日本が世界に誇るスーパーフード、「納豆」。女性が気になるさまざまな症状に納豆パワーはどのように働き、どう食べると効果的なのか? 10回連載で、納豆にまつわる疑問について、「ナットウキナーゼ」を発見した納豆博士・須見洋行先生に伺いました。 Vol.2は、腸内環境について。

納豆

02.じつは食物繊維が豊富!

大豆を発酵させて納豆に変える 「納豆菌」は、生きたまま腸まで届き、ビフィズス菌などに代表される善玉菌の働きを助けるので、腸内環境を整えるのに役立ちます。

また納豆には食物繊維も含まれるので、便秘を防ぐ効果も。納豆を食べなかった人が3週間毎日食べ続けたら、腸内のビフィズス菌が2倍以上増えたという研究結果(*1)もあります。

腸内環境を健康な状態に整えておくために、1日最低1パックは納豆を食べるようにしましょう。納豆に含まれる食物繊維は100g中、水溶性食物繊維が2.3g、不溶性食物繊維が4.4g(*2)。

善玉菌が好む海苔やメカブなど水溶性食物繊維を納豆と一緒にとると、腸内環境のさらなる改善につながります。

(*1)「納豆摂取における腸内フローラと腐敗産物に及ぼす効果」 国立情報学研究所データより
(*2) 日本食品標準成分表2015年版(七訂)

先生

須見洋行(すみ・ひろゆき)先生
1945年、奈良県生まれ。1974年徳島大学医学部大学院修了、九州大学理学部化学(生化学)、シカゴ・マイケルリース研究所文部省在外研究員を経て、1982年宮崎医科大学生理学助教授、1997年より倉敷芸術科学大学機能物質科学科(現、生命科学科)教授。2017年から同大学名誉教授。血栓溶解にはたらく「ナットウキナーゼ」の発見者で、納豆の血液凝固線溶研究の第一人者。

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