創業40周年を迎えたベイクルーズが、トレンドと普遍をコンセプトとするジャーナル スタンダードで培った感性をインテリアに落とし込んだブランド、ジャーナル スタンダード ファニチャー。
「クラフトな遊び心地」を掲げるROOMIEが、コレはワクワクする! と興奮したアイテムを定期的にご紹介していきます。
今回は、ジャーナル スタンダード ファニチャー 渋谷店からお届け。
シンプルで潔いフォルムで、理にかなっている
若き都市生活者が家具を選ぶにあたって、大きく頭を悩まされることのひとつが家具のサイジングでしょう。
小さな空間に必要十分な家具をテトリスのように配置していくのは、骨の折れる作業。それに加えて、デザインや機能だって妥協はしたくないのだから、家具選びは至難を極めます。
そんななか、雑誌や書籍の収納にひとつの最適解を挙げるとしたら、ジャーナル スタンダード ファニチャーのマガジンラックがいいかもしれない。
「ヴィンテージのマガジンラックって、割と壊れやすいこともあってあまり見つからないんです」と、渋谷店スタッフの前田さん。「これは、そんなヴィンテージをもとに制作しました」。
注目したいのは、そのフォルム。
マガジンラックというと、入り口が広がった斜めの構造が一般的ですが、これは地面に垂直になっているタイプ。
堅牢なオーク材を使っているうえ、シンプルで強度がある構造なので、海外の大判のフォトブックだって収納できます。
「一般的な月刊誌だと、だいたい15~6冊入ります」
パワフルな収納力を持ちながら、そのフォルムのおかげか、コンパクトで小回りが利きます。
ソファと壁とのちょっとしたスキマにもすっと入り込んでくれるから、ひとり暮らしが頭を悩ませる家具のサイジング問題から解き放たれそうです!
家具は「統一感が命」…ではない?
ちなみに、このマガジンラックをはじめ、ジャーナル スタンダード ファニチャーには「ボンドシリーズ」と名付けられたシリーズがあります。
なるほど、シリーズで揃えていくと簡単に部屋に統一感が出せるってことか! と早合点していると、「違うんです」と前田さん。
「たとえばハイブランドの洋服にヴィンテージのデニムを合わせてもいいように、インテリアの世界でも、異なるテイストのものの取り合わせをたのしみたいよねっていうのが、ジャーナル スタンダード ファニチャーの提案。いろんなシリーズを組み合わせることで、無二の空間をつくってほしいです」
型にはまらず自由でいいのは、洋服も家具選びも一緒。そんなアドバイスのおかげで、家具選びのハードルがグッと下がったような気がしませんか?
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Photographed by Kenya Chiba