こだわりの自宅に、友人を招いて、ビールと食事を楽しむ。たわいもない話ばかりだけど、愛しい時間。
たくさんの植物に囲まれた100平米のスペースでゆったり暮らす平井さん夫婦も、定期的に友だちを招いて週末のひと時を楽しんでいるそうです。
こだわりが詰まった居心地のいい部屋とおいしい料理は、いつもみんなに大好評。ぼくらもビール片手に、ふたりの週末を覗かせてもらいました。
普段の大人数パーティとは異なる、ゆるい週末
「普段は多くても10人前後ですが、最高で50人くらい来たこともありますね」
どのくらいの頻度で招くのか龍之進さんに尋ねたところ、頻度とともに返ってきたのは、一回で集まる人数。
シーズンごとに1回、年4回はやっているそうですが、いくら広いとは言え、ここに50人……!
「つい最近も、南インド限定のカレーパーティをやりましたね。そのときは、12、3人かな。カレーも持ち寄りだったけど、普段はこっちで料理をつくるよね?」
という龍之進さんの問いかけに「そうだね。カンタンなものですけどね」と、好美さん。
とは言え、今日の料理もかなり手が込んでいそう。
「そうでもないんですよ。今日は『Hoegaarden(ヒューガルデン)』に合わせて、繊細過ぎず、かつ見た目にも楽しそうな感じの料理にしました」(龍之進さん)
ゆるい週末を彩る料理とこだわりのビール
「メインはホットドッグ。と言っても、ただのホットドッグではなくて、いろんなものをトッピングして、楽しめるようにしています。ヒューガルデンにも入っているコリアンダーもありますよ。
付け合せは、『ベルギーといえばフリッツだ』と同僚のベルギー人に教えてもらったので、フリッツです」(龍之進さん)
ふたりが料理を準備して、参加者は飲みたいものを持ち寄るのが、いつものスタイル。
『ヒューガルデン ホワイト』と、フランボワーズの果汁が加わったフルーツビール『ヒューガルデン ロゼ』は、ベルギーの白ビール。
1445年にベルギーのヒューガルデン村で生まれた歴史あるビールで、修道士が醸造過程でオレンジピールとコリアンダーシードを入れたところ、思いのほかおいしく、今の味わいが誕生したのだとか。
どちらもフルーティさと爽やかな味わいが魅力で、ビールが苦手な人でもスイスイ飲めそうです。
ちなみに、今日のゲストは東さんとその彼女さん。「ヒューガルデン、めっちゃ好き!おいしいんですよね」という東さんは、龍之進さんの仕事仲間の弟なんだとか。
龍之進さんとも実の兄弟のように仲良しで、平井家にもよく遊びにくるそうです。
夫婦で共通する食材へのこだわり
「今日は来てくれて、ありがとう!」
龍之進さんの掛け声で乾杯。宴の始まりです。
『ヒューガルデン』を片手に、思い思いのトッピングでホットドッグをいただきます。
ホットドッグ用に用意したドイツパンは、好美さんの職場近くで購入。
東さんも思わず「お肉おいしい。柔らかい!」と声が出てしまったステーキ肉は、家の近くにある「肉の北島」で買ったもの。
「肉の北島は、水泳の北島康介選手の実家なんですよ。ぼくらはパーティ用に塊肉を買うことも多いので、親父さんにはよくしてもらっています」(龍之進さん)
ふたりが暮らす町家は都心へのアクセスがいい割に物価が安い。商店街も充実していて暮らしやすいのだとか。
じゃあ、みんなが集まるときの食材も「肉の北島」のような地元のお店で買うことの方が多いのかというと、「それが、そうでもないんです」とのこと。
「近所のお店だとほしいときにないという不便さもある」ので、今日も半分近くは好美さんの職場付近や目当てのお店を車で回って買ってきたとか。
こうした食材へのこだわりは、二人に共通する部分です。
いい店で、いい素材を選ぶ習慣。それには理由が
学生時代をアメリカで過ごした龍之進さんは、「日本だと280円と170円の牛乳、どっちもおいしいんです。でも、向こうの牛乳は味が全然違うんです。
同じ値段を払うのなら、やっぱりいいものを買いたいじゃないですか。
