    洗濯・脱水容量 5kg
    標準使用水量 114L
    目安時間 40分
    消費電力量 90/100Wh

    「“からみほぐし”機能がついているので、洗濯物が絡まったり、痛んでしまう心配がありません。

    また、デジタル表示つき操作パネルで残りの洗濯時間などもわかるのが◎!

    安価ですが上位モデルと同じような機能やコースが備わっていて、細かいところまで配慮が行き届いた使い勝手のいい一台です」

    NA-F50B13[Panasonic]

    ハイアール「JW-CD55A」

    ハイアールのJW-CD55A

    本体サイズ 幅526×奥行500×高さ903mm
    洗濯・脱水容量 5.5kg
    標準使用水量 90L
    目安時間 38分
    消費電力量 51/51Wh

    「とにかく安く、最初の一台として購入しやすいのがコレ。

    デザインがすっきりしているので、日本のメーカーの白物家電感が気になる方向けです。

    機能はシンプルですが、“お急ぎコース10分”を選択すれば、時間がないときや急いで洗いたいときに便利!」

    JW-CD55A[Haier]

    東芝「AW-8D8」

    東芝のAW-8D8

    本体サイズ 幅600×奥行569×高さ980mm
    洗濯・脱水容量 8kg
    標準使用水量 約99L
    目安時間 約39分
    消費電力量 約82Wh

    「とっても低振動・低騒音! 夜遅くに洗濯したい方は、東芝を選ぶのがおすすめです。

    ウルトラファインバブル洗浄”はナノサイズの泡が繊維の奥まで入りこむので、汚れ落ちがいいのが特徴。温水を使わなくても、シミまで落ちますよ。

    7kgとやや大きめですが、幅・奥行はコンパクト。設置面積に余裕がないけど大きめを買いたい方にもちょうどいいんじゃないでしょうか」

    AW-8D8[TOSHIBA]

    日立「BW-V70E」

    日立のBW-V70E

    本体サイズ 幅577×奥行586×高さ980mm
    洗濯・脱水容量 7kg
    標準使用水量 86L
    目安時間 32分
    消費電力量 45Wh

    「大流量・高濃度で洗う“ナイアガラ ビート洗浄”は、汚れ落ちがバツグン!

    水量と勢いがすごいので、しっかり汚れを落としたい方向けです。

    水を循環し、叩いて汚れを落とすので、節水にもなりますよ」

    BW-V70E[HITACHI]

    シャープ「ES-GE7D」

    シャープのES-GE7D

    本体サイズ 幅565×奥行535×高さ898mm
    洗濯・脱水容量 7kg
    標準使用水量 88L
    目安時間 約40分
    消費電力量 105Wh

    「洗濯槽に穴のない“穴なし槽“なので、カビができにくいのが特徴。

    洗濯槽をマメに洗うのってけっこう面倒ですが、これはお手入れや掃除が簡単なので、洗濯物の匂いが気になる方にぴったり!

    ガンコ汚れコース、おしゃれ着コースなどいろいろあるので、衣類に合わせて洗いわけができるのもポイントです」

    ES-GE7D[SHARP]

    【ドラム式洗濯機のおすすめ】少ない水量で痛みにくい!乾燥まで時短したい人に

    シャープ「ES-S7E」

    シャープのES-S7E

    本体サイズ 幅640×奥行600×高さ1,039mm
    洗濯・脱水容量/乾燥容量 7kg/3.5kg
    標準使用水量 洗濯~脱水:57L
    洗濯~乾燥:80L
    目安時間 洗濯~脱水:44分
    洗濯~乾燥:170分
    消費電力量 洗濯~脱水:60Wh
    洗濯~乾燥:1600Wh

    「超シンプル&コンパクトな一台。ドラム式の中ではおそらく一番小型なのではないでしょうか?

    ドラム式がほしいけど、置く場所の余裕がない方におすすめです。

    おまけ機能として“プラズマクラスター”がついているので、ドラム内部を清潔に保ったり、乾燥時の静電気を抑えてくれるのも便利です」

    ES-S7E[SHARP]

    パナソニック「NA-VG740L/R」

    パナソニックのNA-VG740L/R

    本体サイズ 幅600×奥行600×高さ998mm
    洗濯・脱水容量/乾燥容量 7kg/3.5kg
    標準使用水量 洗濯:約69L
    洗濯〜乾燥:57L
    目安時間 洗濯:約30分
    洗濯〜乾燥:約200分
    消費電力量 洗濯:約65Wh
    洗濯〜乾燥:約1750Wh

    「日本のメーカーではなかなかない、スタイリッシュなデザインの一台。

    部屋のインテリアと合わせるなど、見た目の美しさを重視する方にいいんじゃないでしょうか。

    Cubleはサイズ展開も豊富なのですが、これは一番コンパクトで、幅・奥行60cmに収まります。

    ただ扉が大きいので、設置場所の奥行がせまい場合は注意が必要です」

    NA-VG740L/R[Panasonic]

    パナソニック「NA-VX700AL/R」

    パナソニックのNA-VX700AL/R

    本体サイズ 幅600×奥行722×高さ1009mm
    洗濯・脱水容量/乾燥容量 10kg/6kg
    標準使用水量 洗濯:約78L
    洗濯〜乾燥:約55L
    目安時間 洗濯:約30分
    洗濯〜乾燥:約114分
    消費電力量 洗濯:約70Wh
    洗濯〜乾燥:約960Wh

    「大流量シャワーを使った“泡洗浄W”で洗浄力がしっかりありながらも、コンパクト。

    コースも豊富で、特に“タオル専用コース”はパイルが立ってふわっふわになります!

