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日よけや目隠しをしてくれる「カーテン」は、暮らしの必需品

それなのに買い替えのタイミングは「引っ越し」のときぐらいで、サイズは多少合わなくても前の部屋で掛けていたものを使いまわしたりして……。

一度選んだらそれっきりになってしまいがちなのが「カーテン」です。

しかし、ROOMIEでもおなじみのインテリアスタイリスト・窪田俊さんは「カーテンは大切なインテリアの要素。もっとこだわるべき」と話します。

インテリアスタイリスト・窪田俊
ハウスメーカーやインテリアショップ勤務を経て、インテリアスタイリストとして独立。「Sisusta」を主宰し、モデルルームなどのインテリアコーディネート、広告やカタログ、雑誌のインテリアスタイリング、コラム執筆などで幅広く活躍。スタイルの枠にとらわれない自由な提案に定評がある。Instagram :sisusta_kubota_shun

これから迎える本格的な秋冬は、家での時間を楽しみたくなる季節。

種類も機能も豊富にそろえており、布製カーテン国内小売売上高ナンバーワン(※)の『ニトリ』のカーテンを例に、住み心地がよくなるカーテンの選び方を窪田さんに教わりました。

布一枚が、空間の印象を大きく変える

住み心地がよくなるカーテンの選び方

カーテンは、他のどのアイテムよりも部屋の印象を決定づけるインテリアと言っても過言ではない」と窪田さん。

カーテンは面積が大きいぶん、その人の好みを如実に語る部屋の主役になります。

その一方で、脇役に徹して家具や小物を引き立てたり、空間に広がりを持たせたりする役割も担います。

カーテンは、暮らす人の好みを映し出す

カーテンは、暮らす人の好みを映し出す

デニムが好きなら、インディゴブルーのカーテンを選ぶのもアリ。レザーとの相性もよく、ファッションのように空間づくりが楽しめる

「こんな部屋にしたいな」という具体的なイメージがあるなら、目指すテイストのカーテンに替えることで手っ取り早くそのイメージに近づけるということも可能。

最近は柄物のカーテンがトレンドなので、北欧風、ストライプやボーダー、幾何学模様、アジアン・エスニックなどと種類も豊富です。

さらに素材の質感にもこだわって、ファッションを楽しむように自分の好みを空間に反映することができるそう。

空間を広く見せたいなら…

空間を広く見せたいなら

ウッディーなカーテンレールと相性のいい植物柄と同系色のボーダー柄の組み合わせ。カーテンが壁や家具のトーンになじみ、空間に広がりが

手持ちのインテリアを際立たせ、空間を広く見せたいなら壁紙になじむカーテンを。

不動の人気を誇る無地でももちろんいいですが、「せっかくならトレンドの柄物を上手に組み合わせるのもいいですね」と窪田さん。

木々や小鳥、葉といった北欧風のナチュラルな柄がここ数年はとても人気だそうです。

一般的に、圧迫感が出やすい暗い色や派手な色は、狭い部屋や暗い部屋には不向き。明るい色のカーテンを選ぶといいそうです。

部屋やシーンで、カーテンはどう選ぶ?

部屋やシーンで、カーテンはどう選ぶ?

また、寝室や書斎、子ども部屋といった“役割を持つ部屋”には、その役割をサポートするカーテン選びを心がけたいもの。

寝室、子ども部屋、和室のカーテン使い

寝室、子ども部屋、和室のカーテン使い

「寝室は落ち着いた色や遮光の機能を持つカーテンを選ぶのもいいですね。暗くなりすぎるようであれば、レースカーテンにデザイン性を求めてみては?最近はきれいなカラーレースのカーテンもたくさん出ています」(窪田さん)

もしくは寝室はまったくのプライベート空間と考えて、好きな色や大胆な柄を選ぶのもいいそうです。

自分の好きなテイストに包まれて眠るのは、確かに至福ですね。

寝室、子ども部屋、和室のカーテン使い

キャラクターなどの大胆な柄やポップな色を楽しめるのは、子ども部屋ならでは。

寝室、子ども部屋、和室のカーテン使い

「腰高の窓には、大胆な色使いや柄物のシェードを取りつけるのもおすすめ。シェードを閉めたときに、まるで一枚の絵を飾ったような演出ができるんですよ」(窪田さん)

布一枚で、こんなにも自在に空間が演出できるものなんですね。

寝室、子ども部屋、和室のカーテン使い

和室と相性がいいのは、ベージュやアイボリーといったベーシックな色。もし色味を入れたいなら、お茶のようなグリーンや畳の縁(へり)の色もいいとのこと。

「色の濃いカーテンがいいなら、えんじやオレンジ、ピンクといった暖色系がおすすめ。和室と北欧系の雰囲気はよく合うので、ナチュラルな柄物もいいですね」(窪田さん)

