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軽い、薄い、安い合成繊維が開発される現在。

だからこそ、こだわりと技術、手間の詰まったアイテムも、一緒に生活に取り入れて、様々な価値観を行き来しながら、暮らしたい

今回紹介しますのは、そんな人にオススメしたい、使えば使うほど、アイテムに詰まったこだわりを感じる「ワンショルダーバッグ」です。

貴重な生地を贅沢に使用

武鑓帆布 タケヤリ ワンショルダーバッグ 13,824円(税込)

織物の名産地「岡山倉敷」から生まれたプロダクト。

素材は特厚帆布(はんぷ)

世界でも現存数が僅かである織機を持つ「TAKEYARI社」でしか織ることができない貴重な生地です。

そんな貴重な生地を、ぜいたくに使った肩掛けワンショルダーバックなのです。

日本唯一の技術で織られた帆布は、タフなやつ

帆布とはその名の通り「船の帆」として使われたのが、起源であるといわれている生地。

過酷な環境にも適応できる「通気性の良さ」「強靭さ」が特徴です。

ポイントは生革製。経年変化を楽しもう

ワッペンやファスナーのスライダー部には、生革を使用。

帆布生地とともに時間をかけて、その風合いを増していく設計になっています。

いろいろな生活シーンで人生を共にしていくことで、時間の経過を共に楽しむことができます。

素材にフォーカスしたシンプルデザイン

なんとメインとサブの2ルームのみ。

素材を際立たせるためか、非常にシンプルなつくりをしています。

スマートフォンがぴったり納まる、内ポケットもついています。

タブレットPCや700mlペットボトルも収納できる大容量

700mlペットボトルも難なく収まってしまいました。

タブレットPCもおさめることができます。

2ルームあわせて、これだけ収納できれば外出先でも困ることはないでしょう。

しかも、背中側にはクッション性の素材が使われているため、衝撃から大切な荷物を守ってくれますよ。

機能的なのに、細部のデザインが効いているのがにくい

肩帯は右側左側どちらにも掛け替え可能。

利き手や用途にあわせて調整できます。

帯の内側の色がまわりよりも鮮やかに染め上げられていてさりげないワンポイントになっています。

残念なところ:ちょっと重いかな……

生地の性質上仕方ないのですが、重いのが嫌な人にはおすすめできません。

重量は600gではありますが、これは一般的なA4サイズが納められるようなハンドバックよりずっと重いと言えます。

街でもアウトドアでも大活躍!

丈夫なため、どこへ持って行っても大丈夫

アウトドアなど、様々なシーンでも活躍します。

生産減少とコスト面からアパレル業界で使われることがほとんどなくなってしまった極厚帆布。

そんな帆布がこれからは希少な繊維として見なおされ、世界で高い評価を得ていくことだと思います。

肌身でその質感を体感しながら、重厚な存在感を身に着けるファッションを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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