Bon-Masu

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秋の実りを実感することが少なくなってませんか?

そんなあなたにオススメなのがタネひろいです。

私は、タネから始めてカッコイイ盆栽を作るという、長編RPGのようなことを楽しんでいます。

今までで30種類ほどのタネを蒔きました。

気の長い話と思われるでしょうが、実は数年でカワイイ鉢植えになるんですよ

盆栽も目指さなくても、タネから樹木を育てるのは、とても楽しい経験になると思います。

タネを蒔いて3年目のヒメシャラの木、好きな伊豆の天城山をイメージした小さなヒメシャラの森

タネひろい散歩は楽しい

盆栽素材の作り方はたくさんありますが、タネから始めるととても楽しいです。

楽しさのポイントとしては……。

1 タネを拾うのが楽しい
大昔の採取生活の記憶がメモリーされているのかも知れませんね。

2 盆栽に適した苗を生産できる
素性の良い木のタネを使って盆栽に適した素材をつくれます。

3 成長過程(樹の一生)を目撃できる。
芽出しがカワイイ。 夏ごろには、樹木らしく変化する過程がみられます。
子供が少し凛々しくなる感じで好ましい。

街中にもたくさんの樹木が植わってきて、それらの樹々もしっかりと実をつけています。

歩道に落ちて汚いとか、実を食べに来た鳥の糞が汚いなどなど、マイナスに捉えられることが多いですが、樹々達にとっては大事な生命活動です。

特に都市部では、タネが自然に大樹に育つ機会はごく少ないと思います。

よーし! それなら私が少しだけでもタネをありがたく拾って、育てましょう。

私のように盆栽を目指さなくても、タネをひろうのもタネも撒くのも、十分に楽しいと思いますよ。

きっと人類の記憶の中にしっかりと蓄積されて来た喜びなんだろうと思います。

タネや実を探すにはある程度樹木のことが分かるとより楽しくなります。

入門にオススメのガイドブック

左側の 身近な木の実・植物の種 図鑑&採集ガイド は、わかりやすい説明で初めての方にもオススメで、まさにタネひろいに行きたくなる本です。

私は、素性の良いケヤキを探していました。

タネは親木の性質を(ある程度)受け継ぐので、まずは良い親木を探します。

この写真の右側の木は抜群ですね。

枝分かれ部分がコブ状に広がったりしないで、スッキリとしています。

ケヤキは最初の枝分かれが二股になってしまう事が多いのですが、この木のように多数に分かれている木が少量あります。

ケヤキらしいホウキを逆さにしたような樹形を作りやすくなります。

予め目を付けておいた親木がタネを落とす頃(今ですよ)、お散歩のついでに採取に行きます。

ケヤキのタネは小枝ごと風に乗って自然散布されます。

地域差はあるかもしれませんが、最初の木枯らしに乗って少しだけ風下(南)に、タネを蒔こうとしているようです。

コンクリートの多い都市部では自然に発芽して、大木に育つことはないので少し可哀想な感じがします。

タネを撒きましょう

タネを撒くのに最適なセット

私はタネを採取後に直ぐに撒きます。

タネを撒くための、用土とプランター。

食品が入っていた発砲スチロールの箱。底に穴を開けてプランターとして使えます。

プランターに7分程度の用土を入れ、その上にタネを撒きます。

タネを水洗いしました

タネを蒔く際は3cm間隔位がオススメです。

5mmから10mm程度軽く覆土して完了です。

べランダに置いて、土の表面が乾かないような管理をします。

冬の間はなかなか乾きません。

ベランダに置いて、土の表面が乾かないような管理をします。

冬の間はなかなか乾きません、大体3日から1週間に一度程度水をかけます。

状況に応じてアレンジしてください。

上の写真のプランターは、給水皿に水が溜まるので管理がしやすいです。

日本に自生する樹木なので屋外で育てるのが良いと思いますが、工夫次第では屋内で育てることもできると思います。

上手く育てると

タネから4年。樹高13cmのケヤキ林の冬景色

1本で鑑賞するには少し年数が必要ですが、何本か寄せ植えにすると景色として楽しめます。 

5年以上育てると、大木感のある小さな樹になっていきます。

この木はタネから10年。樹高14cmのケヤキ。大木に見えるでしょ。

街歩きをもっと楽しく

今回紹介したケヤキは街路樹として植えられています

表参道や、丸の内仲通りの並木もケヤキですね〜。

街歩きの時も、タネを取るならどの木が良いかという目線で、並木を見てみませんか。

さらにその木のタネを育てて、この木の親は表参道の◯◯の店の前のケヤキなんだよ〜。

なんて言えたら、街とも樹木ともリンクできた感じがしてワクワクしてきます。

普段の散歩やお出かけの時に、少し足元を意識して見てみると、たくさんのタネたちに出会えると思いますよ〜!

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盆栽を人に教える仕事をしています、家でも庭にいることが多いです。 休日は釣りに登山、気ままにアウトドアを嗜んでいます。

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ROOMIEスタッフにとって、自らの定番スタイルを形作ってくれるアイテムや、自分たちの暮らしをこれから変えてくれそうなアイテムをご紹介していきます。

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