畳が焼けないように、和室にはUVカット機能があるレースカーテンを選びましょう。

カーテンのスタイルやアクセサリーを意識した選び方

カーテン選びというと、柄や機能ばかりを重視していますが、インテリアとしてカーテンを楽しむなら、スタイルやアクセサリーにもこだわりたいもの。

ドレープの出し方で部屋の雰囲気が変わる

ドレープの出し方で部屋の雰囲気が変わる

不動の人気なのが「ドレープカーテン」です。

重厚感を持たせたいならドレープが豊かな「2倍ヒダ」がおすすめですが、重厚感を抑えめにしたりカーテンの柄を楽しみたいのであれば「1.5倍ヒダ」や「フラット」がいいでしょう。

最近はカーテンの裾を長く垂らした外国風のスタイルも人気です。

ドレープの出し方で部屋の雰囲気が変わる

※写真は「クロスオーバースタイル(ギャザーやフリルに加工を行うスタイル)」

レースカーテンを主役にした「フロントレース」も注目したいカーテンのアレンジ術。

ドレープカーテンの前にレースカーテンを掛けることで、レースの色柄をより楽しむという方法です。

カーテンレールやアクセサリーも種類が豊富

カーテンレールやアクセサリーも種類が豊富

カーテンにつけた「タブ」をカーテンレールに通して吊るスタイルは、カジュアルでかわいらしい表情を楽しむことができます。

カーテンレールやアクセサリーも種類が豊富

また、生地に開けた穴、もしくは取り付けたフープをカーテンレールに通す「ハトメ」も人気のスタイル。

選ぶ生地やカーテンレールの組み合わせによって、スタイリッシュ、モダン、エレガントといったさまざまなテイストの演出が可能に。

カーテンレールやアクセサリーも種類が豊富

カーテンを束ねるための、一般的な帯状のタッセルの代わりに、ロープ状のタッセルなどの小物で窓辺の表情はガラリと変わります。

「オーダー」と「既成」、どっちがいいの?

「オーダー」と「既成」、どっちがいいの?

いざ買い換えようと思ったとき、最後に悩むのが「オーダーカーテン」と「既成カーテン」という2つの選択肢です。

既成カーテンは、オーダーカーテンに比べると値段が手頃で注文から納期までが早いことがメリット。「もし既成カーテンを選ぶなら、サイズが細かく設定されているメーカーを選ぶといい」と窪田さん。

「オーダーカーテンは、サイズや仕様を自分の好みにあわせて作ることができるのが強み。ドレープの出し方も細かく指定することができるほか、選べる素材やデザインも豊富。この自由度の高さは既成カーテンでは叶いませんね」(窪田さん)

「オーダー」と「既成」、どっちがいいの?

『ニトリ』のカーテンのように既成カーテンでもサイズが豊富で細かく選べるメーカーもありますし、既成カーテンの生地を使って1cm単位でサイズを指定できるイージーオーダーも。

窓の大きさや用途によっては既成カーテンでも十分という場合ももちろんあります。

ただ、インテリアの主役になりうるカーテンにとことんこだわるなら、オーダーカーテンという選択は大いに「アリ」と言えそうです。

オーダーカーテンで、部屋にこもりたくなる秋支度を

オーダーカーテンで、部屋にこもりたくなる秋支度を

前述のとおり『ニトリ』のオーダーカーテンは、布製カーテン国内小売売上高ナンバーワンで圧倒的な生産量を誇り、値段の手頃さを実現しています。

その上で、デザインの豊富さ、品質のよさも人気の理由です。最新のトレンドを意識し、カーテンのカタログは半年に一度のペースで刷新しています。

店頭ではもちろん、オンラインショップからのオーダーも可能。約465種類から好みの生地を選び、1cm単位でサイズの指定ができます

さらに、カーテンと同じ生地でクッションカバーもオーダーできるなど、インテリアにこだわりたい人にとってはうれしいことばかり。

オーダーカーテンで、部屋にこもりたくなる秋支度を

ちなみに価格帯の例を挙げると、1.5倍ヒダ(2つ山)で一窓(幅200×200cm)が税別6,667円から。全国送料無料です。

この価格なら、引っ越しのタイミングだけでなく、季節ごとに買い替えたくなるほどお手頃と言えるのではないでしょうか。

2018年9月10日(月)~10月26日(金)の期間、『ニトリ』では「オーダーカーテンキャンペーン」を実施中!「ニトリオリジナルカーテン」が最大15%OFFなど、お得な特典が目白押しのキャンペーンとなっております。

自分らしさあふれる一枚を選んで、部屋におこもりしたくなる秋支度を始めませんか?

※調査期間:2017年1月1日~2017年12月31日 ㈱日本能率協会総合研究所調べ
(百貨店を除く、家具インテリア販売店・ホームセンター等の全国主要企業を対象とした「布製カーテン小売売上高No.1調査(家具インテリア販売店売上上位企業の販売額に基づく)」より)
商品の範囲:生地を問わず、一般家庭のインテリアに用いられる、水平方向に開閉する布製可動式カーテン、および布製固定式カーテン(既成品、オーダー、イージーオーダー品を含む)

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執筆:大森りえ、写真:ニトリ、shutterstock

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