一度食べてしまうと、普通のヨーグルトでは満足できなくなってしまう魔力を持つ、ギリシャヨーグルト。
ヨーグルトから水分を抜く「水切り製法」でつくられたギリシャ発祥の歴史あるヨーグルトで、まるでクリームチーズやベイクドチーズケーキのような、大変濃厚な味わいが特徴です。
気になるカロリーはというと、クリームチーズと比べるとうふふと嬉し笑いが出てしまうほどの低さで、ダイエットにもぴったり!
家でも作れる
しかしこの素晴らしい食べ物は、取り扱いのあるお店とないお店があります。
入ったコンビニでカップデザートの棚になじみのブルーの容器が置いておらず、とても悲しい思いをすることもしばしば。
「ギリシャヨーグルトはもしかしたら家でも作れるのではないか」と思い立ち、コーヒードリッパーとペーパーフィルターで手作りギリシャヨーグルトを作る日々が始まりました。

HARIO 「ダブルメッシュメタルドリッパー 1-4杯用」¥3,500(本体価格)
ある日、今日もまたギリシャヨーグルトを作ろうとペーパーフィルターを出そうとしたところ、在庫を切らしていることに気づきました。フィルターというものは一袋にたくさん入っているものですから、いつか底をつくということをつい忘れ、チェックを怠っていたのです。
愛しいひとさじを口に入れるために、コンビニを何軒も巡ったり、フィルターのストックに気を回したりする必要がないようにするにはどうしたらいいものか……
考えた末出会ったのが、HARIOのダブルメッシュメタルドリッパーでした。
わずらわしさにさようなら
オールステンレス製のメッシュフィルターが二重にかさなっているという、HARIOのダブルメッシュメタルドリッパー。コーヒーの抽出にペーパーフィルターを必要とせず、ドリッパーにそのままコーヒー粉を入れお湯を注ぐことができます。
ゆっくりとコーヒーが抽出されていく様子にヒントを得て、コーヒー粉の代わりにプレーンヨーグルトを入れてみることにしました。
ちょっと大きめのマグカップの上にドリッパーをセットし、直接ヨーグルトを入れていきます。
観察も楽しい
少し経つとドリッパーにホエーが染みてきて、染みたホエーは少しずつ下のマグカップに落ちていきます。
一度に入れることのできる量は400gほど。平均サイズのヨーグルト1パックをいっぺんに濾すことができます。
ラップをふわっと被せて冷蔵庫に入れておくこと、およそ7時間。ぽってりとしたギリシャヨーグルトが完成しました!
密閉容器に移し替えるとき、ぽとん、ぽとんという愛おしい音がします。
いただきます
果物やナッツを乗せていただいてもいいですし、クロテッドクリームの代わりにスコーンに添えても。
ちょっと酸味のある濃いヨーグルトと、スコーンの優しい甘みが文句なしにマッチします。
注意点:取り扱いに気をつけて!
フィルター部分と下の台座が一点で固定(接合)されているため、洗うときなどにあまり強い力をかけると壊れる恐れがあります。
丁寧に優しく洗うのが良さそうです。
それでもわが家では1年半ほど使用していますが、壊れることなく現役で活躍してくれていますよ。
もちろん基本の使い方も
夜の間に冷蔵庫に入れておけば、朝にはもう完成しているギリシャヨーグルト。それをフタのできる容器に移し、ドリッパーをささっと洗えば、間をおかずして朝ごはん用のコーヒー抽出に使うことができます。
そのフル活用ぶりは、わが家で「ドリッパーにも夏休みをあげたいね」という会話が交わされるほど。
毎日の活力の源となる一杯・一皿のため、引き続きがんばってもらう予定です。
ダブルメッシュメタルドリッパー[HARIO公式サイト]
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