tsubottlee(つぼとる)

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その名の通り、静岡県は富士山の裾野に位置する、静岡県 裾野市。

先端技術の研究施設と豊かな自然が融合するこの町で料理教室を行っているのが、塩崎さんです。

大工をされているご主人と作り変えながら暮らしているこの部屋。

料理教室のキッチンはもちろん、お部屋の形もユニークな住まいには、たくさんの工夫が詰め込まれていました。

お名前:塩崎さん(料理教室 主宰)、ご主人(大工)
住宅スペック:4LDK+ロフト(70坪)
場所:静岡県 裾野市
建築費用:約3000万円
築年数:9年

お気に入りの場所

大きな梁のある勾配天井

玄関から上がって1番のインパクトがあったのが、こちらの勾配天井。

我が家のシンボルマークになっています。主人の仕事の関係で家で打ち合わせをすることも多いのですが、これを見ると『自分の家でもやりたい!』って話がよく出ていますね。

空間が広く見えるし、こうした松梁は構造的にも強いため、柱も真ん中に入れなくてよくなるそうですよ。」

薪ストーブのあるリビング

住み始めの頃は置いていなかった薪ストーブは、土地柄とリビングの広さもあって導入。

「とにかく冬が寒くて、暖房も全然追いつかなかったんです。アラジンストーブも購入したのですが、足りなくて……。

この薪ストーブは主人に入れてもらったのですが、おかげで寒さは大分よくなりましたね。

冬場は外の景色と合わせて、写真スポットにもなっています。」

料理教室でも使うセミオープンなキッチン

キッチンはもちろん料理教室の舞台ですが、かなり手を加えたそう。

「パネルはもともとは掃除のしやすいシンプルなキッチンパネルにしていたのですが、掃除しやすい反面、汚れが目立ってしまって……。目立たないタイルに変えました。」

また以前まで、棚は手が届くように低めだったそうですが、ご主人が頭をぶつけてしまうことが多く、オープンになったんだとか。

「収納スペースは少なくなったんですが、家族で使いやすいものになったと思います。」

家族とお客さんで使い分けられる広めの玄関

塩崎さんの料理教室はもちろん、大工のご主人による打ち合わせと、仕事場でもある塩崎家。

それだけにパブリックな空間とプライベートな空間の使い分けは重要です。

「玄関はお客さん用の入り口と、駐車場からの入り口を両面に用意しています。広さが何よりもお気に入りですね。」

残念なところ

空調が効きにくい

薪ストーブが導入された経緯の通り、冬が鬼門のこの家。

「住んで初めての冬は極寒でした。底冷えしてしまって、足が霜焼けするほどでした……。」

薪ストーブを設置してからはリビング・ダイニングはよくなったそうですが、脱衣所などは依然、寒さが気になるそうです。

収納スペースを増やしたい

「食器もだいぶ増えてきたので、食器棚は少しずつ変えないといけません。

やっぱり料理教室でキッチンに入ってもらう際に、どうしても見えてしまうモノがあるので……。

いま収納スペースを増やしてもらえるよう、主人にお願いしている最中です。」

この場所を選ばれた理由

お子さんの成長に合わせて

ご主人の実家が近く、仕事場もあったため、もともとは近所の小さな一軒家に住んでいた塩崎さん。

しかし、子どもが大きくなるにつれて、スペースが足りなくなってきたそう。

「なので、家を建てるのに十分な土地があったこの場所に決めました。

建てるに当たっては仕事柄、主人が先導して進めてくれましたが、間取りは好きなように決めさせてもらいました!(笑)」

お気に入りのアイテム

ご主人が作った、カップ用キャビネット

来客用のカップを収納しているこちらは、ご主人によるDIY。

「スペースを取りすぎないよう、奥行きの浅いイメージを描いて作ってもらいました。」

収納としての機能はもちろん、ディスプレイとしても素敵です。

結婚してからコツコツあつめたル・クルーゼ

ル・クルーゼのお鍋は、何かしらご褒美的なタイミングで増えているそう。

「黄色のココット・ロンド(24cm)は友人数名が新築祝いに買ってくれたものです。

ちなみに、ご飯を炊く時はオレンジ、味噌汁は黒など、使い分けていますね。」

料理教室の食器を入れてあるキャビネット

料理教室をスタートして買ったのが、このキャビネット。

「教室用の食器収納が必要になり、雑貨屋さんで見つけました。

雰囲気が良かったのと、扉がなくてB品になっていたので即決でした!」

なるほど、食器棚としては扉がない方が出し入れしやすいですものね。

暮らしのアイデア

生活感を出さないアイテム選び

料理教室でも普段でも使うからこそ、キッチン用品は出していても見た目の良いモノを選んでいる塩崎さん。

空間としての収まりもいい上に、片付けのモチベーションにも繋がるんだとか。

他にも、かご収納は重宝しているそうで、愛猫のなめこちゃんのおもちゃなども、かごの中。

生活感を出さない設計

生活感の出やすい家電は設計のときから注意を向けていたそう。

リビングやダイニングにいるお客さんに見えない位置になるように設計されています。

キッチン導線は使いやすさを意識

「食洗機から食器棚の距離は特に大切だなと思います。

いまは反転するだけで、すぐ収納までできるのでラクですね。」

「あとはキッチンの横が寝室になっているのですが、ご飯を炊いたり、煮物を煮たりしている間の待ち時間、寝室が横にあるとラクですね(笑)」

これからの暮らし

家族の暮らしが変わったら…

「今は2階がリビングなのですが、子どもは進学や結婚などで家を出ていく時がくるじゃないですか。

その時は部屋割りを変えたり、近くに平屋の可愛い家でも建てられたりしたらいいなと思います。」

実際、次の春から2番目のお子さんが大学進学で家を離れるそう。

家を使う人が変わっていく中で、お部屋も変化の最中にいるワケですね。

料理教室からキッチンスタジオ兼販売所に…

最後に、宝くじでも当たったら……と前置きしつつ、塩崎さんは夢を語ってくれました。

「いつか近くの土地を購入して、キッチンスタジオ 兼 建築事務所をつくりたいですね。

そこで料理教室をしたり、惣菜やケーキ・パンの販売をしたり……なんて出来たらいいな」

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福岡県出身。海を渡ったポートランドで活動を始め、京都・東京・福岡を中心に全国を巡るフォトグラファー。僕と出会ってくれた素敵な方々の時間と想いをボトルにキープしてまだ見ぬ誰かに想いをシェアしていきます。

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北欧、ストリート、DIY、アウトドア。リアルでさまざまな「暮らしのあり方」にフォーカスすることで、「自分にとって、一番いい暮らし」を探っていく…。連載「みんなの部屋」はスタイルを探求する旅です。

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