マツカ

マツカ

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兄弟が多く、従兄弟まで揃うとサマーウォーズを軽く超える人数だった私。

昔から誰かと遊ぶとなると、テレビゲームよりボードゲームが定番だったのです。

今回は一対一で、飲みながらゆったりと遊べるものを、わが家のボドゲ棚からひとつご紹介。

運と先見の明で、勝利へ導け

Thames&Kosmos「The Rose King(ローゼンケーニッヒ)」2,930円(税込)

拙宅、人を呼べる広さは無いけれど、お酒と本とボードゲームだけはある程度、揃えてございます。客人に退屈はさせません。

わが家でもダントツのヘビロテ率を誇るドイツのボードゲーム「Rozenköning」(ローゼンケーニッヒ)

うちにあるのは英語版タイトルの「The Rose King」。

時は15世紀、中世ヨーロッパの薔薇戦争をモチーフにした、オセロのようなプレイスタイルの2人用陣取り合戦ゲームです。

対戦型ではあるものの、心理戦要素が少なく、なんとも穏やかに進んでいくゲームなので、食後の晩酌タイムにぴったり

デザインから楽しめる、それがボドゲ

箱の中身は、ボード、カード、コマ、チップの4種類

チップに描かれた赤バラと白バラの模様は、それぞれランカスター家とヨーク家の紋章を表しています。

薔薇戦争の歴史はここでは割愛。

手札カードはボードの王冠の向きに合わせます

セットアップすると、こんな感じに。

ボードゲームって、ボードからコマに至るまでとにかくデザインが素敵なものばかりなので、ゲーム自体のジャンルで選ぶ他、ジャケ買いするのも楽しいですよ。

ゲームってのは、遊んでみた方が早い

王冠を模したコマは現在地を、チップは獲得した領地を表します

コマを動かし、より多くの領地をつなげていくのがこのゲームの目的です。

自分のターン時には、以下の3つの中から行動を一つ選択できます。

①コマの動きを手札から選び、領地を拡大する
②コマを動かすための手札を補充する
③相手の領地を寝返らせる

いずれの行動も取れない場面では、動けるようになるまでパスします。

お互いに動けなくなるか、チップが全て場に出切ったらゲーム終了!得点計算となります。

……と、ルールはだいたいこんな感じですが、どのゲームでも、一度テストプレイをしてみるとすんなり進められるように。

興味が湧いた方は調べてみて……、買ってしまうのが手っ取り早いぞ

予測可能、しかし行動不可能

手札となるカード。剣の方向に、王冠の数字分コマを動かせます

このゲーム、お互い手札がオープン状態なので、相手の動きを予測できるのもひとつの特徴です。

だからといって、都合よくコマを動かせるかというと、自身の手札に行動が制限されてしまうもどかしさ。

カード補充時の引きが重要ではあるものの、局面が変われば手札の良し悪しも一瞬で変わってしまう……。

戦略ゲームと見せかけて運要素強めの先の読み合いゲームなので、初心者も経験者も関係なくプレイできるのが盛り上がる理由かも?

逆転、また逆転、さらに逆転

英雄カードは、任意のタイミングで手札カードと一緒に使用します

勝負のキモとなるのが、”英雄カード“の使いどころ。

手札の1枚と同時に消費することで、相手のチップをひっくり返す……、つまり、相手の領地を寝返らせ、自分の領地にすることができます。

これによって起こる逆転劇がこのゲームのポイント。

何度も勝負をひっくり返されるので、最後まで気を抜けないスリルがあるのです。

得点計算までが勝負だ

ゲームセット時のボード

得点計算も特徴的。

連続した領地のチップ数をそれぞれ乗算し、全ての領地の得点を合計するという、ちょっと特殊な計算方法です。

2コマの領地が2ヶ所あれば、2×2 ×2=8点
5コマの領地が1ヶ所なら、5×5 ×1=25点、といった具合です。

写真の白いチップが、21個繋がっているのがおわかりいただけるだろうか?

そう、これだけ領地があると、21×21=441点に!アツいね!

小さい領地をいくつも作るより、ひとつの大きい領地を作る方が得点が跳ね上がりますね。

いかに自分の領地を広げ、相手の領地を分断するかが勝利への鍵となるのです。

残念なところ:ドイツ語版か、英語版か、それが問題だ

元祖であるところのドイツ語版はなんと、チップまで木でできているのだ

木製というだけで雰囲気あるんです。めっちゃ欲しいやん、木製のチップ……。

対して、わが家の英語版は厚紙製

いやしかしだがね、持ち運びやすいのだよ。厚紙もわりと丈夫ですし…。

悩む。悩んでしまう。でもいつかドイツ語版も買ってしまう、そんな未来が易々と見えます。例え、内容は同じであろうとも……。

家でも旅先でも、お酒とボドゲがあれば

折りたたみ式のボードは、B5サイズのケースにぴったり

ボードゲームって、箱は大きいけど、意外と中身は案外まとめて持ち運べるボリュームのものが多い。

旅行や仕事の出張なんかでもカバンの隅にひとつ忍ばせておくといいですよ。

宿泊先で広げれば、家族や友人と楽しむのはもちろん、初対面の人と打ち解ける為のコミュニケーションツールに早変わり!

無理に会話を考える必要なく、ゲームのペースに合わせて自然と親密度も上がっていくものです。

むせ返るように暑い夏の夜長は、涼しい部屋でお酒を片手にボドゲ三昧。これぞ、大人の夏休みだなぁ……。

The Rose King[Thames&Kosmos]

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マツカ

函館生まれ、ときどき写真屋。 お酒のために体づくりを始めました。

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ROOMIEスタッフにとって、自らの定番スタイルを形作ってくれるアイテムや、自分たちの暮らしをこれから変えてくれそうなアイテムをご紹介していきます。

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