夏になると恋しくなる浴衣と、それに合わせる雪駄。
ですが、どちらも夏の風物詩という印象が強くて、秋が始まるこの時期には棚の奥に仕舞ってしまいがち。
雪駄なら、足元を飾るモダンなアイテムとして、夏以外に履いても良いと思うんだけどな~。
柄やデザインがポップでイイね!
そんな想いで色んなデザインの雪駄を見ていたら、なんともイカしたアイテムを見つけましたよ。
それが、雪駄の製造業が盛んな、奈良県三郷町の『DESIGN SETTA SANGO』。
ポップでカラフルな色使いが目を引くこのアイテムたちなら、ワンピースやジーンズのような洋服にもピッタリ合いそう~!
カフェ×雪駄?
「DESIGN SETTA SANGO」とは、大正7年創業の和装履物製造業の芝惣商店のブランド「侘寂び屋」と、オリジナル雑貨のデザインやイベントの開催を行う地元の人気カフェ「CAFE FUNCHANA」が立ち上げたプロジェクト。
雪駄というアイテムを日常で楽しめるファッションにするために、職人の技とカフェの発信力が、強力なタッグを組んじゃったんです。
雪駄って足が痛くなるイメージですが…
「DESING SEETA」の鼻緒には、日本のテキスタイル作家とのコラボ生地などの、こだわり抜かれた素材が使われています。
「天」と呼ばれる足裏が当る部分は、クッション素材が使われフカフカした履き心地なんだとか。
靴に近い履き心地とありますし、見た目だけでなく、履物としての性能も良さそうなのが嬉しいですね!
ヨーロッパのヴィンテージ生地とな?
そんな魅力的なアイテムたちの中で、私が特に気になっているのが『VINTEGE TEXTILE SERIES』。
なんと鼻緒の生地に、ドイツやスイスといったヨーロッパのヴィンテージ生地を使用しています……!
元はクッションやカーテン、エプロンだった生地で、そのほとんどが50年以上前のデザインなんだとか……。
足元にここまでのこだわりがあると、それに合わせた服選びにも気合が入りそうです!
洋服との相性バッチリだ!
日本の伝統的な履物である雪駄と、魅力的なデザインが合わさった「DESING SEETA SANGO」には、海外からも注目が集まっているようです。
また、インスタグラムのアカウントには、洋服と組み合わせたコーディネートがたくさん紹介されていました。
どれも履きこなしが絶妙で、私も手持ちの洋服との組み合わせを、ついつい考えてしまいます!
素足にサッと履ける「DESIN SETTA SANGO」で、季節など気にせず外へ出かけてみませんか?
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