ナガオカケンメイによって2000年に創設されたD&DEPARTMENT PROJECT。
「ロングライフデザイン」をテーマに、たしかな審美眼で普遍的なマスターピースをあまた世に発信してきました
「クラフトな遊び心地」を掲げるROOMIEが、コレはワクワクする!と興奮したアイテムを定期的にご紹介していきます。
今回は、世田谷区奥沢にあるD&DEPARTMENT TOKYOからお届け。
選べる16パターン、部屋に合うのが必ず見つかる!
テレビ台兼収納棚にと、かねてより筆者も購入を考えていた工業用スチールシェルフ。
この無機質な表情が、本や植物、民芸品なんかにバッチリ合いそうだな〜。
「わたしも家で使っています。とにかく収納力が高いので、捨てられない雑誌なんかを立てたり、植物を置いたり」
と、D&DEPARTMENTスタッフの薗部(そのべ)さん。
工業用製品として設計されたスチール製のシェルフは、とにかく強度と作業性に優れています。
高さは2段から5段までの4種類、奥行は30cmと45cmの2種類あるから、どんな部屋に住んでいようと、ぴったりのタイプが見つかりそう。
色はグレーとアイボリーから選べて、どっちにしようか迷うな〜。
また、支柱、棚板、コーナープレート、ボルトという4つのパーツで成り立つ極めてシンプルな構造だから、女性のひとり暮らしでも、組み立てへの不安は要らなそう!
さすが工業用製品!何を置いてもへっちゃらさ!
さて、何を置くか。
棚一段の対荷重はおよそ80kg(奥行き45cmのタイプはおよそ100kg)なので、かなり重量のあるものまで何でもござれ。
「キッチンで電子レンジや炊飯器を置いたり、食材のストックに使ったりしているお客さまも多いようです。」
「D&DEPARTMENTで扱っている収納用品と組み合わせて使えば、見た目をスッキリさせることもできますよ!」
これだけでも十分便利そうだけど……このシェルフの本領は、まだまだこんなもんじゃなかった!
あんなことや、こんなことも。5段変化に感動しまくり!
「実は、さまざまなカスタマイズが可能で、なかにはお客さまの声から生まれたものや、スタッフならではのアイデアなども」と薗部さん。
そうそう! そういうのが知りたかったんだ!
「棚の数はあとから増やすことができます。棚板単品でも購入できるので、入れるものに応じて追加することができますよ」
「脚につけられるキャスターも、別売りしています」
簡単に、移動式のシェルフになる。 頻繁に部屋を模様替えしたいってひとにはぴったりのアレンジ!
「あいにくいま店舗でお見せできませんが、部屋の雰囲気や収納するモノに合わせて、棚板の上にガラス板や木板を置くこともできます。」
なるほど、東急ハンズなんかに行って、欲しい雰囲気にドンピシャな板を買ってみるのも面白そうだ!
そして、いちばん驚いた使い方がこちら。
棚板を置いて固定するフックの高さを、シェルフの前後でズラす。そして、棚板をひっくり返してそこに載せれば……、
前後で高低差のある「受け皿」の完成!
「正規の使い方ではないですが、D&DEPARTMENTの店舗で什器として使うなかで生まれた、スタッフオリジナルの使い方です」
まさかこんな使い方ができるなんて、知らなかった!
「もうひとつ、同じように什器としてアパレルコーナーで使っていたのを、お客さまからの要望で商品化したハンガーパイプが、最近リリースされました!」
D&DEPARTMENT TOKYOでは、さらに有孔ボードを組み合わせていました。(専用の商品ではありません。)
雰囲気あるね!
スタッフさんに負けじと自分なりのカスタマイズを考えていると、ああ……購買意欲は増すばかり……!
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