岩澤

岩澤

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6畳ワンルーム、賃貸、ふたり暮らし。

周囲からは驚かれることも多い、狭さ&不便さを極めた暮らしを送っている私。

狭いことにはもう慣れたものの、さすがに収納には限界を感じはじめています……。

賃貸でも安心な「2レッグシェルフ」

ROOMIEでも以前紹介して反響の大きかった、DOPPELGANGER(ドッペルギャンガー)の「2レッグシェルフ」

つっぱり棒で天井と床を支える仕組みの棚で、壁に穴を開けずとも壁面収納のようなミニマルな収納を叶えてくれる優れものです。

まさに狭い賃貸に住んでいる私のような人にはもってこいなアイテム。この度アップデートして新登場したとのことで、わが家でも早速試してみることに!

好きな木材を選びます

ドッペルギャンガー(DOPPELGANGER) 「2レッグシェルフ」 5,879円(amazonプライム価格)

製品に含まれるのは、棚を支えるポールやラックベースなどのパーツ部分のみ。棚部分の木材は、好きなものを購入して自由に加工することができるという仕様。

こだわりのイメージはあるものの、1からつくるのはちょっとハードルが高い……なんて初心者にぴったりの、ハーフDIYのアイテムです。

そんな「2レッグシェルフ」を自分好みにカスタマイズするべく、今回私が用意した材料はこちら。

・28mm×140mm×1820mmのヒノキ板 ¥896×2(6等分にカット)
・サンドペーパー 180番 ¥33
・フィニッシングペーパー 180番 ¥82
・紙やすりホルダー ¥202 
・ペール缶 ¥283
・ワックス 300ml ¥3,137
・塗料 1L ¥2,088
・ハケ ¥609
・スポンジハケ ¥148
・ウエス(布) 私物

計10点
総額:8,374円(税込)

初心者向けとはいえ、材料を1から揃えるとそれなりの量に。

とはいえこの棚だけに使うのであれば、ワックスは一番小さい100ml缶で余裕だし、塗料も500mlあれば十分すぎるほど。そうするといくらか安くなって、実際は5,500円ほどあれば足りそうでした。(塗料とワックスの種類にもよりますが)

もともとDIYをしていてハケやペール缶などの道具を持っている人なら、さらに安く抑えられますね。

DIYしてみよう!

①ヤスリがけ

それでは早速DIYスタート。まずは木材にヤスリをかけていきます

紙やすりホルダー(コルクブロック)にヤスリを巻くと磨きやすく、均一な仕上がりに。サンドペーパーの粒度は塗料によって適性があるようなので、塗料のパッケージなどを確認してみてくださいね。

ヤスリがけの作業は、表面についた細かな汚れを落とせるだけでなく、木材をカットした際にできた小さなささくれも削れて、なめらかで高級感ある仕上がりにしてくれました。地道で少しめんどくさい作業ですが、特に家の中で使う家具なら、ぜひとも取り入れたいところ。

②塗装

続いて、ヤスリをかけた木材に着色していきます。

ペンキやステインなど種類もさまざまな塗料ですが、なるべく自然な仕上がりにしたかったので、今回は「柿渋」をチョイス。100%天然素材でできた、木本来の木目を活かせる塗料です。

時間が経つと徐々に色が濃くなっていくのも特徴で、長年使えば経年変化も楽しめるのだそう。通常、独特な匂いのする柿渋ですが、私は無臭のものを選びました。

塗った感じはかなりさらさらで、塗料がスーッと伸びていきます。2倍ほどに薄めた状態で使うことで、ムラなく綺麗に濡れるとのこと。

塗り終わったままの状態だとムラや気泡ができてしまうことがあるので、塗ったあとは余分な塗料をウエス(布)で拭き取って均一に

数回塗り重ねるとより深みがでる柿渋ですが、今回は様子を見るために1回塗りにしてみました。

上:before 下:after

塗る前の木材と比べてみると、こんな感じ。ここからさらに日数を置くと、より色が濃くなっていきます。

ナチュラルだけど無愛想すぎない品のよさです。

③オイル仕上げ

未晒し蜜ロウワックス【Aタイプ】

最後はワックスで仕上げ作業。

こちらも天然素材の「未晒し蜜蝋ワックス」を選びました。無塗装や自然塗料仕上げに適したワックスです。(化学塗装の上からは塗れないので注意)

スポンジにワックスを塗り込んで、ムラが出ないように滑らせていきます。ワックスがべったりつかないように、薄〜く。

塗った感じ、あんまり変わっていない気がする……と思いきや、丁寧に塗り込んでいくと少しづつ色が変わってきました

並べてみると、この通り。

色が少しだけ濃くなり、木目の模様がはっきり浮き出てくるような印象です。

茶色い斑点模様の“節”がついた木材ほど独特の風合いが醸し出されて、味がでるかも。

ここまでで、木材の加工は完了です。

かなりのナチュラルメイクですが、全く何も加工していない最初のすっぴん状態に比べると、その差は歴然。これから柿渋が少しづつ育ち、ワックスを塗り重ねていくことでさらに味が出てきそう。

それにしても、小春日和に近所の公園で木材に色を塗ったり磨いたりする作業は、忘れていた童心を思い出すような感覚で、すごく楽しかった

レッグパーツの設置

続いて、レッグパーツの設置にとりかかりましょう。

まずは、バラバラだった上・中・下3つのポールをネジの要領で連結させ、一番下に全体の支えとなるアジャスターを装着

全て繋げると、天井には少し届かないくらいの長い1本の棒に。このポールに、ラックベースをとりつけていきます。

はじめにベースを留めるためのストッパーをつけていきますが、このストッパーの向きが少しややこしいので要注意。

線が入っている部分を上にして、ラックの溝にはめるようにとりつけるのが正解のようです。

ストッパーにラックベースをはめ込んで……

ポールの最上部に固定用ポールをとりつけ、つっぱり棒の容量でしっかり固定させれば、レッグの設置は完了です。

ちなみに2019年9月発売のアップデート版から延長ポールがついてくるようになり、最大301cmまでの天井高にも対応。天井が少し高めのお部屋でも安心ですね。

あとはラックベースに木材をセッティングすれば、全ての工程が完了!お疲れさまでした。

わずかなスペースを有効活用

収納スペースは、たとえ数十センチであっても欲しい。たとえば、ベッドの後ろのこの隙間

ここがなんとも微妙なデッドスペースになっていて、これまではせいぜい足蹴にされた布団の溜まり場にしかなっていませんでした。

一番下の段は万が一足で蹴ってしまわないように少し高めの位置に

だけど私には今や「2レッグシェルフ」があります。わずかな隙間のデッドスペースにも、余裕で棚を設置することができました

わが家の場合はそれなりに余裕がありましたが、例えばベッドがもっと壁ギリギリまで迫ってきていても、脚さえ設置できれば棚としての役目は果たしてくれます。

5段ある棚は、それぞれ役割を分けて。

1番上の手が届きにくい棚には、オフシーズンの靴など普段使わないものを収納

上の方になればなるほど埃を被ってしまう可能性があるので、こまごまとしたものの収納はフタ付きの入れ物を活用しています。

特に便利だったのは、読みかけの本や雑誌などを置いておけること。

わが家の本棚は扉つきで、一度しまってしまうととりだすのがちょっと億劫だし、かといってその辺に出しっぱなしだとすぐに散らかってしまうので、ささっと手に取れて邪魔にならない場所をずっと探していました。

縦に収納する場合、奥行きがないのであまり安定はしませんが、ブックエンドを置いて本棚のようにするのもよさそうです。

もちろん、飾り棚として使ってもいい仕事をしてくれます。

行き場を無くしていたあれやこれの小物たちが居場所を見つけて日の目を浴びるようになってくれたのは、本当にうれしいな……。

残念なところ:平行に設置するのが難しい…

設置はつっぱり棒式でお手軽かと思いきや、なかなかに手こずってしまいました……。

特にレッグを垂直並行に設置しないと全体が不安定になってしまったり、ラックが斜めってしまったりするので要注意。

遠くから誰かに見てもらって微調整しながら設置するのがよさそうです。

やってよかったDIY!

本格的なDIYには届かないとはいえ、完成する頃には運動後のような疲労感と達成感が

お店で運命的に出会った家具を大切にするのもいいけど、自分で磨いて色を塗ってつくった棚には、特別な愛着が湧いてくるような気がします。

これから模様替えをしたくなったときも気軽に雰囲気を変えられるのはうれしいし、木材を育てていく楽しさも味わえそう。

なにより自分でDIYすることのよさに気づいてしまったので、これからまた少しずついろんなものをつくっていきたいな!

2 LEG SHELF(ブラック)[DOPPELGANGER]
2 LEG SHELF(ベージュ)[DOPPELGANGER]

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岩澤

好きなものはグレッチのギター、しめ鯖、アンセーニュ・ダングル、ジャックパーセル、『新世紀エヴァンゲリオン』、本屋さんに置いてあるジャンク品。

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飽くなき好奇心を充してくれるモノ、日々の暮らしを彩ってくれるモノ探しに余念がないROOMIEエディターたち。中でも特にお気に入りの私物たちを、カロリー高く紹介するコラムです。

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