収納スペースの少ない都心の住宅では、季節的に役目を終えた衣類、季節家電が住まいの隅っこに追いやられたり、クローゼットで肩身の狭い思いをしています。
とはいえ、思い入れのあるものは捨てられない。もたついたインテリアや収納スペースを見て、「なんとかしなきゃ」とため息をつく人は多いはず。
そんなお悩みの一助になるのが、「外にしまう」というアイデアです。
今回は、都心でひとり暮らしをする女性に『サマリーポケット』を試していただくことに。
『サマリーポケット』とは、大切な持ち物を入れたボックスがひと箱月額250円から預けられ、PCやスマホアプリで管理ができるサービス。
必要なときは、1点からでも取り出せるという便利な収納サービスなのです。
引っ越しを機に整理したものの、インテリアの邪魔をするのは…
お邪魔したのは、東京・渋谷区にある村山佳奈女さんのご自宅。31㎡、1Kの間取りで昨年12月に引っ越したばかり。
そして、この家で初めての夏を迎えます。
「引っ越しに際し、いろんなものを整理しました。まだ使えるものは『誰かいりませんか?』ってインスタにアップして友人に取りに来てもらったり。
すっきりした空間をキープしていたんですけど、やっぱり夏になると、毛布や羽毛布団がインテリアの邪魔になってしまって…」(村山さん)
愛猫が安全に暮らせる部屋づくり
家を片づけたいと思うもうひとつの理由が、6月から一緒に暮らし始めた子猫「テトくん」の存在です。
天井に沿うように造作された本棚も、いずれはテトくんの遊び場にしてあげたいので、本や雑誌の整理も検討中。
4月に生まれたばかりで、まだまだ「いたずら」盛り。
すでに椅子やラグはガリガリと引っかかれた形跡がありますが、テトくんが安全に快適に暮らせる住まいづくりのためにも、できるだけ下にものを置きたくないのだそう。
手間も時間も不要。“部屋の外”への収納
そこで試してもらったのが『サマリーポケット』です。アプリから無料の専用ボックスを取り寄せれば、最短で翌日には到着。
それに荷物を入れ、ヤマト運輸に引き取りに来てもらうだけ。
『サマリーポケット』なら、自分でダンボールを用意する手間も重い荷物を運ぶ負担もかかりません。
実は、村山さんは引っ越しを機に、一度だけ『サマリーポケット』を利用したことがあるのだそう。
「実家がトランクルームを借りているので、私の荷物も置かせてほしいんですけど…空きスペースを見に行って、家に戻って友達に車を借りて、荷物を積んで運んで、また帰ってこなくちゃいけない。手間も時間もかかります。
それに比べて、サマリーポケットはかわいいデザインの箱に詰めてヤマトのお兄さんに持っていってもらうだけ。効率を重視したい人は、使わない手はないと思います」(村山さん)
では、村山さんが実際に預けたいものを箱に詰めていきましょう。
冬物のコートを預けて、クローゼットがすっきり
まずは、冬物のコートから。用意したのはスタンダードプランの「アパレル」(月額300円)のボックスです。
あまりのボリュームに「本当にこれが入るの?」と心配になりましたが……。
お気に入りの厚手コート、大きなファーのついたコート2点、キャンプ用アウターの計4点がきちんと収まりました。
おかげでクローゼットもすっきり!
通気性が生まれるので他の服のためにもいいですし、忙しい朝に「あのシャツ、どこだっけ」と服を探す手間が減るのは助かりますよね。
かさばる羽毛布団や季節家電もひとまとめに
懸案だった羽毛布団を入れるために用意したのがエコノミープランの「ラージ」(月額350円)のボックス。
テトくんが遊べるスペースも、これだけ増えました!
羽毛布団と毛布を入れてすっきりしたと思いきや、箱の隙間を見逃さない村山さん。ヒーターと加湿器を寝具の間に上手に入れることができました。
『サマリーポケット』のサービスは一部預けられないものもありますが、決められた最大重量内(通常20kg、「ラージサイズ」は25kgまで)であれば入れ放題。
荷造り上手な人ほどオトクだと言えます。
スタンダードプランは、倉庫へ到着後に1点1点撮影されてデータが画面に反映され、アプリで管理することが可能になります。
エコノミープランは写真で管理することはできませんが、自分で把握できる大きなものを数点預けるならオトク。
中に入っているものを箱に書いておきましょう。
使わない物を置くために家賃を払うのはもったいない
『サマリーポケット』はオプションサービスもさまざま。急に必要になったものを1点からでも取り出せますし、ハンガーにかけてほしい、クリーニングに出してほしいというワガママにも対応。
さらに、もし「これはいらないな」と思ったら、自分の代わりにヤフオクに出品してくれるという至れり尽くせりのサービスなのです。
これらがすべてスマホアプリから簡単に操作できてしまうなんて……人気の理由がわかります。
初期費用は0円で、かかるのはボックスごとに異なる月額保管料と、全国一律の取り出し送料(800円~980円)だけ。しかも保管を担うのは徹底した環境管理で高級ワインや美術品の管理まで請け負う業界のパイオニア「寺田倉庫」。そこに月額数百円で預かってもらえるなんて安心です。
「今使わないものだけでなく、捨てるかどうか迷うものもいったん預けると、本当に必要なのかが冷静に客観的に判断できると思います。家の心地よさって、QOLに直結しますよね。
すぐ使わないものはサマリーポケットに預けてとにかく気持ちのいい空間を作り、そこからはみ出してしまったもののことはあとから考える。そういう使い方ができると思いますね」(村山さん)
限られた居住空間をフルに活かす暮らしを実現
『サマリーポケット』は、IoT化したクローゼットやトランクルームのよう。
愛猫テトくんのごはんの管理や監視カメラ、家の照明までスマホにつないで「できることは何でもスマホに任せたい」という村山さんにはピッタリのサービスです。
使わない物を置くために家賃を払っているのはもったいない話。
だったら荷物を預けることを考えて、限られた居住空間をフルに活かして好きなインテリアに囲まれ、住まい方にこだわりたい。そんな人の味方になるのが『サマリーポケット』。
すっきりした部屋でテトくんとたわむれる村山さんを見ながら、さっそくボックスを取り寄せたくなりました。
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[サマリーポケット]
(取材・執筆:大森りえ)
Photographed by Yutaro Yamaguchi