夕暮れ時や青い空、遠くに見える山々。自然の景色を見ていると、思わず写真に撮りたくなる時がある。似たような景色はあっても全く同じ景色は二度と見られないだろう。

MOUNTAIN COLLECTOR

デザイナーの鈴木優香氏が手がける「MOUNTAIN COLLECTOR」は、山で見た景色をハンカチに仕立ててゆくプロジェクト。アウトドアメーカーに就職したのがきっかけで本格的に山に登るようになり、いつしかフィルムの一眼レフを持って登山を始めた。

最初は登ることに必死で撮影する余裕はなかったが、「同じ景色は二度と見られないかもしれない」と思い景色を写真に収めるようになった。

MOUNTAIN COLLECTOR

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撮影していくうちに、山の景色を手に取れる「モノ」にしたいという気持ちが大きくなり、学生時代から制作の材料として使っていた布に落とし込むことにした。できるだけシンプルで無駄な機能がない布、行き着いた先がハンカチだった。

MOUNTAIN COLLECTOR

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ハンカチのサイズは50×50センチで、綿100パーセント、50種類のラインナップだ。パッケージには品番の他に、山の名前と登った日付が記載されており、その情報を元にブログ内で検索すると山行記録を見ることができる。チャック付きのパッケージは山の小物入れとしても使用でき、山好きの方にプレゼントすると喜ばれそうだ。

MOUNTAIN COLLECTOR

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登る途中は苦しく来たことを後悔するが、頂上に立つと自分の足で登らなければ見られなかった景色に出会える。同じ場所に登っても少しの時間の差で見える景色も変わり、岩や植物、空や雲、山そのものの造形の美しさが登山の魅力だと鈴木氏は言う。

光に透ける薄手の生地のハンカチには、透き通った山の空気感ととらえどころのない山への思いが込められている。

このハンカチが拭くものは別れの涙ではなく、まだ見ぬ景色との出会いに感動する涙かもしれない。

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