雑誌をはじめとするメディアでの露出も多い菊乃さんは、アパレルブランド「PURPLE THINGS」を手がけるデザイナー。
本業のかたわら、大手セレクトショップの企画・デザインに参画するなど、東京のカルチャーシンーンを日々ひた走ります。
活動の幅広さゆえ、彼女の日常がいかに多忙なものかは想像に易いところ……。
この日は、同年代の気の置けない仲間とともに、のんびりと休日を謳歌。
菊乃さんも立ち寄ることの多い渋谷の街では、ビールイベント「Hoegaarden FARMERS GAARDEN」に大勢の人が吸い込まれて行きます。
見慣れた風景に突如現れた、オアシスさながらの空間……。
癒しを求めて、菊乃さんたち3人もイベントに参加してきました!
たったワンコインで、ビールとフードが楽しめる!さらには…
「ビールとフード2品で500円!? しかも、ワークショップのチケットまでついてるなんて……」(亮輔さん)
ビールブランド『Hoegaarden(ヒューガルデン)』主催のこのイベントでは、500円でビールや食事、ワークショップを楽しむことができます。
ほかにも生産農家の厳選された野菜や、クラフト製品の販売など、ちょっと特別な週末を過ごすにはぴったりのコンテンツが勢ぞろい!
ビールを持ちながら、じっくり見て回れる充実のコンテンツ
『ヒューガルデン』が美味しくなるペアリング料理
まずは入り口近くのカウンターでビールを獲得! 前述の通り、ワンコインです。
そして今回『ヒューガルデン』のホワイトビールと一緒に楽しめるのは、フレンチシェフ・鳥羽周作さんが考案した3種のフードペアリング。
「西京みそ大好き!」と、いち早く興味を示したのは料理好きの麻央さん。「セビーチェの、このプチプチしたのってなんだろう?」という亮輔さんのつぶやきにも、「それ、キヌアじゃない?」とすかさず反応。
「どれも馴染みある料理なんだけど、アレンジされてるから新しくて、食べてて楽しい!」(麻央さん)
「ちょっとずつ楽しめるのが、またいいよね」(菊乃さん)
「個人的にはからあげとの相性バツグン!」(亮輔さん)
どれも『ヒューガルデン』のためだけに作られたフードというだけあって、ビールもすすむ、すすむ!
イベント会場に入って早々、ビールとペアリングフードに舌鼓。そのままビールを持って、散策開始!
『大事に食べよう』って思える買い物体験って何だろう…?
今回のイベントで会場の半分ほどを占める、野菜の直売所に興味を示す3人。
日常とは異なる景色、彩りが美しい新鮮な野菜を前に高ぶる気持ちも相まって、会話も弾みます。
「わからないことがあれば作り手の方にその場で質問できる、っていうのは、より購買意欲が高まるよね。
『オーガニック』ってなんとなく言われても、どこまでオーガニックなのかとか、何が入っていてどういう違いがあるのかとかってわかりにくくて。そういうのが、直接お話しすることでクリアにできる。なんか、愛着が湧くというか」(菊乃さん)
「そうそう!愛着湧くよね!」(麻央さん)
「私も洋服を買ったりコーヒーを飲んだりするときには、できるだけ個人経営の店で買うようにしてて。そういうのにも似てるというか。スーパーで買い物するより、そういう方が気持ち的にもいいし、みんなを応援できる」(麻央さん)
「『大事に食べよう』って思えるんだよね」(菊乃さん)
「食材に関する知識も増えるから、『アレ、おいしいよー!』って、実際食べてみたあとの広がりもあると思うな」(亮輔さん)
すべて素材が「瓦」!?古き良きモノを活かした“新しい価値”
続いて、ちょっと馴染みのない雰囲気をまとった商品を扱う店が……。
「icci KAWARA PRODUCTS」は、1400年もの歴史を持つ“瓦(かわら)”を日用品にアレンジして販売するブランド。
店先にはコースターやペン立て、キャニスターなど日常にありふれた品々。そんなアイテムたちが“瓦で作られる”ことによって、大きく印象が変わることに驚き、3人は目が離せません。
なかでもアパレルブランドを通して自身もモノづくりに携わる菊乃さんは、「古き良きモノを使って新しい価値を提示する」という手法に、とりわけ思うところがあるよう。
「古いものでも時代に合わせて変化させることって、すごい大事だと思ってて。
たとえば歴史あるブランドが、時代やひとの流れに合わせて新しい素材や使い道に挑戦するのって、すごい素敵だなと。変えないことも大事だけど、変えることも、ときには大切」(菊乃さん)
亮輔さんも「いまの若い子たちに、こうした提案で興味を持ってもらって、瓦を知ってもらえるといいなって思うよね」と、琴線に触れた様子。
もはや自分ごとさながらに語る姿には、すかさず「いや亮輔が作ってるわけじゃねえから(笑)!」と、ふたりから鋭いツッコミが……。
多肉植物がもらえる…!個性が発揮されるワークショップ体験
ビール、フードとともにチケットがもらえる「ワークショップ」も体験!
3人が選んだのは、「多肉植物の寄せ植え」体験です。
「大きいのと小さいのがいいんじゃない?」と言いつつも、大きい植物をふたつ選んだ菊乃さん。
瓶詰めを終えてみてはじめて「ちょっと欲張り過ぎた(笑)!」と気付いたときには、後の祭りでした……。
一方で「できた!うまくない?」と、ふたつの植物を端に寄せてオリジナリティを出した亮輔さんに、「斬新すぎじゃない?てか、その位置取りおかしいでしょ(笑)」と、麻央さん。
お互いにあーだこーだ言い合いながらも無事に完成させた3人は、満足げな表情に。
秋にも開催!ビール片手に新しい発見を
ふらり立ち寄った「Hoegaarden FARMERS GAARDEN」を、ビールに買い物、ワークショップと余すところなく堪能した3人は、どうやら心も体もリフレッシュできた様子です。
「カップルとか子連れで来ても楽しめそう」(麻央さん)
「大きな公園で開催されるようなイベントって広くて疲れるけど、このくらいだとちょうどいいんだよね」(菊乃さん)
専用のフォトブースで記念写真を撮りつつ、「また、3人で来ようね!」と約束を交わし、会場を後にする3人。
たとえわずかな時間でも、出店やワークショップから新しい発見を得られるのがこのイベントの魅力。それだけに、満足感もひとしおなのでした。
6月9日、10日の2日間で開催されたこのイベントは、2018年の9月22日(土)、23(日)、24日(祝)にも開催予定!
フラッと立ち寄って、生い茂った緑に囲まれ、友人たちとビールを飲みながら過ごす休日。
次回のイベントも、きっと新たな発見が待っていることでしょう。
日程:7月20日(金)~8月24日(火)
時間:15:00~21:00
場所:渋谷CAST GARDEN 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-23-21
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