飽くなき好奇心を充してくれるもの、日々の暮らしを彩ってくれるもの探しに余念がないROOMIE編集部員たち。
2018年もたくさんのモノや味、カルチャーと出会い、気に入ったものを購入してきました。そんな中から、これは自信を持ってみんなに普及したい! ものをテーマで区切り4回にわたってご紹介します。
まずは「カルチャー」編から。
『365日のシンプルライフ』by野田
部屋にある全てのモノを倉庫に預け、1日1個取り出していいというルールを自らに課す主人公。
それゆえにスタート時は全裸、1日目でコートをゲット。モノを得る度に心の底から喜ぶ主人公にニヤニヤします。
「次は何を取ってくるんだろう?」とワクワクしながら見る中で、「あれ……自分にとって本当に必要なモノって何だろう?」と考えさせる。
スタイルとはその人の「コレが気持ちいい!」を探求することで生まれるとすれば、まさにその入門のような作品でした。
『グレイテスト・ショーマン』by鈴木
監督から「マイクの前に出ろ」と言われていたそうなのですが、自信なさげなキアラさんが、徐々に前に出て、その歌声を披露します。コーラス部隊も曲も徐々に盛り上がり、見ている人間も思わず踊り出す……。曲はこの映画の主題歌『This Is Me』。
映画を見ているような体験が、この映像の中に詰め込まれています。撮影前のワークショップ映像で、これほど心が震えるコンテンツはありません。ぜひ見てみてください。
映画『ヴェノム』by田口
その本編については、よくぞやってくれた!の一言。ヴェノムに変身シーンでは思わず拍手しそうになったり、スピーディーで力強いアクションシーンも見ごたえたっぷりで◎。主演のトム・ハーディが演じるエディはとっても魅力的なダメ男で、上映後には彼のインスタを即フォローしました。
メンタルが折れそうな時には「We are VENOM…!」と唱えたくなる。そんな映画でした。
『椎名林檎(生)林檎博’18 -不惑の余裕-』by岩澤
「不惑」とは孔子の論語「四十にして惑わず」から、40歳を指す言葉なのだそうですが、この日は林檎さん40歳の誕生日。『本能』でのガラスを割る演出で登場し、豪華な4人のゲストが次々と登場。20周年&誕生日にふさわしい、スペシャルすぎる内容でした……。
そんな中でも特に忘れられないのが、ライブでも滅多にMCをしない林檎さんが、ファンに語った言葉。東京事変解散の日ですら「感無量でなんの言葉もありません」と多くを語らなかったのに……
「根も葉もない噂をたてられてもずっと黙っていたのは、お客様を信じていたからです。私の選んだみなさんなんです。」
13歳のときにYouTubeで見た椎名林檎に魂を引っこ抜かれたあの日からずっと、私はこの瞬間のために生きてきたんだ…と思わせるほどのキラーフレーズでした………。
この日の様子は1/27(日)よる8:00からWOWOWにて放送します。是非に!