大きなスーパーに行けばなんでも買えますけど、専門店で買ったほうが同じ値段でおいしいものが手に入ることもありますよね」と、当時の癖でいいものを選ぶようになったことを教えてくれました。
逆に「家が牧場で、庭で野菜をつくっているようなすごい田舎で育った」という好美さんは、大学も北海道のため無意識のうちに素材のよさを知っていたのかもと、振り返ります。
「ずっと自然のなかで過ごしてきたので、就職して都内に住んで、初めてスーパーに行ったときはびっくりしました。
普通なら捨てるような、鮮度の悪いものが売られていて…。それからは、野菜もちゃんと吟味するようにしています」(好美さん)
また、「素材はわたしで、ソースとかドレッシングは彼が担当。あんまり買わないけど、たまにわたしが買ってくると『ソース、これ買ったの?』みたいなことは言われますね。
お肉も私は塩だけでいいけど、彼はブルーベリソースかけちゃうみたいな。趣味が真逆なんです。
最初は戸惑いましたけど、別々にいいものを知っている分、クオリティの求め方は一緒なのかも。なので、今はいい感じで補いあっているかな」と笑います。
“いいものを選ぶ”こだわりは、食材以外にも
そうしたいいものを選ぶことへのこだわりは当然、インテリアや食器にも反映されています。
「ぼくらは器を買うこと自体が好きなんです。今日使っている陶器はベトナムで買ってきたものが多いですね。
それこそ空のスーツケースで行って、満タンにして帰ってくるような感じ。でも転売目的ではなく、あくまで趣味ですよ(笑)」と、龍之進さん。
飲み物を持ち寄りにするのも、「自分たちで用意するなら、地元のスーパーやコンビニではなくて、品揃えのいい専門店に行ってみたり、輸入食品店に行ってみたりすると思います」
そんな好美さんの言葉からは、ものを選ぶことを大切にしている姿勢が伺えます。
メニューやシーンに合わせてビールを選べば、週末がもっと楽しくなる
「部屋選びは広ければ広い方がいいですね」という龍之進さんですが、この部屋に辿り着くまでに何度かの引っ越しを経ています。
好美さんから「前の家は内装も自由度のない普通のおうちだったから、すごい不満そうだったよね。だって、一年住まなかったんですよ」と言われると、
「住んでみようって言ったのは、ぼくなんです。不満じゃなかったよ。バルコニーも広かったし。
それなりによかったんですけど、街がよくなかったですね。環境は大事だと思います。だから、ここよりいい条件の場所があったら即引っ越しますよ」と、暮らしへのこだわりを教えてくれました。
心地いい暮らしのために部屋を選んだり、インテリアを吟味したりするように、メニューやシーンに合わせてビールを選べば、もっと会話も弾みそう。
なによりも『ヒューガルデン』のようなフルーティなビールなら、なおさら。
こだわりに溢れた空間で過ごす、のんびりした週末にもマッチしそうです。
『Hoegaarden FARMERS GAARDEN』が9月に開催!
6月に開催され、大好評を博した『Hoegaarden FARMERS GAARDEN』が、9月の連休に開催!
『ヒューガルデン』に合う料理を提供する「フードペアリング」や、ワークショップなど、前回に引き続きコンテンツも盛りだくさん。
日程:9月22日(土)、23(日)、24日(祝)
場所:渋谷CAST GARDEN 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-23-21
平井さん宅で週末のおともとなった『ヒューガルデン』をドラフトで飲めるビアガーデンが開催中!
自分の顔写真やオリジナルアートを、ビールの泡にペイントしてくれる話題の「ビアアート」や、こだわり抜かれたベルギー料理をお楽しみあれ。
日程:~8月24日(金)
時間:15:00~21:00
場所:渋谷CAST GARDEN 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-23-21
Sponsored by Anheuser-Busch InBev Japan株式会社
Photographed by Kenya Chiba