野菜と雑穀、発酵食がたっぷり。それでいてパパッと手軽に作れる料理が、インスタグラムでも話題になっているモデルのAYUMIさん。11月に出たばかりの新著『ローフード・発酵・雑穀でつくるAYUMIごはん』(主婦と生活社)では、飾らない毎日の食卓とレシピを惜しげなく公開してくれています。

忙しくても無精モノでも、料理が苦手でも、これならできるかも……と思わせてくれる簡単さがAYUMIさんの料理の魅力。毎日の食事づくりに役立つAYUMIごはんを食卓に取り入れるヒントを伺いました。

シンプルでおいしいAYUMIごはんの6つの基本

171218_ayumi_2.jpg料理上手だった母の影響で、自分も料理が好きになったというAYUMIさん。

「台所にいる母と話がしたくて、子どものころから良くお手伝いをしていました。なんでも手作りする人で、焼きたてのパンにはカボチャが入っていたりしました。今の私と一緒で、シンプルなごはんが多かった気がします」(AYUMIさん)

毎日の食事づくりはシンプルがモットーというAYUMIさんが、料理の基本にしているのが次の6つ。

AYUMIごはんの基本

1.ローフードを意識して
2.発酵したものを
3.栄養価の高い雑穀やスーパーフードを取り入れつつ
4.お塩でシンプルに調理
5.おだしをとって
6.白砂糖はできるだけ使わない

「気にしているのはこれだけで、どれも簡単すぎてレシピとは言えないような料理ばかりです。手間がかかると続かないから、いちばん簡単な方法は……と工夫しているうちに、こんな食卓になりました。白砂糖を使わないのも、外で食べるものにたくさん使われていることが多いので、家の料理では控えるようにしているんです」(AYUMIさん)

謙遜するAYUMIさんですが、天ぷらの衣を米粉とマカパウダーで作ったり、野菜シチューに雑穀をプラスしたりと、キレイと健康に効果的なレシピがずらり。今すぐ試したくなるアイディアの豊富さに驚かされます。

手作り「醤油麹」で食事づくりがラクになる!

そんなAYUMIさんのキッチンで、大活躍しているのが手作りの発酵調味料。なかでも「醤油麹」は、これだけで味付けすることが増えたという主力選手です。

手作り醤油麹の作り方

171215_ayumi_kouji.jpg<材料>(作りやすい分量)
米麹 300g
醤油 2と1/2カップ

<作り方>1.米麹を手でほぐす。
2.清潔な密閉容器に1を入れ、ひたひたになるくらい醤油を入れ、よく混ぜ合わせる(醤油が足りないようなら足す<分量外>)。
3.ときどき混ぜながら、常温で約2週間おく。
※夏は約10日、冬は約2週間で完成。

『ローフード・発酵・雑穀でつくるAYUMIごはん』P. 26より

「腸内環境を整えるためにも、生きて発酵が続いている状態のものを食べたくて、味噌や醤油麹は手作りしています。定番のおかずも、醤油麹を使うとうま味が深まります」(AYUMIさん)

「醤油麹」をオリーブオイルと混ぜてソースにすれば、白身魚のカルパッチョも極上の味わいに。ほうれん草の和え物やきんぴらも、砂糖は使わず「醤油麹」だけで。麹の自然な甘味があるので、砂糖を使わなくても美味しくいただけるそうです。

調味は醤油麹だけ「にんじんとごぼうのきんぴら風」

171215_ayumi_kinpira.jpg<材料>(作りやすい分量)
ごぼう、にんじん 各1本(170g)
菜種油 大さじ2
醤油麹 大さじ1と1/2

<作り方>1.ごぼうとにんじんは斜め薄切りにする。
2.フライパンに油を熱し、1を入れ、炒める。
3.ごぼうに火が通ったら、醤油麹を加えて混ぜ合わせる。

『ローフード・発酵・雑穀でつくるAYUMIごはん』P. 34より

家族で「健康ごはん」を楽しむ秘訣

AYUMIさん(@ayumiayunco)がシェアした投稿 – 2017 12月 1 2:38午前 PST

家族には「ママらしいごはんだよね」とよく言われる、というAYUMIさん。発酵食や雑穀を普段の料理に取り入れるには、子どもや夫を納得させるテクニックも必要です。

「子どもに『お弁当に雑穀米はちょっと……』と言われたので、お弁当に入れるごはんには目立つ雑穀は使わず、アマランサスのような粒の小さな雑穀を白米に混ぜ込んだごはんにしています。でも、親子丼とかカレーとか、上になにか乗せる料理のときはたっぷり入れちゃう。甘酒もそれだけでは食べないので、大好きなフルーツを和えるとか、家族も喜んでくれるように工夫はしていますね。

AYUMIさん(@ayumiayunco)がシェアした投稿 – 2017 11月 17 11:17午後 PST

夫と娘は、年末のすき焼きのときだけ、ここぞとばかりにお砂糖を使うんですよ。私と息子は大根おろしでサッパリなのに、夫と娘は砂糖と生卵で。そういうときは強制せずに、バランスをみてやっています(笑)」(AYUMIさん)

無理せず、よいと思うことを自然に取り入れているAYUMIさんのおうちごはん。肩肘を張らない優しい料理に、ホッとできる食卓のヒントを見つけた気がしました。

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写真/伊藤晴世 ヘアメイク/吉岡美幸
料理写真提供:主婦と生活社『ローフード・発酵・雑穀でつくるAYUMIごはん』より 撮影/安彦幸枝

171215_ayumi_prof.jpgお話伺った方:AYUMIさんファッションモデル。ローフードマイスター1級、スーパーフードマイスター、雑穀スーパーフードマイスター、オーガニックアドバイザー、温泉ソムリエ。結婚を機にナチュラルなライフスタイルに目覚め、ローフード等の資格を取得。現在は『LEE』(集英社)、『ESSE』(扶桑社)など多数のファッション誌、広告、テレビなどで活躍中。最新著書は『ローフード・発酵・雑穀でつくるAYUMIごはん』(主婦と生活社)。

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