    おしゃれ着やデリケートな衣類を洗う“おうちクリーニング”コースも、優しく洗いながらちゃんと汚れを落としてくれて優秀。

    ただ洗うだけでなく、少し上の生活を目指したい方におすすめの製品です」

    NA-VX700AL/R[Panasonic]

    東芝「TW-95G8L」

    本体サイズ 幅655×奥行714×高さ1040mm
    洗濯・脱水容量/乾燥容量 9kg/5kg
    標準使用水量 洗濯:約68L
    洗濯~乾燥:約90L
    目安時間 洗濯:約47分
    洗濯~乾燥:約160分
    消費電力量 洗濯:約77Wh
    洗濯~乾燥:約1980Wh

    「東芝と言えば、低振動・低騒音。ドラム式って乾燥のときにけっこう音がうるさいんですが、これは驚くほど静か……!

    夜間にかけて、洗濯から乾燥まで全部やってしまいたい方にぴったり。

    大流量のダブルシャワーで洗う“ザブーン洗浄”は、洗浄力も◎! 洗剤液を溶かすことで衣類にすばやく浸透させるので、きちんと汚れが落ちますよ」

    TW-95G8L[TOSHIBA]

    日立「BD-SG100E」

    日立のBD-SG100E

    本体サイズ 幅630×奥行715×高さ1,050mm
    洗濯・脱水容量/乾燥容量 10kg/6kg
    標準使用水量 洗濯:78L
    洗濯~乾燥:約60L
    目安時間 洗濯:45分
    洗濯~乾燥:約165分
    消費電力量 洗濯:69Wh
    洗濯~乾燥:約970Wh

    「日立は、とにかく乾燥が得意! 高速風で伸ばしながら乾燥させるので、終わったあとのシワの具合が全然ちがいます。

    ワイシャツにアイロンをピシッとかけた……みたいなのはさすがに無理ですが、普段着だったらそのまま着られるレベル。

    アイロンがけなど、乾燥後のケアをあまりしたくない方に使ってほしいですね。

    ただ音がわりとうるさいので、日中に使うのを推奨します。タイマー機能を使って、朝起きる時間などに合わせて洗濯を始めるのがおすすめ」

    BD-SG100E[HITACHI]

    [商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

    日立 ドラム式洗濯乾燥機 BD−SG100EL−W ホワイト(標準設置無料)
    価格:164660円(税込、送料無料) (2020/3/27時点)

    プロが教える洗濯機豆知識

    石井和美さんのイメージ

    大切な衣類や小物は洗濯ネットに入れる

    「シャツなどの大事な衣類は、ひとつずつ畳んで洗濯ネットに入れましょう!

    型崩れしませんし、汚れもよく落ちるようになります。

    また、ドラム式だと靴下などの小物が扉に引っかかってしまうことも。靴下などの小物も、洗濯ネットに入れるといいかもしれません」

    洗濯物を詰め込みすぎない

    「洗濯物は、詰め込みすぎないのが基本!

    入れすぎると汚れが落ちないだけでなく、洗濯物が絡まってシワの原因にもなってしまいます。

    ギチギチに入れて洗うなら、2回に分けたほうがキレイに汚れが落ちますよ。

    洗濯機の容量のだいたい7割を目安にして、ゆとりを持って洗うのがおすすめです」

    洗剤の量をちゃんとはかる

    「洗剤は、多すぎても少なすぎてもダメ

    多すぎるとすすぎが足りず肌によくないですし、少なすぎると汚れが落ちないのはもちろん、洗ったあとの汚れが再付着してしまうんです。

    種類によっても入れる量が違うので、適当に入れず、ちゃんと確認してはかりましょう!

    面倒な方は、自動投入機能付きの洗濯機を選ぶと手間が省けていいですよ」

    自分に合った洗濯機で効率よく洗濯しよう

    石井和美さんのイメージ

    洗濯する量や時間帯、部屋の広さなど、自分にぴったりな洗濯機はライフスタイルによってさまざま。

    納得できる一台を見つけて、より快適で効率的な洗濯ライフを過ごしましょう!

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    ROOMIE編集部

    ROOMIEエディターたちが研究員となり、最新のアイテム情報を収集したり、みなさんの部屋を訪問。好奇心を刺激する「暮らしとスタイル」にまつわるすべてのことを研究していきます。

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