プリンターの液晶画面に「用紙切れ」のメッセージ。
横に座る娘に目をやると、積み重なったコピー用紙の上でドローイング中。
そこまでして、絵を描きたい、というこのステキな欲望をいつでも叶えてあげたい!
そう思った僕は、このアイテムを導入しました。
この電子パッドはスタイラスペンや爪などで直接書き込みができ、ボタン1つで消去できます。
手を汚さず、紙くずも出ない、いわば“無限”おえかきボードです。
薄い、軽い、かきやすい
厚さは子どもに使わせても安心の0.9mm。
画面サイズは8.5インチ。A5サイズくらいで持ち運びにぴったりです。
見た目はタブレットですが、中身はスカスカ。
おかげで紙のノートと同じくらいの131g(筆者計測値)。
小さな子どもでも軽々です。
重要な書き心地ですが……イメージが近いのはボールペン。
タブレットのようなスベりやヌメヌメ感が無く、サラサラです。
かつて似たような商品として子どもたちに人気だった磁気式では叶わなかった、繊細な表現もできます。
少し強めに書けば太くなり、なぞるように書けば細字。
トメハネ、ボールペン・ドローイング風もできます。
ただ、あまり強過ぎると少しあとが残りそう。
感圧式な上、タブレットのようにガラスではないからでしょう。
移動中も、お絵描きタイム
「パパ、紙とペンちょうだい」と、電車の中でも、車でも、よく言われます。
たいてい、自分のメモ帳をちぎって渡してあげるのですが、もう違います。
これがあれば、テーブルが無くても、チャイルドシートに座りながらお絵描きができます。
軽くてコンパクトなので、子どものリュックや大人のショルダーバッグにポイッと投げ込んで出かけましょう。
名作も、スマホで残しておけばいい
ときには「うちのコ、天才?」と心の中で叫びたくなるほどの、素晴らしい大作を描くこともあるかもしれません。
本体には保存機能はないので、そんな時は、スマホでパチリ!と写真に残しましょう。
たとえばiPhoneの「メモ」アプリの、書類のスキャン機能を使えば、影の少ない画像もおさめられます。
また、精度は少し低いのが惜しいですが、電子メモボードの本家であるBoogie Board™️の公式アプリも使え、白黒反転した画像が撮れます。
さらに、ロック機能も
Amazonには類似商品は山ほどありますが、このアイテムのいいところは「ロック機能」。
間違えて消してしまうのを一時的に防ぎます。
さきほどの天才的! な作品もしかり、電話番号のメモを書いてトイレに行っている間に子どもに消されないように…などのときに便利かもしれません。
どうぞ、落書きし放題です
付属のマグネットシート2つをボード裏面に貼れば……
※くぼみに貼ると、マグネットシートの厚みが足りず、滑り落ちます。
冷蔵庫の扉にピタリと着いて、家族コミュニケーションボード完成!
レシピや買いもののメモにも便利です。
試しに冷蔵庫に貼っておいたら、寝起きの娘に早速、見つかりました。
親に怒られることなく、朝から冷蔵庫に落書きをはじめました。
残念なところ:スタイラスペンが取り出しにくい
スタイラスペンは本体に格納しておける優れものです。
落ちにくいといえばほめ言葉ですが、少し取り出しにくいとも言えます。
ちなみに、スタイラスペンを失くしても、大丈夫。
ノック式ボールペンのペン先を出さない状態、あるいはインク切れで使えないものでも代用できます。
大人のメモ用にも便利
もちろん、大人が仕事用に使うのもなかなか便利です。
消去回数は10万回までOK。
交換式リチウム電池は約1年間使用できるそうです。
それで、価格は税込1,399円。
子どもが暇を持てあましているとき、スマフォではなくぜひコレを!
あわせて読みたい: