人気連載「みんなの部屋」vol.83。部屋づくりのアイディア、お気に入りの家具やアイテムなどの紹介を通して、リアルでさまざまな「暮らしの在り方」にフォーカスする。

暮らしたい街・全米No.1のオレゴン州ポートランド。緑が多く、美食の街として有名であり、日本でもポートランドからやってきたプロダクトやショップが人気を博している。

クリエイティブに特化した広告代理店であるクリエイティブエージェンシーで働く鎌田慎也さんは、現在Wieden+Kennedyに勤務しており、同社で日本人として初めてNIKEのアカウントを担当している。NIKE発祥の地・ポートランドでは約3年間生活をしていて、この夏から仕事の関係で東京に戻るそうだ。

そんな鎌田さんの3年間のポートランド生活がつまった部屋は、NIKEの広告のように洗練された、こだわりあふれる空間だ。

名前:鎌田慎也さん
職業:クリエイティブエージェンシー・Wieden+Kennedy
場所:アメリカ Downtown Portland
面積:約46.5平米 (スタジオ)
家賃:非公開
築年数:12年

お気に入りの場所

スタジオルームに付いている暖炉

スタジオルームに付いている暖炉

日本ではまず見られないであろう、スタジオルームに付いている暖炉。ボタン1つで簡単に火をつけることができるし、自然ならではのやわらかい光とあたたかみが楽しめる。

最初に部屋の特徴を尋ねたときも、鎌田さんは「暖炉」と即答。暖炉はこの部屋の欠かせない個性となっている。

配管のように天井を巡る照明

配管のように天井を巡るおしゃれな照明

コンクリート打ちっぱなしの天井に、バランスよく設置されている照明。シンプルでありながらも、迷路のような配管は見ていておもしろい。また、シーリングファンも設置されていて、天井全体がクールな雰囲気。

この部屋に決めた理由

ポートランドのおしゃれなリビング

仕事の転勤で、2014年にポートランドに引っ越してきた鎌田さん。

「会社から近くて、歩いて通える距離にあるのが決め手でした。あと、マンションの目の前にスーパーがあるのと、クローゼットが大きいのもよかったですね」

残念なところ

長場雄さんイラストのカレンダー

「特に不満はないんですけど、マンションのコンシェルジュがいないのが残念ですね。あとはアメリカだからしょうがないですけど、日本みたいにバスとシャワーが別々だったらいいんですが……」

お気に入りのアイテム

日常を豊かにする音楽+フレグランス

B&O PLAYのスピーカー・Beoplay A1、Aesopのフレグランス・Tacit、そしてBOSEのヘッドフォン・QuietComfort 35

仕事の環境や、日々の暮らしを豊かにするアイテムに強いこだわりを持っている鎌田さんが挙げてくれたお気に入りのアイテム3点は、B&O PLAYのスピーカー・Beoplay A1、Aesopのフレグランス・Tacit、そしてBOSEのヘッドフォン・QuietComfort 35

「なくても困らないけど、あったほうがいいモノを持つようにしています」

自身が製作した広告を入れたフレーム

NIKEのかっこいい広告

玄関スペースに置かれている自転車とフレーム。これまでに鎌田さんが製作に携わったほぼすべてのプロジェクトはフレームにして取っているそうで、特に思い入れの深い広告がここに飾られている。フレームは物理的に部屋に飾りきれないため、そのほとんどを地下の倉庫に保管しているとのこと。

靴コレクション

NIKEの靴コレクション

靴が好きだという鎌田さん。ケースをそのまま保管して、積み重ねているのが印象的だ。NIKEに携わる仕事をしているだけあり、やはりNIKEのスニーカーが多い。ラベルにあるモデル名を見れば、中のスニーカーがすぐに分かるという。

暮らしのアイディア

どこか統一性のあるものを、“洋服を選ぶ感覚”で買う

どこか統一性のあるものを、“洋服を選ぶ感覚”で買う
洗練されたベッドルーム

全体に統一感がある鎌田さんの部屋。

「自分の好きなものを買いますけど、統一性のあるものを買うようには意識しています。例えば、僕の持っている家具は大体全部ウッドベースです」

ウッド調のキッチン

また、鎌田さんは”洋服を選ぶ感覚”で家に置くものを決めるのだそう。驚くことに部屋にはゴミ箱がなく、理由は気に入ったものが見つからないからとのこと。

確かに、洋服を選ぶ感覚で買うものを決めれば、ほとんど好きなものしか部屋に残らない気がする。

これからの暮らし

おしゃれで洗練された部屋

鎌田さんはポートランドでの生活を3年間満喫し、日本から観光や視察でポートランドを訪れる方がiPhoneやKindleで読める電子書籍シティガイド「REAL PORTLAND CITY GUIDE 2017」まで出版した。

これからは東京に戻るとのことで、今後どんな部屋に住みたいか聞いてみた。

「やっぱりこの部屋の暖炉みたいに、小さな個性がある部屋に住みたいですね。バルコニーが大きいとか、窓がすごく大きいとか、メゾネットであるとか、愛着の湧くような部屋を見つけられたらいいなと思っています。でもせっかく日本に住むから、トイレはウォシュレットがいいな(笑)」

また、東京では通勤時に電車か自転車で多少なりとも移動したいから、会社と近すぎる場所には住みたくないのだそう。ポートランド暮らしを経た鎌田さんの東京の暮らし、一体どうなるのか今からちょっと楽しみだ。

Photographed by Sunny

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