浅田 よわ美

浅田 よわ美

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東日本橋に店を構えるINOUTは、アウトドアに持ち出せる家具や、シェラカップやレザーアイテムのような小物が人気のブランド。

ファンの約8割がキャンパーであるというINOUTの家具は、ウッド、レザー、アイアン、帆布などの自然素材のみを使って作られており、飾り過ぎない“そぎ落としたデザイン”が特徴です。

今回ご紹介するアイテムは、なんと“INOUTが始まるきっかけ”になったアイテムなんだとか……。

INOUTのクリエイティブディレクター沼田さんに、色々とお話を伺っていきます!

INOUTのはじまり

INOUTがスタートした5年前は、今ほど市場にはアウトドア用品がなくて、キャンパーである自分たちが使いたいような道具がなかったんです。

そこで気の利いたキャンプ道具を作りたいねと、僕がこの『Turtle Table(タートルテーブル)』を落書きしたのがINOUTのはじまり

それを代表の小林が図面に落として、今の形にしたんです



INOUTの家具は全て、代表の小林さんが図面にし形にしているとお聞きしましたが、元になるアイデアは沼田さんのようなスタッフやヘビーユーザーの一言から生まれることもあるといいます。

テーブルができたら椅子が必要になるし、快適なキャンプと言えば収納が重要。

そのためにどんなものを作りたい? という風に話が進んで、少しずつ今のINOUTが出来ていきました



市場がどうとかブームとかじゃなく、まずは自分たちが本当に欲しいものを作る。

この考えが、INOUTのモノづくりの根底にあるように思えますね。

「ひっかけたい」が叶っちゃう

5年前の構想にもかかわらず、他の新作に負けず劣らず人気商品としてあり続ける「Turtle Table」。

その魅力はどこにあるんでしょうか?

これはキャンパーに共通する考えだと思うのですが、コップやランタンなどはどこかに引っかけておきたい(笑)

キャンプ中はテーブルの上のスペースも限られるので、そうしたモノたちをフレームにかけられるようにしました。

何といってもそれが一番のポイントですね


持ち運びしやすいのが良かった

もうひとつの特徴は、テーブルの高さを変更できること。

すのこ状の天板部分とスチールフレームは分離式。

フレームにはサイズが2種類あり、選んだものによってローテーブルにもダイニングテーブルにもなってくれるんです!

スチール脚のローテーブルってあんまり売ってないんですが、見た目の武骨さと道具感が魅力なんですよね。

機能としても、丈夫で安定感があるのでガシガシ使えるんですよ



確かに、スチール製ならではのズッシリした重みはなんとも頼もしい……。

キャンプで使うならロースタイル、家で使うならミッドスタイルという風に、シーンに合わせて活用したいテーブルだ!

ストッカーを装着すれば、もう一段進化する

前回の記事で紹介したテキスタイルを使った収納アイテムたちの中に、このテーブルと組み合わせて使用する「Turtlr Table Under Strage」があります。

フレーム部分にボタンで取り付け、テーブル下にセットすると、あっという間に天板一つ分の収納スペースが!

こちらの商品の特徴は、厚めの生地素材だからきちんと安定すること。

バッグに使う芯やレザーを使って、折り畳みの鞄のようにしたのがINOUTらしさかなと思います。

食器や本や携帯をボン! と放りこんでも、骨組みがしっかりしているため中でぐちゃぐちゃになることはありません

色がカーキなため、地面に近くて汚れても、経年変化として楽しんでもらえたら



シンプルなデザインと確かな機能性を持ち合わせて、ユーザーから長年愛されてきた「Turtle Table」と、収納というニーズに応えるために生まれた「Turtlr Table Under Strage」。

望まれる需要にも柔軟にフィットしていくINOUTから、引き続き目が離せません。

INOUT

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浅田 よわ美

奈良出身のライター。海が好きで、海が青くなるから夏も好きです。どこに住むのか、どう働くのか、人それぞれの個性に合った「らしい暮らし」を探ることに興味があります。

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