
忙しい毎日の中で受ける、健康診断。もしかすると健康診断の前日に、数値に影響が出てしまう行動をとってしまっていませんか?
管理栄養士のウィリアムズ早苗さんがまとめている、健康診断の前日にしてはいけない3つのNG行動を紹介します。
1.消化に悪い食べ物を食べる

健康診断の前日、食事を摂れる時間は決まっていますが、何を食べるかまで意識していますか?
脂っこい食事や甘い食べ物や飲み物などの暴飲暴食は控えましょう。血液検査や尿検査に影響するかもしれません。また、キノコ類、海藻類など繊維の多い食品も、消化に時間がかかりますので、夕食が遅くなる場合は、控えた方がよいでしょう。
(「Diet Plus」より引用)
食物繊維を多量に摂取、または検査時間まで近い時間(夜遅い時間)に摂取した場合、逆に便秘になったり、タンパク質や脂質を過剰に排泄した結果、便や尿検査に影響が出る可能性があるとのこと。
日常的に食物繊維を摂取して腸内環境が整っていれば、これらの結果に影響は少ないようですが、意気込んで前日に摂取するのはあまりおすすめできないそうです。メニュー選びもいつもより気を遣いましょう。
2.激しい運動をする

運動=身体によいイメージですが、管理栄養士のウィリアムズさんによると、激しい運動により正しい数値が検出されなくなってしまう可能性があるのだとか。
激しく汗をかくことで、脱水症状がおこり、尿酸値に影響が出たり、筋肉の使いすぎにより、肝機能の数値に影響が出るかもしれません。
(「Diet Plus」より引用)
激しいトレーニングは控えて、健診前日はしっかりと身体を休めましょう。
3.夜更かしが続き、睡眠不足

普段の生活を送る上でも睡眠不足はもちろんよくありませんが、健康診断の際にもそれは同じです。
睡眠不足のままだと、交感神経が活発になり、血圧に影響するかもしれません。
(「Diet Plus」より引用)
忙しくても、健康診断の前の日くらいは時間をとってしっかり睡眠をとりたいものですね。
健康診断は、無理にいい数値を出すものではなく、今の健康状態を正確に知るためのものです。そのためにも、数値に影響が出る可能性がある行動は控えてから臨みましょう。