1989年、カナダ・ノースバンクーバーで誕生した、ARC’TERYX(アークテリクス)。
「最高のマテリアル、最高の技術、そして革新的なデザインで商品を作り上げること」をコンセプトに、広大で過酷なフィールドに囲まれた環境下で優れたプロダクトを生み出しています。
そんなARC’TERYXのアイテムから、「クラフトな遊び心地」を掲げるROOMIEが「コレはワクワクする!」と興奮したものを定期的にご紹介していきます。
今回も、アークテリクス原宿ブランドストアからお届け。
クライミング向きのディテールは、それ以外にもいい!
アークテリクス原宿店の雨宮さんが今回紹介してくれるのは、すっきりとしたテーパードシルエットの「ケストロス パンツ」。
一見何の変哲もないテックパンツの趣ですが、これが結構便利で快適なヤツなんです。
いわゆるクライミングパンツですね。
股下にガゼットが、そして裾にリブがついていることからもわかるかと思います
ガゼットがついていることで、足を180度開脚できる構造になっているのと、裾リブがあるおかげで、足元のもたつきから解消されるというメリットがあるわけか!
本格派にも選んでもらいたいな
ウエストには薄手のバンドが入っていて、クライミング時にハーネスを装着しても邪魔にならないようなっています。
そういった本格的なシーンも想定して作り込まれている点は、ARC’TERYXらしいと言えるかもしれません
なるほど! アジャスターベルトのパンツもいいけど、フロントのバックル部分が煩わしかったりするんだよな~。
生地は、オモテもウラもすごいぞ〜
生地には、軽量かつ丈夫な「フォーティアス™ DW 1.0」を採用。
この生地が、タテ・ヨコ・ナナメに伸縮するというのも大きなポイント。
ただ、ストレッチ性があると快適だけど、シャカシャカ系のパンツって、どうしても夏は肌に張り付いてしまって不快なんだよな……。かといって裏地が付いていると変にボリュームが出たりするし……。
なんて細かい心配をしていると、「いえいえ」と雨宮さん。
え、どういうこと?
このパンツに裏地はついていませんし、肌に張り付くこともありませんよ!
実は、裏地は表地と違う織りにしてあるんです。
細かい凹凸がある生地感なので、肌との接地面が少なく、汗をかいたりしても肌離れがいいんです!
それだけでなく、ジップポケットの内側はメッシュになっていて、ベンチレーションの役目を果たしてくれるらしい……。
アウトドアでもアーバンでも!
クライミングのためのディテールワークも、軽さと穿き心地を追求した生地も、幅広いシーンで活躍してくれるファクターになりそうだ!
アウトドアはもとより、ランニングやゴルフ、ジム通いまで、アーバンアクティビティーにうってつけのパンツはここにあった。
SNSで流行っているペットボトルチャレンジも、こんなパンツがあれば1発で成功するかもしれないね……!
あわせて読みたい:
Photographed by Kaoru Mochida