野田 翔

野田 翔

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服って恋人みたいな存在です。

悩んだ末に選んだ相手だから一緒にいるだけで嬉しいし、人に褒められたら尚更うれしい。

でも、そんな愛する服たちを、いつもクローゼットの中にしまっているって、すこし悲しくありませんか?

服を見せる収納に!

だったらいっそ飾って、”見せる収納”としてインテリア化してしまうのはどうでしょう?

「服と暮らす」をテーマにしたインテリア雑貨ブランド、clokeeはそんなアイディアを形にしてくれました。

この「THREE LEGGED HANGER RACK」は、クローゼットではなくリビングに置くためにデザインされたハンガーラック。

お気に入りの服をいくつか選び抜き、下2つのラックも合わせてディスプレイすることができるのです。

「スリーレッグ」の名の通り、3本足の構造がラックにゆるやかな曲線を作り出し、インテリアとして部屋に馴染んでくれます。

「リビング自体をクローゼットにしたかったんです」

そう語ってくれたのは、clokee・デザイナーの山田哲也さん。

実際に自宅で使っている姿を拝見しながら、お話を聞いてみましょう。

もともと勤めている会社でデザイナーとして、アパレルショップ向けの什器やハンガーを作っていたのですが、家で使うものを作りたいと思ったんです。

家における服ってクローゼットの中に閉じられているけど、お店ではハンガーラックにかかった服をお客さんが見て楽しむじゃないですか。

それって、たぶんインテリアとして成立しているってことで。だから、家でもやれるんじゃないかなって。

ただ、店舗の什器をそのまま持ってきたら、サイズや使い勝手が家にはそぐわない。そこはデザインし直しましたね。

「実はスリーレッグド・シェルチェアに着想を得ているんです」

そう口に出しながら、スリーレッグド・シェルチェアを横に並べてくれる山田さん。

1963年に「椅子の巨匠」ことハンス J. ウェグナーがデザインしたチェア。相性はバツグンです。

もともとスリーレッグド・シェルチェアが大好きで、このラックを部屋に置くなら、合うものを作ろうと。

三脚、色合い、木の風合い、丸みなどに着想を受けたのですが、デザインしたら結局ぜんぜん違うものになってしまって……(笑)

でも、いざできたものを部屋で並べてみたら、すごく合うなと(笑)

例えば、丸みに着目してみると…?

たしかに、ナチュラルなオーク板の撫でたくなるようなその丸みには、どこか近いものを感じますね。

普通のハンガーラックって、四角いものが立ち上がるので、部屋の四隅に置く時はあまり気にならないんです。

でも、ちょっと内側におくだけで存在感が一気に出てきてしまう。

でも、三脚にして丸みをつけると、部屋の真ん中にあっても邪魔しなくなるんですよ。

たしかに壁際とはいえ、実際に部屋の真ん中にあってもインテリアと調和しています。

それどころかむしろ、ディスプレイされた服の素材感が部屋をソフトな印象に仕立ててくれています。

これは座って眺めたいな〜…

ぜひ、ソファやラウンジチェアでくつろぎながら、眺めて欲しいですね。

う〜ん、まさにその通り。部屋でリラックスしながら、「明日はどれを着ていこう?」と考えるのはいかにも楽しそう……。

clokeeのアイテムは、今はオンラインでしか取り扱いがないそうですが、来週からは実店舗もオープンするそう。

高さ160センチ、価格も¥48,600(税込)となかなか大物のアイテムですから、ぜひ店舗でチェケりたいところです。

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実は以前、みんなの部屋にも出演してくれました。



野田 翔

ROOMIE編集長。趣味はレア植物探し、インテリアショップ&服屋巡り、アウトドア、銭湯、映画とマンガ。自販機のお釣りをとるのが世界一ヘタクソ

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