去年、2泊3日の縦走初日、ヘトヘトになりながら景色の良いスポットで休憩していた私。
山慣れしたおじさんが「疲れたかい?」と、とある器に歌舞伎揚をバサっと出して分けてくれたんですよ。
その何気ない好意がすっごい嬉しくて、今でも覚えているんです。
自分もあんなナイスミドルになりたい一心で、形だけでも真似してみました。
スノーピークのシェラカップに決めた!
そのおじさんが使っていた器というのが、アウトドアではお馴染みの「シェラカップ」。
せっかく買うならと、私はスノーピークのものをチョイスしました。
独特の、指にフィットするハンドル部分も気に入っています。
内側と外側に200mlのメモリが付いているので軽量カップとしても使えますが、それ以外に様々な使い方が出来るスグレモノなんです。
その使い方は様々
シェラカップの魅力は、1個持っていけば何かと役立つオールマイティなところ。
まずはカップとして
まずは、水やコーヒーを飲むときにカップとして。
行動中の水やスポーツドリンクも、ペットボトルから直接飲むより、なんだか美味く感じます!
軽い調理器具として
直接バーナーにかけることができるので、フライパンのように使えば軽い調理ができちゃいますよ。
焦げ付きに注意しながら使ってあげましょう。
ささっと熱々のホットドックもどきが作れちゃうよ! 山で食べるコレが最高に旨いんだ……。
食器として
お湯を注いで作る具沢山のスープや味噌汁、フリーズドライの雑炊なんかを入れる食器にも。
クッカーで作ったラーメンなんかを取り分けるのにも、ちょうどいいサイズ感ですよ〜!
残念なところ:冷める前に飲もう
マグカップよりも底が浅く、間口も広いので温かい飲み物が冷めやすいのが難点。
ただマグカップと違い、バーナーなどを使えば温め直すことはできますが、これはちょっと手間ですね。
そんな手間を楽しめてしまうのがアウトドアの不思議なところですが……!
リュックのここに付けていたいのよ!
シェラカップが欲しかった1番の理由は、単純にコレですね。
パンパンのバックの前方に引っ掛けて、ぶら下げて歩きたかったんです!
リュックにお気に入りのマグカップを外付けして、山登りを楽しんでいる人がたくさんいます。
そんなときに、あえてクラシックなシェラカップを選ぶというところが、最高にカッコいい!と思っています。
なんせ、あの時の歌舞伎揚をくれたおじさんのスタイルを、ずっとリスペクトしてますからね。
あわせて読みたい: