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今思うと、ランドセルってカバンとしてかなり優秀だったような。

そりゃもうお値段もなかなかのものですが、6年間あんなに雑に扱っても卒業式までヘタレないって、相当タフですよね。

その上たくさん入るのにすごく軽くて、重い教科書たちを背負ったままでも、飛んだり跳ねたり超身軽……。

それが小学生だったからなのかは不明ですが、カラフルなカラーリングも相まって、ランドセルからはちょっと特別なエネルギーをもらっていたような気がします。

そろそろ黒から卒業しない?

私がバッグを選ぶ上で大切にしていることは、収納力がしっかりあって、軽くて手がふさがらないこと

そんなこんなで外出時の定番バッグは、もう何年もこのバックパック

黒は大体のコーディネートに合うし、仕事も遊びもこれ一択です。

だけどそろそろこの黒い定番のバックパックだけを延々と使い回すぬるま湯状態から、脱出しなければいけない……。

ポーターのショルダーバッグをお迎え

PORTER / PORTER GIRL NAKED「SHOULDER BAG(L)」 ¥20,500(税抜)

そう決心してお迎えしたのが、このPORTER(ポーター)のショルダーバッグ

目が覚めるようなレッドのカラーリングは、バラのように真っ赤な赤ではなく、ちょっとオレンジがかったポップなカラー

夏らしくもあり、黒一辺倒になっていた私のバッグ事情もこれで一新されるよう。

デニムとの相性もいいし、お気に入りの白トップスも、このポーターのショルダーバッグに合わせると一気に華やかになります。

ランドセルのような収納力

サイズは全部で3種類で、こちらは1番大きいLサイズ

ポケットは内と外合わせて6個と、収納力もバッチリです。

写真は11インチのマックブックエアーですが、ふた回り大きい13インチのマックブックエアーも、すっぽり収まってくれました。

そしてこの、たくさん入れてもスッキリ見える、計算され尽くしたバランス……。

収納力とはまさにこういうことでしょう。

ぱかっと開いて明日の準備をするこの感じも、教科書やら筆箱やらをランドセルに詰め込んでいた、あの頃のノスタルジーを感じるよ……。

気持ちも体もかるがる〜

パソコンが入るものを、と購入した革のショルダーバッグは、形は申し分ないんですがとにかく重い……。

それに秋・冬ならまだしも、夏の日差しの下では暑苦しいったらもう……。

だけどポーターのショルダーバッグなら、こんなに爽やか

何よりパソコンもすっぽり入る大容量なのに、カバン自体の重さはたった690gというところがすごい。

生地はPVC加工が施されたコットンサージの一枚生地で、とにかく軽いんです。(防水性もバッチリ)

かぶせの部分についたチャック付きの大きなポケットには、財布やハンカチなど、頻繁に使うものを入れておくと便利

使い勝手も良好で、見た目も気持ちも軽やかにしてくれます。

長い付き合いになりそうだ…

使うほどに馴染み、永く愛用していただけるカバン」作りを目指したという、吉田カバンの創業者・吉田吉蔵。

ブランド創設から80年以上たった今でも、その強い信念はカバン作りに受け継がれているよう。

このショルダーバッグも、決して安い買い物ではありませんでしたが、かつてのランドセルのようにこの先何年も使い続けられるような気がしています。

まさに「大人のランドセル」とでもいうべき優秀さを持ち合わせた、ポーターのショルダーバッグ。

カバンひとつでどんなところへも行ける気がした、あの頃の軽やかな気持ちを思い出せそうです。

PORTER SHOULDER BAG(L)[吉田カバン]

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